第2の青春時代 My70's

日常生活の楽しみ

『いちばん長い夜に』 乃南 アサ

2017-03-20 14:23:01 | 日記




この小説はテレビドラマにもなりましたが、

『いつか陽のあたる場所で』と『すれ違う背中を』の完結編です。

刑務所で親しくなった女性二人の出所後の生活が書かれています。

女子大生で強盗で服役7年の芭子と,12歳年長で家庭内暴力に耐えられず

夫殺人で5年服役した綾香の二人が主人公です。

細々と人目を避け、身寄りもなく二人だけで日々を過ごしていました。

前作までで色々な事がおきます。

そして本作ではやっと7年経ち少しずつ生活していけるようになった時に、

東日本大震災が起きます。芭子は綾香の生活していた仙台に行って、

彼女の子供の行方を捜していた時に地震に遭遇します。

沢山の犠牲者が出て、ボランティアに毎週参加していた綾香は、

自分の罪の重さを改めて感じるのです。

人間の命の重さをです。

そして改めて一生償いの人生を送ることを決意するのです。

あとがきで作者も取材で東日本大震災の時仙台にいて、

その経験をそのまま小説にしたそうです。

この二人のこれからのが気になります。

これが完結編ですが、是非又書いて欲しいと思う本です。
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