カウチ☆シネマ

心の隙間は自分でしか埋められないというけれどたまには映画に頼ってもいいじゃない

Remember Me リメンバーミー(2010)

2012-05-27 17:58:34 | アメリカ映画


トワイライトシリーズのロバート・パティソン君ですね。
個人的にはバンパイア役よりずっとキュートと思うわ。
彼イギリス人なのに、アメリカ映画ばかりでてるのねぇ。。
でもセンシティブな役がとてもよくあってる。
イギリス映画にでてるのもみてみたいものです。


私ね、無知というかまぬけなもんで、2回見たくらいじゃこの映画の
意味がわかんなかったのね。2001.9.11って日付がスクリプトとして
出てくるんだけども、ピンとこなかったの。
何回か見直して、あーーー、そういうことかぁって。。。
それでいろんなことがつながって、なるほどぉって、、、



ここで突然私事なんだけれど、去年の3.11は東京の30階のオフィス
にいたのよ。人生で初めての長くて激しい揺れ。。。
被災地に比べたら結果としては命にかかわる様な事にはならなかっ
たけれど、机の下に避難しながら、本当にどうなってしまうのだろ
うと真剣に思ったわ。で、胸に手をあてて、「この瞬間一番大事な
ものはなんだろう?って自分に問うた時に、浮かんできたビジョン
は両親の顔だったの。えーーっ!?って感じだった。



正直私は親が嫌いでね、まぁ、そんな人はたくさんいるのかもしれ
ないけど、とにかく故郷を離れたかった。なんだかんだ辻褄をあわ
せるっていうか強引にでていって、故郷を離れて暮らしてるほうが
長くなってた。それに、長く離れてても親のことを疎ましく思って
たし普段は親の事なんて考えたくないっていうか、考えないように
してた。だから、あの瞬間、親の顔が浮かんだことが意外っていう
か、自分でも驚いたし、ちょっと口惜しい気さえしてたのよ。

それから半年後、なんと私は実家に帰ったの。ってちょっと帰省し
たんじゃないのよ、故郷で暮らしてるの。なんかいまだに実感わか
ないし、これで良かったのかどうかもわからないけれど、あのとき
のビジョンに従ったみたのよね〜。



なんでいきなりそんなこと話すのかって??
実はこの映画もね「その瞬間」について描いた映画なのよね。
自分のこのありふれた、なんとなくやり過ごしているこの毎日は、
実は与えられているものだ ってハッとさせられるわ。
生かされている貴方はどのように生きるの????
っていうメッセージが強く伝わってくるのよ。

ちーっともストーリーわかんないと思うけど、この映画ストーリー
の説明なんてみないで見たほうがいいと思うわよ。

難しいことは出来ないけれど、毎日を丁寧に生きようと思わせてくれ
る映画だったわ。相手役のエミリー・デ・レイヴィンもかわいいから
よーくみてみてね〜

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Broken English ブロークン・イングリッシュ(2007)

2012-04-07 23:21:22 | アメリカ映画

パッケージからしてロマンチックなラブストーリーかと思いきや
いきなりなんだか憂鬱な音楽からはじまって、あれっ?って思わ
されます。たぶん、普通のラブストーリーじゃないよってわかって
もらうことを意図してるのよね。

ラブストーリーはラブストーリーなの。
でも、ヒロインの情緒不安定さを表現するために、それなりな時間を
費やしてるんですよ。それが、現代女性なら誰でも共感できる不安定
さっていうかね、結構あたたた、みたいな。
映画の中でヒロインがパニックになって「不安症の発作なのよ」って
言うところあるんだけど、時々実際お見かけしませんか?
ちょっと、あなた田舎にでも行っていい空気でも吸って休んだ方が
いいよっ  て感じの方。実は私もオーストラリア人に言われたこと
あるわ「You need fresh air」って。笑
そういう身近なちょっと神経質で素敵な都会の女性がヒロインよ。
そこにポーンってお相手のパッショネイトな感じのフランス人男性が
登場して、ヒロインのことも、このストーリー自体もグイグイ引っ張
ってくの。



ヒロインはホテルのゲストリレーションを担当しているノラという
女性(パーカー・ポージー)。いまいち自分に自信がもてなくて現在
恋人なし。神経質なのに仕事中心の日々で、若干倒錯気味。

顧客で、いかにもって感じの俳優と酔った勢いで一夜を共にしたりし
て失敗とうつろな日々が続いてる。で、もう誰とも付き合わないって
決めるのよ。

ところがある日、同僚の主催のパーティに嫌々参加したところ
フランス人男性ジュリアン(メルヴィル・プポー)に出会って強烈にアプ
ローチされるのよ。でも、閉ざした心ってそんなすぐ開くものじゃない
じゃない? 閉ざした状態のまま、でもすごく彼に魅力を感じながらほんの
2,3日だけ一緒に過ごすのよ。で、彼が帰る日がやってきてノラに電話
番号をおいてフランスに帰るのだけど。。。。



私もねー、結構OL生活憂鬱だったわー。自分に自信もなくて
恋愛に積極的になれなかったけれど、好きな人ってボケっと
してると突然現れるものよ。この映画みたいに。。
そのときにいかにオープンになれるか、、が問題なんだけれど
ノラがどうするかっていうのは是非映画をみてね。
それにしても、会ったばかりの人に「君は理想のひとだ」
っていわれても、やっぱ引いちゃうよねー。でも、今度もし
魅力的な人にそんなこといわれることがあったら、どうせ
先にそんなこともないだろうから、受けて立ってみたいわ。
うふっ。


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藍色夏恋 (藍色大門 2003)

2012-03-31 21:17:42 | 台湾・フランス合作映画


いやぁ〜、名作です。
青春映画で何が一番好きですか?と聞かれたら間違いなくこれを
答えますね。こんなにも爽やかで、でもちょっと甘くて痛い
映画はほかには知りません。

私は、このブログを書くとき、DVDを見ながらいい表情するなぁ
〜と思った時のスクリーンショットをとってアップしているの
ですが、この主人公の二人、もういっつも最高の表情するので
スクリーンショットいっぱい取りすぎて、選ぶの大変でしたよ。

