「身の丈」経営,「身の程」人生

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セブン&アイ 「全国制覇」に向けて九州進出が本格化・その1

2015-07-04 02:18:55 | 九州の流通業界(商業・サービス)

 コンビニ最大手のセブン-イレブンを傘下にもつ,セブン&アイホールディングス(2014年2月期の連結売上高5兆6318億円)は,全国制覇に向けて,関西,中国地域で店舗網構築に向けて着々と布石をうってきた。同社が次の目標に据えているのが,九州進出である。

セブン-イレブンはすでに九州に進出しているが,イトーヨーカ堂の店舗はまだない。イトーヨーカ堂の九州初進出の候補地と目されているのが,九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区箱崎6-10-1)の跡地で,総面積43万平方メートルという広大な土地である。福岡市と九州大学が共同で作成した「九州大学箱崎キャンパス跡地計画」では,ここに商業施設のほか,医療,福祉,防災,生活支援,教育,人材育成を盛り込んだまちづくりをめざしている。

この跡地の民間提案募集に,セブン&アイホールディングス社子会社で商業施設デベロッパーの(株)モール・エスシー開発  http://www.mall-sc.co.jp/(本社:東京都千代田区,)が名乗りを上げている。


>>>イトーヨーカ堂-福岡出店を検討

セブン&アイホールディングスの中核企業であるイトーヨーカ堂が,総合スーパー「イトーヨーカドー」を,福岡県内に出店の動きがある。
出店候補地と目されるのが,福岡市東区の九州大学箱崎キャンパス跡地。同跡地の民間提案募集に,同社子会社で商業施設デベロッパーの(株)モール・エスシー開発   http://www.mall-sc.co.jp/(本社:東京都千代田区,)が名乗りを上げている。

九州大学では箱崎キャンパス跡地での土地利用やまちづくりに関する提案募集を実施。しこれに,セブン&アイホールディングスの子会社が応募したものである。
なお,このプロジェクトでは,ハローデイのほか,イオンモール(イオンなど),病院,不動産,鉄道会社など14法人が対話事業者に選定されている。


モール・エスシー開発社の事業概要-(同社サイトより転載)
                              http://www.mall-sc.co.jp/

私どもモール・エスシー開発は,セブン&アイ・ホールディングスの総合ディベロッパー会社として「商業施設開発」「テナントリーシング」「運営管理」の3つの事業を柱に,セブン&アイのグループ力を活用し,質の高い商業施設の開発に取り組んでおります。

地域特性に合った商業施設の開発・運営管理に加え,日々大きく変化しているお客様の購買行動に対応するべく,リアル店舗とネットをシームレスに連携させながらお客様にアプローチしていく「オムニチャネル戦略」に向けた取り組みも開始しました。

モール・エスシー開発はこれからもセブン&アイのグループ力を最大限に活用し,地域に調和し愛される商業施設を通してお客様の生活を豊かにする街づくりに挑戦してまいります。

 

 

  :::::::::::::::九州大学 箱崎キャンパス跡地に関する告知 :::::::::::

 

>>>>>>箱崎キャンパス跡地に関する民間提案募集の開始について
               http://www.kyushu-u.ac.jp/news/minkanteian.php

   九州大学では箱崎キャンパス跡地での土地取得または事業実施の意向がある民間事業者の皆様から,土地利用やまちづくりに関する提案募集を実施します。
  今後,箱崎キャンパスの跡地利用において「九州大学箱崎キャンパス跡地利用将来ビジョン(以下,「将来ビジョン」)」に基づいて確実にまちづくりを進めるためには,民間事業者の皆様の先進的な知見やアイデアを最大限に活用することが必要不可欠だと本学は考えております。
   今回実施する「民間提案募集」は,将来ビジョンおよび「九州大学箱崎キャンパス跡地利用計画(案)」を踏まえ,具体的な事業提案を行った民間事業者を「対話事業者」として複数決定し,対話を実施することで,今後の「開発事業者募集」の公募に係る条件等の参考とすることを目的とします。
  本事業に関心のある民間事業者の皆様におかれましては,ぜひとも,積極的に箱崎キャンパス跡地利用に関してご提案いただきますよう,よろしくお願いいたします。


