CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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ペパー軍曹曰く、お主反省が足りぬ! その3

2017年06月02日 | BEATLES-BADFINGER関連
本日、予期せずペパー軍曹の新ステレオ・ミックスを聴く機会があった。

第一印象としては、最新のデジタル技術を使い丁寧にリミックスされているので聴き易くなったとは思うし、なるほど!って言う箇所もあるにはあったが、何処かの通販のサイトに載っているレビューのように“新しいミックスが聴けて、生きててよかった~!”とはならずに、ちょっと拍子抜け。

お主ちょっと修行が足りぬ!と言われれば、私のようなライトなビー・ファンとしては、まあ肯くしかないのであるが。

デビューから数年間は、ビートルズのメンバーにとってレコーディングはモノ・ミックスが主となり、ステレオ・ミックスは二の次って感じで、その作業はスタッフに一任していたような話を何らかの本で読んだような記憶がある。

まあ、ビートルズのメンバーに直接確認をしたわけでもないのであまりいい加減なことはいえないのだが。

ところで、日本で家電メーカーがステレオ・セットをマーケットに投入し始めたのは1950年代末頃だそうで、例の4本足が付いたセットは、一台約7-8万円程度の価格が付いていたそうな。

当時の新卒の初任給が1万円以下の時代だったので、一般家庭はテレビや白物家電なんかには、お金を使うがステレオ・セットとなるとまだまだ足も出ないしろものだったようで。

我が家では、60年代レコードを聴くとなるとやっぱりポータブルの電蓄にお世話になった。

と言っても、当時は歌謡曲のシングル盤以外に朝日ソノラマとか雑誌の付録についていたマンガや怪獣物の物語が収録されたソノ・シートを聴くぐらいだったが。

たぶん海外でも同じ様な状況で、60年代の中盤辺りまでは、レコードは電蓄再生のモノ・サウンドが一般的だったと思う。

1987年にジョージ・マーチンがビートルズのカタログをデジタル化した際、初期の4作はすべてモノ、そしてそれ以降の作品はステレオ・ミックスでの制作だった。

但しHELPとRUBBER SOULのステレオ・ミックスがどうも気に入らなかったのか、リミックスが行われたとなっている。

すなわち、ジョージ・マーチンとしてはREVOLVER以降のアルバムのステレオ・ミックスに関しては、オリジナルの記録として60年代当時のミックスを残しておくべきだと考え、特にオリジナル音源の改変をする必要性を感じていなかったと推測するのだが?

その昔、バンドの意向を無視してプロデューサーもしくはレコード会社が主導してアルバムを制作したようなケースがあり、数十年後にバンド・メンバーが音源をリミックスし、さらに曲順やアルバムのアート・ワークなんかも一新し再発されることがたまに見受けられる。

しかし、ビートルズの場合は、ポールがLET IT BEのアルバムでフィル・スペクターのリミックスに不満を抱いた件以外は、バンド・メンバーは他のアルバムのステレオ・ミックスに関してそれ程不満はもっていなかったと思っているのだが。

つまり、今回のペパー軍曹50周年記念盤の企画は、当時のモノ・ミックスをステレオ・ミックス置き換えるというレコード会社主導の50周年記念ありきの傍系の仕事ではないかと…

じゃあ、何で中身もよく聴かずに高いやつ買っちゃったの?と問われると返す言葉も無い。

中高生だった頃は、毎月購入候補の数十枚の新譜や旧譜の中から、たった一枚をあれこれ思考して買ったわけだから、レコードに始めて針を下ろすときどんな音だろうか?とワクワク感があったけど...

今やビー関連の新譜の情報が出ると、指がかってに、マウスに吸い付きポチッ。

クレジット・カードでネットやショップで購入すると、財布の中の現金は減らないのでつい安心して買っちゃう。

そして1ヵ月後に届くカードの明細を見て、落ち込むことになる。

本当反省のA Day In The Lifeなり。

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