CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ジャケットを楽しむ、その2

2017年01月25日 | 考察シリーズ
1978年のブラック・サバス8枚目のアルバム、NEVER SAY DIE!

ボーカルのオジーをアル中のためその前年解雇し、代わりのボーカリストを起用 したものの、今ひとつしっくりこなくて、オジーの再登板となった。

チャート的には全英12位、全米69位と振るわなかったし、楽曲も少しブラック・サバスとはイメージは異なったので、あまり評判のよくないアルバムとなった。

しかし、今聴くと、無茶苦茶批判されるほど悪くはない、個人的には結構いけてる ハードロック・アルバムだと思う。

ところで、このヒプノシスのデザインのジャケット、なんだか不気味で、鼻の頭に電線がコネクター接続されていて、鼻の両サイドに3本ずつチューブが繋がっている風貌で、戦闘パイロットというよりは、何か昆虫人間のエイリアンを想像してしまう。

そしてそのバック・グラウンドには、飛行機が写っている。

ジャケットの裏表を見ると、航空ファンであれば多分すぐに反応するのではないか。

ジャケット表のアメリカ空軍のマークとジャケット裏の飛行機のキャノピー(風防ガラス)の形状から、この飛行機はNORTH AMERICAN T-6、通称 TEXAN であるとすぐにわかる。


TEXANは1939年にプロト・タイプが完成し、第二次世界大戦や戦後各国で戦闘もしくは訓練用に使用された複座の単発機である。


ピストン・タイプの空冷エンジンに装着された丸みを帯びたエンジン・カウルは、零戦とよく似ていたので、戦後の戦争映画に登場した零戦は、大概TEXANがその役を果たした。

その昔、日米合作で製作された映画、トラ、トラ、トラ!に登場した零戦は、TEXANをアメリカで単座に改良したものを使用した。

トラ、トラ、トラ!の映画のパンフ、よくこんなものが家に残っていたものだと感心する。


下から、テキサンを改造した99式艦上爆撃機、テキサンを改造した零戦、そして黄色のテキサン。

ヒプノシスは、このデザイン以外に、アルバム・タイトルからインスピレーションが浮かんだのか、手術前の医師団のデザインも作成した。

ブラック・サバスは、最終的にこのパイロット・デザインを選択し、医師団のデザインは、レインボーの1981年のアルバムDIFFICULT TO CUREに使用された。


それからもう一つ不思議なことがあり、NEVER SAY DIE!の表のジャケットに何かゴーストのようなものがうっすらと写っているのである。

この写真ではよくわからない。確認するには米盤LPのジャケが必要。

しかしながら、じっくりLPのジャケットを眺めていても、輪郭がはっきりせず、何を意味するのであろうかよくわからない。

ちなみに、手持ちのCDのジャケットにはそれは写り込んでいない。誰か詳しい方いらっしゃれば、是非教えていただきたものだ。

それはともかく、レコードを聴かずとも、一杯やりながらジャケットだけでも結構楽しめるものだ。
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