>>>箱崎キャンパス跡地に関する民間提案募集における対話事業者の決定について
                  http://www.kyushu-u.ac.jp/news/jigyousha.php

  平成26年10月7日より実施しました「九州大学箱崎キャンパス跡地に関する民間提案募集」について,審査会(委員長:安浦寛人 九州大学 理事・副学長)にて各社から提出されました提案書を審査し,14社(グループ)を「対話事業者」として決定しましたのでお知らせします。
  今後,対話事業者と個別に対話会を実施し,その内容を,来年度以降に実施予定の開発事業者募集の公募条件等に反映する予定です。
  なお,今回の対話事業者としての決定は,箱崎キャンパス跡地の開発事業者や設計者等を決定したものではございません。今回の民間提案募集の応募の有無にかかわらず,開発事業者募集に参加することは可能です。
 
    対話事業者(50音順)
 
イオンモール株式会社・福岡地所株式会社共同企業体(◎イオンモール株式会社, 福岡地所株式会社)
貝塚病院グループ(◎医療法人貝塚病院,ヘルスケアパートナーズ株式会社)
グリーングループホールディング(◎株式会社日田天領水,グリーングループ株式会社, 森ビル都市企画株式会社)
高邦会グループ(◎株式会社医療福祉運営機構,医療法人社団高邦会, 社会福祉法人高邦福祉会,学校法人高木学園)
次世代都市モビリティ研究会(◎株式会社本田技術研究所,株式会社奥野翔建築研究所, 株式会社アバンアソシエイツ)
清水建設株式会社
住友商事株式会社
住友不動産株式会社
大和ハウス工業株式会社
西日本鉄道株式会社
原土井病院グループ(◎特定医療法人原土井病院,株式会社ホームケアサービス, 学校法人原学園)
ハローデイ箱崎(◎株式会社ハローデイ,株式会社斎藤政雄建築事務所)
三井住友信託銀行株式会社
株式会社モール・エスシー開発
 (◎:グループ応募の場合の代表法人)

 

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「身の丈」を強みとする経営―
縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング
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「身の丈」を強みとする経営』 (日本経済新聞出版社刊)。本書では,性急な業容拡大は弊害が多いとして,堅実な発展を目指して,自らの分を知り,ライバルの動きに惑わされることなく, マイペースを貫きながら存在感を発揮するという経営姿勢を貫く経営姿勢を「身の丈経営」とし,縮小の時代の小売業経営のあり方を示しています。
 
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激流2015年10月号


特集 ■価格頼みのDS全敗■■

■ 無差別競争本格化が促す業態進化の法則

■ドン・キホーテ
・得意の個店対応に磨きをかけ、500店舗体制に突き進む
■ビッグ・エー
・HDSの原点に戻り、高齢化単身世帯のニーズを取り込む
■北辰商事(ロヂャース)
・商品開発と仕組みで戦う「元祖DS」の柔軟な戦略
■ベイシア
・競争環境激変に対応できず、業績悪化の迷走状態
■オーケー
・EDLPの原点回帰の先が見えない不安を抱える
■ロピア
・好調な業績を背景に千葉県進出を本格化
■大黒天物産
・安さに続く品質強化に向け、製造小売業確立に挑む
■コスモス薬品
・安さと従業員の練度を武器に本州攻略を加速
トライアルカンパニー
・コストカットの徹底と小型店出店で巻き返しに出る
■三角商事(ルミエール)
・福岡では圧勝の高収益モデルが迎える成長の壁
■イオン(ザ・ビッグ)
・業態の進化が停滞し脅威の競争力が劣化