二人の演技からみて、台湾の人達は、日本より感情が豊かで
情操も発達していて、表現することにもあまり抵抗がないのかも
なぁ、、と思いました。


ストーリー的には、女子高生のモン・クーロウ(グイ・ルンメイ)
が、親友に頼まれて親友の好きな人チャン・シーハオ(チェン・
ボーリン)にラブレターを渡すのだけど、親友は勇気がなくて
そのラブレターにモン・クーロウの名前を書いてしまうの。
チャンはすっかり勘違いしてしまって、モンのこと好きになっ
ちゃうのよね。


超ストレートにアタックしてくるチャンに、モンはとまどうのだけど
素直でのびのびとしたチャンに惹かれてもいってしまうのよ。
親友の切ない乙女心を打ち明けられた手前、つきあうわけには
いかないのだけれど、恋愛に興味もあるし、、、
どんどん距離が縮まっていくチャンにこのことをどう説明して
いいかもわからなくて悩むモン。逆に、両思いだと思ってたのに
なんだか変なことを言い出すモンに納得いかないチャン。
感情をぶつけあう時がやってきます。で、二人なりのあり方を
選んでくのよ。



なにが好ましいかって、、この二人、自分の感情と相手にちゃんと
向き合ってるのがいいんですよ。ちょっとママゴトちっくなんだけ
れど、こういうのに丁寧に向き合っていかないといい大人にはなれ
ないんだなぁ〜って歳とって思うのよね。そういえば似たような事
中学生の時あったけれど、私はこわくて逃げてばかりいた。

なんでちゃんとこんな風に青春しなかったかなぁ〜って、後悔って
いうか、その時の自分がかわいそうだなあって思う。感情を表現する
って大事です。そうしないと人として成長できないのよぉおおおおっ!
そのときそのときにしか出来ない事ってあるものよね。ってじゃあ
今の年齢の私がいましか出来ない事ってやっぱりわからないけれど
ちゃんと丁寧に生きていこうって思わせてくれる映画だったわっ。
青春映画なんか興味ない人に特にお薦めしたいから是非観てみてねっ☆


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The Reader 愛を読むひと(2009)

2012-03-17 21:07:31 | アメリカ・ドイツ合作映画

当時、日比谷の映画館に一人で観にいきました。2009年は個人的
に忙しく色々あった年で、ああそれでも映画館に映画なんて観に
行ったんだ、、と今いみじみ思い出したりしています。

今でも忘れられないのは、本編が終わってエンドロールが流れて
も誰も席を立たなかったこと。これって珍しいでしょ。
あまり頻繁に映画館に行くほうでもないけど、後にも先にも
そんなことは一度きりです。私は後半はほとんど泣きっぱなしで
した。で、エンドロールが流れても立ち上がれなかったのよね。
周りの方々そうだったのかも。


舞台はホロコースト時代のドイツ。15歳のマイケル(ドイツだから
ミヒャエルのはずなんだけどね、みんな英語しゃべってるから、、
マイケルね)は猩紅熱にかかって動けなくなってるところを36歳の
ハンナ(ケイト・ウィンスレット)に助けられる。体が治ってから
花を持ってハンナの所にお礼に行くんだけれども、な、なんと
二人はメイクラブする関係になっていっちゃうんですね〜"^_^"
ひょんなことから、毎回マイケルが本を朗読してからメイクラブ
することに。。。親子ほども歳が違う二人は、SEXと、本を読む側
と聞く側という不思議なつながりで続く様にみえたけど、ハンナは
ある日突然黙ってアパートを出て行ってしまうの。


一方的に捨てられて傷ついた少年マイケルもやがて法科学生になっ
て、実際の裁判の見学にいくんだけれど、そこで見たのは被告と
なっているハンナだった!!!! 彼女がどんな人なのか、本を朗読した
理由がなんだったのか、彼女が隠したかったこととかわかってくる
マイケル、、、、彼女の存在はマイケルのその後の人生を変えちゃう
のよねぇ。


このマイケル、大人なんだよなぁ。自分では抱えきれないほどの秘
密を一人でかかえてくのよ。立派よね。でもそれが後の彼に影を
落としていくのだけど、女性によって人生が変わってしまった男性
の話ってなんだか好き。実話であってほしいくらいだわ。

この原作はドイツのベルンハルト・シュリンクって作家の「朗読者」
ってうもので世界的ベストセラーらしいです。読者は女性と男性ど
ちらが多いんでしょうね?私がこの作品に惹かれるのは、親子ほど
歳が離れた関係と、男性が自分のメンタルな部分を犠牲にして女性
の秘密を守ってくれた、、ということでしょうか。人間なかなか
口で言うほど他人の犠牲にはなれませんよ。それに昨今では、親の
犠牲にならずに、、子供の犠牲にならずに、、男の犠牲にならずに、
、、会社の犠牲にならずに、、自分は自分でいましょうっていわれ
ていますよね。私もそうあるべきと思ってました。でもこういった
お話を聞くと美しいと思ってしまいます。美しい美しくない、の差
は本人が納得して受け入れているかいないかの差のような気もしま
す。まぁ、ともかく、私もいつか大切なもののために納得して犠牲
になれたら、それが大人になったってことかしらと思うわ。。でも
納得してたら犠牲とは言わないのかしら、、、、、、、、、、、、、
、まっ、ちょっと重いけれど、是非観てほしいわ。

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Australia オーストラリア(2009)

2012-03-04 10:10:38 | オーストラリア・アメリカ

皆様、難しいこと言わずに、ハーレクイン的ロマンスを楽しみましょう
(^.^)
この映画、レビューとかみると評価がはっきりわかれてるんですよ
ね。酷評もされるのは、それだけたくさんの人が観ているというこ
とでもあると思います。たしかにすごい長いし、世界大戦とかアボ
リジニ問題とか社会的要素なども盛り込んであるので、盛りだくさ
んすぎてポイントが、、、っていう声があるのもなんとなくわかり
ますが、私はあくまでロマンスとして観ました。そもそも、シリア
スに捉えるにはCGが多すぎてリアリティがありません。それにそれ
らの問題について深く触れてません。でもですよ、そこがおとぎ話
っぽくって私は好きですね、、
社会的背景やさまざまな事件も、サラ(ニコール・キッドマン)とド
ローヴァ(ヒュー・ジャックマン)のロマンスと人間的成長に彩りを
添えるものと、、独断で思っています(*^_^*)



