『ロバみみ』

言いたい!でも言えない…。ならば、穴を掘ってでも叫びたい! そんな想いから綴り始めた独り言のようなブログです。 

・『関ヶ原』公開記念舞台挨拶

2017年09月06日 | ・ロバみみシネマ
どうやら「鬼ヒット」らしい「関ヶ原」。
周りでも、観たいという意見をよく聞きます。

そんじゃあ私も、と、いうわけでチケットが当たったので行ってきました。

上映時間は2時間半。

最近の映画にしたら長いですね。

合戦前の三成と家康の駆け引きからが描かれています。

やっぱりね、ちょっと予習して行けばよかったなと思いました。

大河ドラマみたいに毎週見てたら、誰が誰だかわかるんですけど、

あら? この俳優さんは、何役だっけ?
んでもって、三成派? 徳川派?

みたいな迷子状態に何度も陥るという……(汗)

しみじみ思いました。

登場人物が多い時代劇において、俳優は顔が命だと。

じゃないと、認識するのが難しい。

セリフも早口で、耳慣れない単語もたくさんあるから、

「おお、今、よく噛まずに言えたな」

とか、素に戻って感心してしまったり(汗)

毛利輝元の名前が出た時も、

「あー、剛くん、大河で輝元やってたよなー。
 作品は違うけど、同じ時代の武将を同じグループのメンバーがやってるって
 なんか感慨深いわー」

とか、想いを馳せてしまったり……。

おい、集中しろやって感じでてすが(汗)

だから、もう一回観たい、という意見が多いのもうなずける。

あらかたの筋を入れた上で、細かく観たい映画です。

そして、平さんが素敵でした。個人的に。
どんどんいい役者さんになっている気がしました。

ほんまでっかで、平さん、岡田くんの話題ばっかりなのに、
人がいいんだろうなぁ、なんか、穏やかでいい人そうだなぁ……って、
その時も思ったんですよね。

合戦シーンは圧巻でした。

ただ、

「私がここにいたら、絶対、間違えて味方殺してる」

って思いました。

似たような甲冑だし、入り乱れて、もう、どちらが西軍でどちらが東軍やら……。

この戦国の世の不条理さと儚さにロマンがあるのかと思いますが、
やっぱり平和が一番です。

三成の自慢のデコの傷、手当してあげたかった……。

舞台挨拶は、監督と岡田くんと東出くん。

東出くん、岡田くんのかっこうのえじき(笑)

でも、岡田くんのムチャブリに「えーっ!」って、ピュアに困ってる姿を見たら、
誰でもいじりたくなるわな(笑)

目は笑ってなくて口元だけ笑う東出スマイルをやらされてましたよ(笑)

だいだいにして、ライブのMCはなんとか覚えていられるんですが、
舞台挨拶は結構忘れがち。

何言ってたかな。

途中から三成の末裔という方が参加されたんですが、
受け継がれているのは「三成腹」と呼んでいる、
過敏性腸症群らしく、お腹が弱いらしいです。

で、岡田三成は

「誰も気づいてないと思うんですけど、川で顔洗いながらとか、
 お腹痛いって自分の中ではやってたんですよ。
 俺、この状況に耐えられないって(笑)
 島津とのシーンで目をつぶっている時は、お腹痛いんだけどなーって
 思ってました(笑)」

とのこと。

あと、好きな三成エピソードは、三条河原に行く途中に
水をくれと言った時に、柿ならあると言われて
柿は体に悪いからいらないといった話だそうです。

監督は朝鮮出兵に出た兵士を引き揚げさせるのに、
大量の船を手配したことと言ってしました。
(お金がかかるから撮れなかったらしいですが)

三成の生きることへの執着心や命を大切にする人柄がわかると。

末裔の方も、生きることをあきらめないで欲しいとおっしゃっていましたね。

そして、最後のフォトセッションは、
何故か岡田くんだけが遅れて合流しての撮影。

監督と東出くんと末裔さんだけで写真?
主役不在で?

も、もしや、一人、兜でもかぶって再登場するんじゃ……

という、私の淡い期待をバッサリと裏切って、フツーに出て来ましたけどね(笑)

監督はアメリカのアカデミーに持って行きたいとおっしゃっていましたが、
実現するといいですね。

世界のオカダになる日も近いのだろうか……?

ま、私たちファンとメンバーにとっては、
どんなにすごくなろうとも、オカダの三文字に尽きるわけですが(笑)

羽ばたけ、V6の末っ子くんよ!

楽しみにしております。