CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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あなたは何処の国製?

2017年06月14日 | BRITISH ROCK
先日、イギリスの保守党がEU離脱交渉の足固めをするため選挙に打って出たが、彼らが期待したのと異なる与党の過半数割れの結果となり、EU離脱交渉がスムーズに行くのかどうか不透明となった。

EUと言えば、域内で生産された商品の原産地国名の表記の義務化は例外を除いて特になされていない。

そのためかって旧東欧諸国圏内で生産された商品にはMade in EUと記載されているのをよく見る。

私の仕事上の経験でも、昔Made in Hungaryと記載された商品が、工場の所在地は変わらないのにいつの間にかMade in EUに変わっていた。

そうなると、ドイツやフランスなど旧西欧圏の諸国などは、品質に自信を持って自国で生産されたこだわりの商品がMade in EUと言う呼称で一括されてしまうと、ちょっと不満が出てくる。

一線を画するため、特にMade in GermanyやMade in Franceとわざわざ商品に表記するケースを見受ける。

日本でも、最近ほとんどの日用雑貨が中国で生産されているので、たまに日本製の表記を見つけると、個人的には値段が少し高くてもそっちを買っちゃうからね。

また海外での飛行場の入国審査なんかも、日本のパスポートを持っていると、比較的短時間で通過できることが多い。

やっぱり何処の国出身というのは、海外に出てみると結構重要なことだとわかる。

と言うわけで、それに関する歌を紹介。

エルトン・ジョンの1995年に通算25枚目のスタジオ・アルバム、Made in Englandからカットされた自叙伝的な表題曲である。

ビートルズの、AHDNの有名なイントロのジャ-ンで始まる軽快な曲、自己流で翻訳してみると。

I was made in England
俺はイングランドで生まれた
Out of Cadillac muscle
キャデラックのような臥体はなかったけどね
I had a quit-me father
俺を捨てた父親
I had a love-me mother
俺を溺愛した母親
I had Little Richard
リトル・リチャードが好きだった
And that black piano
それに黒いピアノ
Oh that sweet Georgian Peach
甘いジョージア産のピーチもね(ジョージア産のピーチは有名)
And the boy from Tupelo
それからテュペロからやって来たあいつ(多分エルビスのこと?)
Wow oh oh oh I was made in England
俺はイングランドで生まれた
Wow oh oh oh I was made in England

と自己の生い立ちを語り、子供のときからアメリカ南部のロックン・ロールに入れ込んでいた。

2番の歌詞では、ロックン・ロールが三度の飯より好きだったてなことを言っている。

そして3番と4番の歌詞では、40年間色々中傷を受け苦しんできたこと、だが今ではゲイに関して偏見を持ちあざ笑うような英国人は、少なくなってきた。そのことをもっと理解して欲しいと言っている。

そして、I was made in Englandの繰り返しで締めくくっている。

高額の税率で、昔から多くのミュージシャンがイギリスからアメリカなどに移住する中、エルトンはそこに留まり、イギリス人として自身のアデンティティーを世界に向けて歌い上げる。

なるほどこんな歌だったのか、原産地国名の表記に関する話じゃなかったのね。

歌詞を訳して初めてわかる。
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