盛りだくさんなので、どんな話かかいつまむのも難しいですが、ヒロ
インのイングランド貴族サラ・アシュレイは、お金が必要なのにオー
ストラリアの土地をさっさと売って帰ってくればいいものを、なか
なか帰ってこない夫にしびれを切らし、自らオーストラリアへ出向く
勝気な女性。でも利権問題に巻き込まれ夫は殺されてしまった。
それで、白人なのにアボリジニと結婚していた異端児ドローヴァと
ともに、夫の遺志をついで所有地「ファラウェイ・ダウンズ」を再生
させることに。


腹黒いファラウェイ・ダウンズの管理者と、アシュレイ家の所有地を
狙っている食肉業界のキングが結託して、アシュレイ家の牛を盗ん
で行ったのだけど、家の残った使用人達と、白人とアボリジニの
ハーフの子ナラとドローヴァでその牛を取り返す旅にでることから
物語は動き出します。その旅の中で無骨なドローヴァと気位の高い
サラの距離は近くなっていきます。まあ、最初っから二人のロマンス
は見え見えなんだけれど、うふ。

うーん、実に「風と共に去りぬ」っぽいキスシーン。。ストーリー
展開もベタですが、それでいいんです(#^.^#)

母親を失ったナラと暮らすうちに、すっかり母性がでてきたサラと、
二人に愛情はあるものの、一っ所に落ち着いて責任をとるのが怖い
ドローヴァ。そんな折、第二次世界大戦が勃発する。
もともと違う家族だった三人は今後どうなっていくの???


やっぱり人って家族を求めるものなのね、、っていうのが観終わって
思ったことかなぁ(笑) ニコール・キッドマン演じるサラは、子供が
できない設定で、子供が苦手って言ってたんだけども、自分になつく
ナラのことを自分の子の様に心配してく様を見て、なんか胸がキュン
となったわ〜。
私は近頃では反射的に「結婚しないの」って答えてるけど、こういう
の観ていいなぁと思ってるってことは違うのかもなぁ。ちゃんと素直
に考えてみないとなぁ。と言っても考えるにはもう遅いんだけども。


とにかく、ヒュー・ジャックマンの当たり役だと思います。知的な
人が無骨な役をやるのはとても魅力的ですよね。すごい肉体美だし。
ただ、この方ワークアウトし過ぎなのかしら、白人の特徴なのかし
らシワが気になるのよね。何かのテレビで朝から鶏の胸肉を食べる
って言ってたわ。あまり体型を気にしすぎて、ギスギスにならない
でほしいわ。ほら、ジョン・コーベツトってエクササイズ嫌いって
言ってたけどつるんとしてるじゃない??? 爆 全く路線違う人の
こと言ってもしょうがないけど、トレーニングしすぎても活性酸素
溜まっちゃうから気をつけて欲しいものだわ、美しいんだから。

すっかり話がそれちゃったけれど、オーストラリア政府のプロパ
ガンダだとか、日本軍が悪く描かれてるとかは置いておいて、
このスケールの大きいおとぎ話に浸ってみるのもいいじゃない?
って思いまーす。

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Things You Can Tell Just by Looking at Her彼女を見ればわかること(2001)

2012-02-26 15:39:21 | アメリカ映画

こんなにいい映画なのに、アメリカでは内容が地味すぎるという
ことで上映されなくて、有料テレビでだけ放映されたらしいので
すが、日本ではル・シネマで上映されてロングランだったみたい
ですよ。
5人の女性が、それぞれ自分の心に出来ている空虚な隙間、、、
みたいな存在をしっかり認識して、静かに見つめる瞬間を描いた
オムニバス作品です。このオムニバス作品って私大好きですね。
誰もが、自分の知らないところで関係し合ってる、、って、そう
であって欲しいっていう希望でもあるし、またそれが真実でもあ
ると思います。
第1話 「キーナー医師の場合」
グレン・グローズが認知症の母の面倒をみるバツイチ女性医師役
で、一見自信たっぷりで余裕があるように見せてるんだけれど、
心の中は不安と恐怖に支配されてる。一人でも平気な様に振舞
っているけれど、誰か見つけなきゃってすごく思ってて、仕事で
であった年下の男性に執着してる。それをタロット占い師にズバ
リいい当てられて、、、、、、、、、、、、、



第2話 「レベッカへの贈り物」
ホリー・ハンター演じる銀行支店長のレベッカは、不倫して3年に
なる相手がいる。割り切って付き合ってるつもりだったけれど
妊娠したことから、自分のあり方がこれでいいのか、という問題
に直面する。



第3話 「ローズのための誰か」
思春期の息子とシングルマザーの家の前に小人症の男性が越して
きて、何故かローズも息子もその男性のことがすごく気になって
いる。そんな中で子供だと思ってた息子の初体験がもう済んでい
ることを知ってショックを受けるローズ。特別な誰かをいつも探
してるとさらっと言ってのける息子。ローズの特別な誰かはどこ
にいるのか。


第4話 「おやすみリリー、クリスティーン」
キャリスタ・フロックハート演じるレズビアンの占い師は、病気
で死期が近い恋人と暮らしてる。日に日に弱っていく彼女を見て
は出会った頃の楽しかった日々を思い出したり、何も出来ない自
分を無力に思ったり。。。。一体自分はどうしたらいいのだろう
。。


第5話 「キャシーを待つ恋」
キャシーは盲目の妹をもつ女性刑事。盲目の妹キャロルをキャメ
ロン・ディアスが演じてる。盲目ゆえの出口のないキャロルの苦
悩を目の当たりにして、キャシーは自分のことには積極的になれ
ないでいる。でも、それは違うのではないと思う日がやってくる。