■激戦地レポート■
・北海道(道央圏)
・千葉県印西市(千葉ニュータウンエリア)
・神奈川県相模原市(橋本駅周辺エリア)
・大分県大分市(下郡エリア)

 発行所:国際商業出版  780円

 

財界九州 2015年 09 月号 [雑誌]

 TOP INTERVIEW
  山口 祥義佐賀県 知事  

連携で相互の発展めざす大学と地域  

【FUKUOKA ⇔ 中村学園大学】団地を「アクティブラーニング」の場に/高齢化課題の解決と学生の実践教育を〝両立〟  

【SAGA ⇔ 西九州大学】県全体をキャンパスに「地域人材」育成/九州の私立で唯一「地(知)の拠点事業」に選定    

KUMAMOTO ⇔ 熊本大学】地場企業の「将来の担い手」後方支援/「くまもと地方産業創生センター」を設立 

【OITA ⇔ 大分大学】住民一体で「認知症予防」に乗り出す/〝認知症研究〟で県・市と連携協定を締結 

【KAGOSHIMA ⇔ 鹿児島大学】国際島嶼センターが「奄美分室」開設/世界遺産登録や観光振興をサポート  


【MIYAZAKI ⇔ 宮崎大学】世界を視野に「宮崎志向」の人材養成/〝食と健康〟を基軸に基幹産業の振興に貢献  


【OKINAWA ⇔ 琉球大学】自治体と協働で「学び直しの場」提供/島しょ県のハンディ克服する〝RCC事業〟  


YAMAGUCHI ⇔ 東亜大学】実学主義に徹した「専門職業人」育成/国際的な場で〝学際的な研究・教育〟を実践


 NEWS SCRAMBLE
【流通】丸井も「ロッテ系免税店」と出店交渉!?/外国人観光客の〝爆買い〟狙いで  
【長崎】試運転の再開めどたたぬFGT/「長崎新幹線」開業時期への影響も  
【沖縄】泡盛古酒の表示基準を8月から統一/経営環境厳しいが〝正常化〟優先  


【業界 FOCUS 流通】「コンビニ化」するスーパー ╳ 「スーパー化」するコンビニ/ 都市を舞台に繰り広げられる〝食〟をめぐる戦い 

 発行:財界九州社  1000円

コンビニ 2015年 09 月号 [雑誌] (【マイナンバー制度攻略マニュアル】)

 

【特集】コンビニ経営に影響大!
■マイナンバー制度 攻略マニュアル
<序論>コンビニ経営への影響
    業務は増大するが、積極的取り組みが肝要だ
① マイナンバー制度とは?
② マイナンバーの使い方~コンビニでの利用シーン~
③ 中小規模事業者の軽減措置と各店舗の対応
④ 店舗の取り組みスケジュール
⑤ マイナンバーでやることは4つ!
⑥ どうやって集める?
⑦ いつ集める?
⑧ いつ捨てる?
⑨ 利用する
⑩ いつから利用する?
⑪ 4つの安全管理措置を行おう<1>
⑫ 4つの安全管理措置を行おう<2>
⑬ 整備すべき規定・書類など
⑭ 特定個人情報取扱規定のポイント
⑮ 基本方針と委任状のポイント
⑯ 就業規則のポイント
⑰ 委任状と誓約書のポイント
⑱ 管理簿のポイント
⑲ <まとめ>社会制度が変わる時をチャンスとしよう

【特集】深刻化する人出不足<第2弾>
■1月、2月人出最需要期に備えよ!
<総論>9月、10月採用で乗り切れ!
    月ごと特性を知り!採用・教育計画をつくる
<シルバー>高齢者を活用しよう!
      矢金人員不足の助け中高年シニア層に頼んでみよう
<女性>主婦を活用しよう!
    夜勤を補おう!超早朝に主婦層の力を借りる


  発行所 商業界  /1132円

 


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