CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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渾名で呼んで大丈夫?

2016年10月10日 | ジャズ
好き嫌いは別にして、人生において渾名と言う別名を一度や二度と持たされたことは誰しも経験があるのではないかと。

かっこいい響きの渾名なら、まあ良いかってなるのだが、そうでない場合はやっぱりもしそう呼ばれるとうっとうしい気分になる。

かく言う私も、自身にとって不本意な渾名が有ったわけで、これが小学校の高学年になって、名付け人不詳でクラス内で認識された。

小学校を卒業すると、児童のほとんどがこれまた近所の中学校に進学するので、狭い地域での子供同士の付き合いが消滅する高校進学まで、そのうっとうしさは解消されない。

高校に入学したとき、その渾名によって呼ばれなくなったとき、大げさかもしれないが新しく生まれ変わったような気もした。

子供のときは、言葉の適切性を判断する力が無く、不適切な渾名を直感的につけてしまい物議をかもしてしまうことがある。

しかし歳をとると、さすがにそれはまずいとなり、渾名といっても大半が姓名をもじった無難なものになるのではないかと。

例えば、山田幸一なる人がいれば、親しみ系の山ちゃん、省略系の山幸、脱力系のヤ~マダ~なんてことになる。

しかし、この手の特に問題とは渾名であっても、その使用はやはり仲間内だけが推奨される。あまり面識の無い人や年下の連中に呼び捨て感覚で使われるとやっぱりカチンと来ることもある。

ところでこのお方の場合、どう思っているのかな?

ナベサダこと渡辺貞夫氏。

いわずと知れた、日本のトップ・ジャズ・ミュージシャン。

この人のおかげで、それまでのジャズがある特定の尖った連中だけが聴く音楽と言うイメージを覆した。

日本人離れしたラテンやアフロのリズムを取り入れることによって、眉間に三本のしわを入れスピーカーの前に正座してて聴くだけのものじゃなく、リラックスして楽しく聴くことを教えてくれた。

1974年、THE WHOがコンピ・アルバム、 ODDS & SODSで LONG LIVE ROCK(不死身のハード・ロック)を歌ったものの、

ハード・ロックもプログレもネタ切れか、一時の勢いをなくした。

その後登場したパンクの連中に“ロックは死んだ”と言われた70年代後半、ジョージ・ベンソン、スパイロ・ジャイラ、ジョー・サンプル、ハービー・ハンコック、チック・コリア、などなどフュージョン系アーティストにすぐに飛びついた。

渡辺貞夫は60年代から継続的に活躍し人気を得て来たが、70年代後半頃、折からのフュージョン・ブームの到来もあって、当時行き場を失ったロック系リスナーを取り込んだ。

その火付け役が1978年のロサンジェルス録音のCALIFIORNIA SHOWER

や1979年のニューヨーク録音のMORNING ISLANDあたりではないかと。


ロスではリー・リトナー、ハービー・メーソンなど、そしてニューヨークではスティーブ・ガットにエリック・ゲイルらそれぞれ腕利き大物ミュージシャンが録音に参加。そしてそれらを取りまとめたアレンジャー兼キーボードのデーブ・グルーシンの活躍も見逃せない。

両アルバムは日本でヒット。そして今でも現役で活躍中の大御所、渡辺貞夫。

もちろん、ファンあってのプロ・ミュージシャン。

しかし見知らぬ人に、“オーイ、ナベサダ!”って言われたら我々と同じで、やっぱり気分害しちゃうかもしれないね。

ちなみに、氏名の中抜きでのナベサダ系渾名には、世界のナベアツ(かなり古い)そして某大新聞社主のナベツネなどがある。
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