うーむ、、豪華な女優陣です。確かに渋めではありますが、実に
素敵な配役です。みんな表情が本当にすぱらし〜い☆表情だけを
写してるシーンがかなりあるんですよ、それも音楽もなく静かに
、、、そのそれぞれの表情に、ぐっと惹き付けられちゃいます。
自分の内面を表情で演技できる人、日本にどれだけいるんでしょ
うかね。私決して日本映画をみないわけではないんです。すごい
なぁと思う俳優さんもたくさんいらっしゃるんですが、なんとい
うか、こう、根本的に、ベースが違う感じがしますよね。
キャメロン・ディアスも盲目の役なので、いつものお決まりのス
マイルがなく新鮮だし、ある意味素顔が垣間見れた感じがします。

物語は静かに静かに、余計な音楽もなく進んでいきます。それが
地味に感じる理由のひとつでもあると思うけど、これは人の内面
にフォーカスした作品だからいいというか、余計な音がない効果
がちゃんと仕事してるとおもうなぁ。

それぞれがそれぞれの事情をもっていて、それぞれに考え悩み
それぞれに希望をみつけてく、、っていう素敵な人たちが演じる
身近で地味な、それでいてキラキラした作品だと思うわ。
それぞれの状況は、女性特有のものばかりだから、是非女性に
みてみて欲しい作品です。あ、男性もね。

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Pride & Prejudice プライドと偏見(2005)

2012-02-19 14:22:33 | イギリス映画

皆様、お待たせいたしました!やっとアメリカ以外の映画です(^.^)
乙女な感じでジェーン・オースティンものでございます。
オースティンの作品は現在、英文学古典として高く評価されている
ようですが、内容的にはどれも、イギリス田舎の中流階級の女性が
裕福な身分の男性に恋をして、すれ違いや邪魔などを経て、終わり
には結婚に落ち着いてめでたしめでたしっていうお話です^_^;
読者は圧倒的に女性なんだろうなぁ。。私もこの手の文学は
大好物ですねぇ。特にジェーン・オースティンの作品は心理描写
がすばらしくて今日の地位があるみたい。どの世も、男と女の
湧き上がる思いっていうのは、かわらないモノなのね。
私はすっかりご無沙汰だけれども。。

この作品は大好きな映画、「ブリジットジョーンズの日記」のもと
にもなっていますね。ヒロインの相手役マーク・ダーシーを誰が
やるかってとても重要ですが、今回のこの映画ではマシュー・マク
ファディンが演じています。



イギリス人の俳優ってどんなにチャらい役でも、硬質な感じがしま
せんか??なんか親近感感じますよね。日本人ってアメリカに親しん
でるけど、メンタリティはイギリスの方が近い気がします。
まぁ、硬い感じなのはしゃべり方の影響もあるのかもしれないけど。
私的にはマシュー・マクファデンってジョン・キューザックカテゴ
リーというか、大きくてちょっぴりぽっちゃりさんでほっとする
感じ。だから、今回の高慢なマーク・ダーシーは、高飛車で嫌味で
ヤな奴ながらも、時々繊細で柔らかい顔を見せてくれます。



キーラ・ナイトレイ演じるエリザベスは女姉妹ばかりの次女。
理知的で気の強いタイプです。キーラ・ナイトレイ好きじゃないけ
どこの役に合ってる。

このベネット家は女の子供しかいないから、当時のイギリスでは
女に相続権はなく、結婚できなければみんな路頭に迷うことになっ
てしまう。。。それでベネット婦人は娘たちを嫁にやることで頭が
一杯。

そんな折、独身の青年資産家ビングリーが近くの別荘にしばらく
滞在することになった!! 舞踏会にも来るらしい!! 娘たちは戦々
恐々となります。で、その舞踏会で会っちゃうわけです。ビングリ
ーの親友で暗ーーくて気難しそうなマーク・ダーシーに。。

マーク・ダーシーは見るからに理知的で美しいエリザベスに
一目で惹かれてしまうのですが、格下の家の女性にはプライドが
災いして打ち解けられないというか、、その反動からか、ひどい事
を言ってしまうのをエリザベスに聞かれてしまいます。
それから表面上反発しあう二人ですが、、、、、、、
キャっ、この先はお楽しみに、、てす。



私は子供の頃から20代ぐらいまで、惹かれあう二人がケンカする
話が大好きでした。実生活でも好きな人とはぶつかり合いたいと
思っていたものです^_^;なかなか受けてたってくれる男性とは
めぐり合えなかったけれど、、今になって思うのは、ああいう
衝動って幼稚性の残りなのかもなーって。憎いこというけど
受け止めてほしいのよっっ!!的な。。うんうん。
この映画は、そういう青い部分をさわさわ〜っと刺激してくれる
作品だと思うわ。存分に浸ってみてねっ。

それはそうと、今年もし頑張って自分にご褒美あげるとしたら
BBC版の傲慢と偏見にしようかと思ってます。。。

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マイ・ビッグ・ファット・ウェディング My Big Fat Greek Wedding (2002)

2012-02-09 17:23:51 | アメリカ映画


このブログは、ガールズが気持ちいいぬるま湯浸かってるみたいな
気分になれる映画をご紹介するのが目的で書いています(^^)ので、
ラブロマンス、ラブコメ、大人のおとぎ話みたいのが多くなるかなぁ
、、と思っています。
ラブコメでも、一回みたらもういいやっていう、ストーリー展開だけ
が面白いものではなく、何回みてもなんかいいわよね〜、、的なもの
をご紹介できることを目標としていま〜す!!!

それで今回は、ギリシャ系移民2世の女性の、恋愛と結婚のてんや
わんやなお話です。

いや〜この映画大好きです。ほのぼのしてて、脇を固める俳優陣が
芸達者なこと!!!ヒロインはニア・ヴァルダロスっていう人で、
(この方の結婚をベースにした映画です)この人この映画と、この後
の映画しかでてないじゃないかな。舞台のひとらしい。美女でもな
いし、相手役はジョン・コーベットだから、なんていうか地味な感
じがすごく親近感が沸くんですよ。それに二人ともなんとも役が生き
生きしてます。

私もそうなんですけど、親ってどこか自分の恥部みたいに思っちゃう
ところってあるじゃないですか。どうしてこんなにも無知で、こんな
にも遅れていて、古臭いのだろうかって。できれば、あんまり人に
お見せしたくないわ〜(笑)みたいな。
このヒロインも恋におちて、結婚を意識してくなかで、そんな親と向き
合って、彼にもそんなこんなを受け入れてもらうっていうっていうお話
です。ギリシャ人の風習や、民族性みたいのおかしく書かれてて必見。

それにしても、ヒロイン、トゥーラの家族って本当に面白すぎるんです。

基本的にギリシャ人女性って、ギリシャ人と結婚して、ギリシャ人の
子供を生み、一生ご飯食べさすっていうのを求められていて、トゥーラ
のお父さんもそれがベストだと固く信じています。

トゥーラが市民大学にコンピュータの勉強にいくと言ったらお父さんは
泣きながら「お前は俺を捨てるのか」とか言うし(笑)、お母さんがトゥ
ーラのために説得しようとしたら「大学なんか行って、ドラッグの売人
にでもなったらどうするんだ?」って意味不明で爆笑ものです!! ほんと
にこのお父さん役者じゃなくて、どっかのお父さん連れてきたんじゃな
い??って思わせます^_^;

おばさんもいい味出しています。
二人はなんとか婚約にこぎつけるんですが、そのお祝いの時、ジョン・
コーベット演じるイアンに「うちにご飯食べに来なさい」って言うんだ
けど、トゥーラが「ひとつ問題があって、彼はベジタリアンなの」
(とにかくギリシャ人はいつもたくさんご飯を食べて、特に肉を食べる
らしい)って言ったら意味がわかんなくて(笑)。「彼は肉をたべないのよ」
って言ったら全員一瞬騒然となります。でおばさんがその後、理解し
た顔で「お〜、OKOKラムを料理するから」、、、、、、、、、、、、

で細かいんですが、この会話英語にすると
トゥーラ「He doesn't eat meat」
おばさん「He don't eat no meat?」
トゥーラ「No,he doesn't eat meat」
なんですけど、おもしろ英語も随所にちりばめてあって楽しめます。
台本なのか、アドリブなのかわかんないけど。。


ジョン・コーベットもSATCのエイダンとはまた違って可愛コぶった感じ
でよいです。ただこのイアンって女性にとってよく書かれすぎているか
なぁ。なんでも受け入れてくれるんだもん。まぁ、でも女性のための話
だしっ。いいかっ!

インディペンデントだけど口コミでジワジワ広がって8ヶ月ものロング
ランになったらしいですよ。とにかくどこかがガーって盛り上がりって
わけでなく、ずーっとじわじわ楽しく面白いイチオシ映画です。

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Shortbus(2007)

2012-01-14 22:11:36 | アメリカ映画


皆様明けましておめでとうございます(遅っ)
去年は更新がほんとたまにでしたが、今年はマイペースながら
もう少しペースを上げていく所存でございます"^_^"

さて、今まではかなりメジャーな映画ばかり紹介してきましたが
今日は単館っぽい感じのものです。出てきた俳優さん誰も知り
ません。

この映画カテゴライズするとなんだろ、ザブカル、ヒューマンって
感じかなぁ。

タイトルのショートバスって、映画の中でも説明あるんですけど
いわゆる普通の授業についてけないとか、受けられないコたちが
乗るバスみたいです。ここではセックスについての多様な関係性
を求めた人たちが集う場所みたいに描かれてます。なんかこう
それこそオアシスみたいに。

同性愛あり、グループセックスありみたいな。結構冒頭からリアルな
セックスシーンとかマスターベーションシーンとかあるんですけど
いやらしくないんですね。なぜなら一貫して性欲そのものについて
描いてないから。あくまでもセックスを通して、私たちの関係は
こうで在りたいっていうのを真剣に求めてるの。

気持ちいいぜベイベーとかイケりゃいいんだよ的なノリの人は誰も
出てきません。だれもが相手との関係に求める「何か」があって
それを模索してる人々って感じ。かなりシリアスに。リアルに。
まあ、カップルにおけるセックスのあり方ってかなりのセンシティブ
な問題ですよね。セックスをそんなに重要視しないというということ
も含めて。



物語の軸は、夫とのセックスでイケない恋愛カウンセラーソフィアと
カウンセリングを受けに来た男性カップルの二組で進んでいきます。
カウンセリング中のちょっとしたアクシデントからソフィアは二人に
自分が夫とのセックスでオーガズムを感じたことがないと話して
しまいます。そしてカップルのジェイミーとジェイムスはソフィアを
ショートバスに誘います。

最初はその異様な光景に圧倒されるソフィアですが(だって乱交パー
ティのようにも見えるんだもの、、、)みんなの真摯な感じとか
受けられている感じとか、女主人(ニューハーフ?)の懐深さに、徐々に
心開いて夫もここにつれてくる様にになります。

さて、彼女はブレイクスルーするのか?!?!



この映画って1年前からワークショップとかやって、相性とか観察して
カップリングして、2度同じ演技をしないという即興性とリアリズムを
追求したものらしいの。すごいわよね。その姿勢ってかなり好きだわ。
個人的には、こんな場所があったらいってみたいわよ。笑
だって人間誰しも本当のこと言える相手、真実の姿でいれる場所
っていかなる時も必要だもの。

多分、これを見て「ようわからんなぁ」って人はいると思うの。
でも、印象には残る映画で、なんかふと思い出すことがあって見直し
たりしたときに「おおお」ってなるんじゃないかしら。

普通、影とされる部分を、すごくリアルにしかもすごくロマンティックに
描いたジョン・キャメロン・ミッチェル監督ってハートフルなひとなんだ
ろうなぁって思いました。


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200本のたばこ 200Cigarettes(1998 )

2011-12-29 21:30:46 | アメリカ映画

これといって感動したわけではないし、癒されたわけでもないの
ですが、年末のしっちゃかめっちゃか感がいいのでご紹介します。
オムニバスっぽいのでいろんな友達同士やカップルが出てきて
出会ったり交差したりするのが面白いわけなんですが。。。

多分あんまりイケてない設定のモニカ(以下たくさん名前がでて
きてあまり覚えてないので省略します)が、すごい気合いれて
ニューイヤーズパーティを開催しようとしています。で、
登場人物達はすべてここのパーティを目指しています。 バーへ
いって相手をさがす女友達同士、、、なんだかパンクな少年に
ナンパされる高校生女子同士、彼女にフラれたばかりのルーム
メートを励ます?コートニーラブ演じる尻軽な感じの女性。
すごくかわいいのに、度肝抜かれるほどまぬけなケイト・ハド
ソン演じる女性。

            

みんな、今日はなんとかしよう、、とか 決めよう とか思えば
思うほどからまわっちゃって、みんながみんなしてドタバタ劇を
繰り広げてくれます。

皆様も、今夜はキメようなんて気負って出かけて、とんでもなく
失敗してかっこ悪くて「もうどうにでもしてくれ」みたいな経験
が一度はおありになるのではないでしょうか? で、開き直ったら
なんだか気持ちが楽になっちゃって、予想とは全然違うけどなん
だか楽しかったわっ。みたいな。
しいていうならそんな感じの映画ですね、この映画。



それにしても、アメリカ人っていうのはパーティすきですよねぇ。
それでいつもパーティに一緒に行く相手を探していて、なんだか
かえって孤独な感じに私には見えてしまいます。。。。
私はいつも開き直って楽しくいきたいわ。。来年もね。。。
そんなわけで皆様よいお年を !!!

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恋におちて(Fall in love 1984)

2011-12-15 19:40:22 | アメリカ映画


すっかり更新が遅くなっていますが、、、映画たくさん見ているんですけど、これというのがなかなかなくて。。私の場合、レビューではなくてあくまでお薦めしたいものをのせたいと思ってますのでね。

秋にお薦めしたかったフランス映画「Mina」とかスペイン映画「赤い薔薇ソースの伝説」とかはDVDになってないし、、っていいわけしたりして。

で、クリスマス前にですね、、今回のこちらをお薦めします。

平凡な二人の(といっても、メリル・ストリープのほうは医師の妻ですから裕福めですよね)不倫のお話です。
二人の子持ちのフランク(ロバート・デ・ニーロ)とモリー(メリル・ストリープ)が、同じ本屋でお互いの伴侶のクリスマスプレゼントを買うんだけれども、二人ともあまりにも荷物が多くて、フランクのほうはバサーっと荷物落としちゃうんですね。で、それをモリーが拾ってあげたりして、いろいろあってお互いの本を取り違えちゃうんです。
まぁ、それがきっかけなわけですが。。。。


派手な演出は一切ないです。二人の心理描写がほとんどなので、つまんない役者さん達だったら目も当てられない映画になったのではないでしょうか。でも、、、すばらしいんですよ、演技が、、。二人の魅力が。ほんとにこういう映画を見ると俳優さんの魅力って一体なんなんだろうなぁって考えちゃいます。だから名優といわれる二人なんでしょうが、技術ももちろんあるんでしょうが、役が生き生きと生きてるんですね。ご本人の魅力が役に投影されるのかしら。



ロバート・デ・ニーロがこんな透明感のある演技するなんて正直驚きました。この頃デ・ニーロは40過ぎくらいかな、、、
あら、やだ歳が近いから妙に共感しちゃったのかしら、、えーっと、、それにしてもですね、ほんとに役柄の普通の技術技師に見えちゃうんですよ。゜アル・パチーノは普通の人の役をしても、上手だなぁとは思っても、なんかウザい感じがするのですが(好みの問題ですかm(__)m)デ・ニーロは実に爽やかに演じています。


私は結婚したことがないので不倫の感覚はわかりませんが、誰でも一度は経験したことがあるであろう恋に落ちる感覚っていうか、電車の中でふと、昔好きだった人の香水をつけている人がどこかにいて、その香りでうわーっとその時のことを思い出して胸がきゅううっとなることってあるじゃないですか。この映画はその香水の香りみたいな感じで、その感覚を思い起こさせてくれます。
んだからして、そういう経験のある大人のための映画ってことです。


プラトニックな関係なんだけれども、二人とも真面目なんでお互いの伴侶にばれちゃって、、、最後どうなっちゃうかは是非見て頂きたいんだけども、最後まで慎ましやかで胸がキュンキュンくる映画だったわ。もっとデ・ニーロ作品をみなきゃっと思った一本でした。。。
メリル・ストリープの方は好きでもうたくさんみてるしね。


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Dirty Dancing (1987)

2011-08-29 22:26:03 | アメリカ映画
どうしてこの映画観たかっていうと、ナタリーポートマンが一番好きな映画にあげてたのをなにかで見たから。えーどれどれって見始めた時は「古くさ」って思いました。今は亡きパトリックスェイジが「ゴースト」にでる前の映画ですからね、20年以上前だもんね、古臭いわけです。でも、でもですよ、、、進めていくうちにどんどん引き込まれていくわけです、、、ダンスシーンに、、特にパトリックスェイジのダンスが本当にすばらしいんですよ。ほら、この方って決してイケメンじゃないじゃないですか。ゴーストは知ってても、デミムーアは可愛かったと思っても、彼のことは全く興味がなくて、実はダンサーだった事知らなかったですよ。なんとこの方、お母様がバレエカンパニーを主宰してらしたらしくて、幼少からダンスに勤しんでいらしたみたいなんです。


ヒロインのジェニファーグレイとの相性もよかったんだと思うんですけど、いい雰囲気っていうか、いい感じの世界感になってます、、このヒロインは、もともとダンスをやったことがないんだけど、パトリック演じるジョニーのダンスパートナーが妊娠してしまって、とあるステージに出れなくなってしまい、代役を引き受けちゃって猛練習するうちにどんどんジョニーと親密になって、、、とストーリーはどうってことないし、成り行きも無理めじゃない??とか思うところもあるのだけど、そういうのが気にならないほどのワールドがあります。




レヴューとか読むラストシーンのダンスが最高ってよく書いてあるんだけど、私はやっぱりジェニファー演じるベイビーが一番最初にみたDirtydanceが一番インパクトに残ってます。山荘に家族できていたベイビーが、山荘のスタッフしか入れない建物に忍び込んでみた、カップルが体を密着させて踊るダンスのあの興奮。見てるほうもドキドキはらはらします。ジョニーに誘われてちょっと踊ったときの陶酔した感じ。ベイビーがすっかり酔っ払ったみたいになってるシーンが一番好きです。


ダンスが好きなせいもあってか何度も何度も繰り返してみちゃいました。。。で、パトリックスェイジのことも大好きになっちゃったんですね。なんだか懐深くて温かい温度まで感じさせてくれる俳優さんです。若くして亡くなられて本当に残念です。彼とダンスと独特の世界観をぜひ味わって下さいね。
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RENT (2005)

2011-05-03 14:19:14 | アメリカ映画


私はミュージカルは嫌いなんです。いろんな人に「これだけは別だから見てみて!」と言われみてみても、やっぱりだめだなぁ、、と思うのが今までだった。でも!! 本当にこれは私にとって特別だったのがこの「RENT」

ワークショップから始まったこのミュージカル「RENT」
12年のロングランだったのよ〜


映画版だとこのミュージカルの顔のひとつと言っていい曲「Seasons of love」から始まるので、一気に世界に引き込まれてしまいます。。。この曲嫌いっていう人はいないんじゃないでしょうか。鳥肌ものです。もう最初っからなぜか涙ぐんでしまうんですよ。

それにどの曲もすべてほんとにいい曲なんです。こんなことはめずらしいですよね。登場人物たちはすべてアーティストなんだけど、エイズだったり、ゲイだったりレズだったりバイだったりする。そんな人たちがたくさん住んでるニューヨークイーストビレッジ。貧乏で家賃もろくに払えない、、、、何を糧に毎日を生きる???日々の価値を何で計る???この瞬間をどう生きる???っていうのをテーマにしているお話です。

日本人のあたしからすりゃ、さんざん好きな事したんだから勝手に死んできゃいいじゃないのあんたたちって思わなくもないんだけども、歌の数々がキラキラしてるもんだから、「じゃあ自分は瞬間瞬間を生きてるのかい?」って問いかけられたり、反省したり、もっと正直に生きようと思ったり、涙を流しながら、時には唄を一緒に口づさんだりしながら超はまってみてしまいます。。。この感じをみなさんと共有したいなぁ。涙、、

このRENTが伝説なのはブロードウェイ12年のロングランってことだけではなくて、このミュージカルをつくったジョナサン・ラーソンが、初日当日の舞台が始まる前に自宅で亡くなってるっていうこと。すごいドラマっていうか。この人は長い年月をかけてバイトをしながらこのミュージカルを作ったひと。こんなロングランになること本人は予想もしてなかったでしょうねぇ。なんかすべてが神駕かっていてほんとに鳥肌が立つ作品。。
以下Seasons of loveの歌詞です。

Seasons of love

Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes 52万5600分
Five hundred twenty-five thousand moments so dear 52万5千もの愛おしい瞬間
Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes 52万5600分
How do you measure, measure a year? あなたはどうやって、どうやって1年を計りますか?

In daylights, in sunsets, in midnights 夜明けの数で?夕焼けの数で?真夜中の数で?
In cups of coffee コーヒーの杯数で?
In inches, in miles インチやマイルではかる?
In laughter, in strife それとも笑った数や、けんかの数で?

Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes 52万5600分という時間
How do you measure a year in the life?( なたは、人生の中の1年をどうやってはかる?

How about love? 愛はどう?
How about love? 愛ならどう?
How about love? 愛ではかってみたら?
Measure in love!愛ではかればいい!

Seasons of love 愛という季節
Seasons of love 愛の季節


Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes 52万5600分
Five hundred twenty-five thousand Journeys to plan 52万5千通りの旅の計画
Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes 52万5600分
How do you measure the life of a woman or a man? どうやって女や男の人生をはかる?


In truths that she learned 彼女が悟った真実の数で?
Or in times that he cried それとも彼が流した涙の数で?
In bridges he burned 彼の覚悟の数で?
Or the way that she died それとも彼女の死に方で?


It's time now to sing out 今こそ歌おう
though the story never ends 物語は決して終わらないけど
Let's celebrate お祝いしよう
Remember a year in the life of friends 仲間達の人生で、1年を思い出して
Remember the love! 愛を思い出して
Remember the love! 愛を忘れないで
Remember the love!


 Oh you got to you got to  愛を忘れちゃだめ
 Remember the love!
 You know that love is a gift from up above  知ってるでしょ。愛は天からの贈り物
 Share love, give love spread love  愛を分かち合い、与え、広げるんだ

Measure in love 人生を、そう、「愛」ではかろう
 (Measure measure your life in love〜〜〜〜)

Seasons of love 愛の季節
Seasons of love 愛に満ちた季節       


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マイ・ブルーベリーナイツ My Blueberry Nights '2007

2011-04-12 22:26:24 | アメリカ映画



いつもツタヤでこのパッケージは見ていたんですがどうも食欲がわかずにみないまま過ぎていました。
でも知りませんでしたねぇ、この映画がウォン・カーウァイ監督作品だって。。。
この若そうな女の子がノラ・ジョーンズだってことも知らなかったし、この男性がジュード・ロウだってことも。。
知ってたらもっと早くみてたかなぁぁぁぁ、。。

でも見終わって超納得なんですよ。ウォン・カーウァイ監督作品ってことに。このカフェのマスター役が金城武が
やっていたとしたらそのままアジア版が出来上がりそうです。まぁ、舞台はニューヨークの片隅。。なんですが。

映像もいつものごとく美しいですし。。映像が美しいということは色が綺麗なんですよね、、でスタイリッシュなんです、、とてもセンスがいい。個人的にはとにかく色が美しい映像が好きですね。この監督の「楽園の瑕跡」っていう作品があるんですが
、内容はよくわかんなかったけどとにかく映像が綺麗なんです。。。もうアートですよね。んで、この作品ももちろん十分に映像の美しさは楽しめます。

見終わったあとに、映像と音楽が一緒に思い出される作品が好きですね。この作品もそのひとつで印象的な映像とともにノラ・ジョーンスのちょっとけだるい声が思い出されてきます。でも、まさか彼女が女優デビューしてたなんて。。
意外だったけど、フレッシュでとてもいいインバクトを残してます。

彼女扮するヒロイン、エリザベスは彼氏が浮気してるんじゃないかっていう疑惑を確かめに、カフェのオーナージェレミー
(ジュード・ロウ)にポークチョップを食べてた男性が来たかどうか確認するんですけど、その彼は女性と来てたことがわかるわけです。
失恋したエリザベスをそれとなくなぐさめるジェレミー。それからしょっちゅう彼女は夜ブルーベリーパイを食べにカフェに通うわけです。



でも、ある日突然、彼女はこれじゃいけないと思い旅にでる。。。ニューヨークから遠くはなれた場所で昼夜働きながら
ジェレミーに葉書をだします。何通も。「ジェレミーあなたにはなんでも言える気がします」って。でも彼女葉書に連絡先は書かなかったみたいなんですよね。ジェレミーは地名と名前とグリルカフェに勤めているということだけを頼りに、電話をかけまくって探すんですよ。

エリザベスが勤めた地は2箇所あるんですけど、それぞれの出来事もとてもとても深くて、彼女を成長させるわけです。
その一箇所で、ナタリーポートマンがでてくるんですけど、うーーん、実に面白いです。彼女、エリザベスが店員をしている
カジノでカートゲームをしているギャンプラーの役です。彼女、店員であるエリザベスにお金を貸してくれといいます。
その駆け引きとか、うそなのかとか本当なのかとか。。。人間をどこまで信じていいのかとか、そんなことそもそも考えなくていいこと
なんだとか。そんなことがおこります。

で、、彼女はちょっと一区切りついて、カフェに帰ります。なんだか、とってもとってもあったかい気持ちになります。
ジュード・ロウはとてもWarmな俳優だと思うんですね クールな役を演じてもなんか「あんた体温高いでしょ?」と聞きたくなるような俳優。
結構屈折した難しい役をしてても、その辺が出てきて私的にはピンとこないというか。
だから、この役はびったりだと思うんですね。

とにかく今年見たDVDの中ではTop3に入ります。エリザベスが経験したことを自分も経験した気持ちになり、自分もちょっと成長した
気持ちになります。ウォン・カーウァイがお好きな方、ジュード・ロウ、ノラ・ジョーンズが好きな方もそうでない方も是非。。


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追憶 The Way We Were (1973)

2011-03-24 14:17:02 | アメリカ映画

人生で一番くり返してみている映画だと思います。

左翼思想に傾倒するケイティー(バーバラストライザント)と政治的主義とか関係ないハベル(ロバートレッドフォード)。
なんか正反対の二人、ケイティはバイト代で学費をまかない、政治運動にのめりこむ垢抜けない女性だし、一方ハベルは超ハンサムで頭もよくスポーツマン、いかにももてそうで彼女もいて大学生活をエンジョイしています。生真面目なケイティをからかったりもしてます、、、
 
この2人は大学で出逢い、お互いの無いものに惹かれるものを感じつつも卒業し、それぞれの道を進みます。
第二次世界大戦の最中ケイティーは偶然ニューヨークで軍人となったハベルと再会し、猛烈アタック!!!で、なんと結ばれてしまうのですね。。女性の一途さって、男性にとってはやっぱり健気にうつるんでしょうか。ずっと2人の「スタイル」が違うために衝突は度々あるのですがお互いのことは好きなんですね。お互いよく考えた結果、結婚に漕ぎ出だします。


結婚後ハベルは脚本家となり(想像するに2人は文学を専攻していてライター志望だったのではないかと。。)ハリウッドで徐々に認められるようになります。しかし、マッカーシズムの時代が幕を開けると、ケイティーの政治思想がハベルの仕事にも影響を及ぼし二人の仲に亀裂が入り始めます。ハベルは仕事のために2人でおとなしくしていよう  と言い、ケイティは今こそ理想のために戦わなければならない と言い争いになります。

この争いシーン、個人的にはかっこいいなぁ って憧れましたね。自分の意見を言い合える関係って今でも理想です。でも、歳をとればとるほど思うのですけど男と女って思っていることを言ってるとやっていけないんですよね。そんなことないですか? この映画を初めて見た20代のころから15年ほど経ちましたけど、年々そんな風に思います。で、20代の頃はケイティのことちょっとうるさいコぐらいに思ってましたけど、今では見るのもいやなほどウザイ女に思えます。で、歳とったなー自分って思うわけです。自分が正しいと思うことをためらいもなく言えるのは若さゆえでしょう?

さて、ここで問題です。愛をとりますか主義思想をとりますか。。。
15年前、私はこの映画を見て「やっぱし愛してても根本的なところはどうしても譲れないわぁあ」
と思い、はらはら泣いたものです。折に触れこの映画を見返して同じように思っていました。再近はどうかというと、「やっぱりいまだに譲れないわぁ、だから私は一人なのよぉ」とおよおよ泣いています。思想が違うくらいならいいけど、間違ってるなぁ と思うことをしている人と日々を共にすることには限度がありますよね 。あれ? そうじゃない? 我が強いですか? 私 笑

話はそれちゃいましたけど、人も時とともに移ろい行くもの、、でもその瞬間瞬間はまさしく Right Moment でありその瞬間だからこそ美しい。。

ってことを描いたのがこの映画だと思うんですよね。。。とか思っているとバーバラの歌がリフレインしてくるのよ。。ああ、また、泣けてくるわ。

Memories
May be beautiful and yet
What's too painful to remember
We simply choose to forget
想い出は
美しいかもしれないけれど
蘇らせるには苦し過ぎるものでもある
それでただ 私たちは忘れる方を選んでしまう
So it is the laughter
We will remember
Whenever we remember
The way we were
だからこそ あの笑い声を
私たちは思い出してしまう
ああだったなあ―と 思い浮かべるたびに
あの頃の私たちって
The way we were..
あの頃の私たちって..
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