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荒行で知られる最福寺の池口恵観法主の本 『なぜ今,池口恵観なのか』・3 - 輪廻転生-その1

2017-05-11 00:00:37 | 「身の程」人生

 私は,無信心であり,巷間言われるところの死後の世界や生まれ変わりは全く信じてはいません。死んだら「無」とします。(先祖や両親を敬っていること書き添えておきます。)

 ところで,輪廻転生-死んでまた新たな肉体に生まれ変わる-という観念の起源は古く,少なく見積もっても2500年はさかのぼることができるということです。

 日本ではと言うと,2008年にNHK放送文化研究所が実施の「宗教意識調査」での「あなたは輪廻転生を信じますか?」の設問に対して42.1%の人が”あると思う”と回答しています。ちなみに「決してない」と応えた人は9%でした。

 最福寺の池口恵観法主の本 『なぜ今,池口恵観なのか』でも,「輪廻転生」について考察されています。

なぜ今,池口恵観なのか

 『なぜ今、池口恵観なのか(バジリコ刊)は,田原総一朗氏プロデュスの本。

 池口法主の寺,最福寺(さいふくじ)は鹿児島市平川町にある高野山真言宗の寺院である。最福寺は護摩行の荒行で知られる。2メートルにも達しようかという火柱を目の前で約1時間、お経を唱え続ける。アスリートに人気があり,柏レイソルの選手達、清原和博、金本知憲、新井貴浩、他作家の家田荘子らが訪れている。これについて,池口氏は,p176~178で,"私の寺には、政界、財界、芸能界、スポーツ界、あるいは任侠界の人まで、実に様々な人がいらっしゃいます。”と記している。


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  輪廻転生 - 死んでまた新たな肉体に生まれ変わる - という観念の起源は古く,少なく見積もっても2500年はさかのぼることができます。古代より一度も途切れることなく、再生の観念はつねに人類とともにありました。(出典:輪廻転生(竹倉史人著・講談社現代新書)。 輪廻については,池口氏は次のように記しています。

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┗■ 輪廻  (p190~p194

  仏教には輪廻という思想があります。生きとし生けるものは、時代を超越して生まれ変わり、死に変わる。生まれたからといって、無限に生きるわけではないが、死んだからといって永劫に死んだままでいることはない。過去・現在・未来と時間を超越して廻りめぐって生命は存在し続ける。これが輪廻の思想です。時間もなければ、距離もない、そういう世界を生命は廻りめぐっているのです。

 現代科学は、これを遺伝子という日にも見えない微少な物質として説明しますが、実際には物質というのは偶然に存在するものではない、というのが密教の教えです。どんなに小さなモノであっても、存在する意味がある。それを説いているのが密教だといえます。

 大日如来という仏様がおられます。このみ仏を中心に拝むのが真言密教です。この仏様は、この私たちの住んでいる世界、太陽や星や月の浮かんでいる宇宙、その宇宙が幾百、幾千、幾万もの世界をつくっていますけれども、そういう宇宙をつくられた創造主で、その宇宙そのものが大日如来という仏様です。神々しい、本当にご立派な仏様の中の仏様といったお姿をしておられますが、実際には無限の空間から無限の物質まで、すべて大日如来ご自身の分身ですから、あまねく大日如来のおわさぬところはないという仏様です。

 私たちの肉体もこの大日如来のおつくりになられたものですが、同時に大日如来そのものでもあります。人間の姿を想像するとなかなか理解できませんが、あらゆるものが大日如来の体の一部を使ってつくられた、いわば私ども人間は分身とも言うべき存在です。

 話は、少々ややこしくなりますが、簡単に申しますと、夫婦が夜の営みをすると子供ができます。いかに人間が賢くなったといっても、生命を化学物質でつくり出すことはできません。皆さん方はどなたでも、その肉体の中に分身をつくる能力をもって生まれておられます。男も女も、また虫やケモノも、みんなこうして分身が分身を生み出す。

 これがすべての生命は大日如来の分身だという証拠なのです。大地は草木を育て、その草木の実を食べまして、私たちの生命が維持されます。そういう私たちも、死ねば大地に戻り、草木を育てる養分となります。動物も植物も石や岩も、そういう繰り返しの中に生きています。これを輪廻と呼ぶのです。

        以下(略)

 

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 ┃★┃   研究者の考察  出典:『輪廻転生』(竹倉史人著・講談社現代新書)
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 竹倉史人:1976年生まれ。 専門は宗教人類学。日本社会を中心に現代宗教やスピリチュアルについて考察。とりわけ「輪廻転生」と呼ばれる死生観に注目している。

出典:『輪廻転生』p21

 輪廻転生 - 死んでまた新たな肉体に生まれ変わる - という観念の起源は古く、少なく見積もっても2500年はさかのぼることができます。古代より一度も途切れることなく、再生の観念はつねに人類とともにありました。

 「生まれ変わり」 を、 主体としての (私) が肉体的な死を経験した後に、別の身体をもって再生すること と定義したいと思います。
(輪廻型)の生まれ変わりは、古代インドで誕生したすぐれて哲学的な観念です。

 

 ◆4割以上の日本人が輪廻転生に肯定的

 出典:『輪廻転生』p205

 上の表は、ISSPが2008年に行った「宗教意識Ⅲ」 の、死生観に関する日本人の回答結果です。グラフの数字は「絶対にある」「たぶんあると思う」と回答した人の割合(%)を合算してあります。
 もっとも支持率が高いのが「祖先の霊的な力」(47・3%)です。日本には祖霊をお迎えする盆や彼岸などの年中行事がありますし、祖先が祀られている墓や仏壇も身近な存在です。半数近い日本人が 「ど先祖様のど加護」という観念に親近感を感じていることがわかります。
「死後の世界」(43・9%)は「肉体が死んでも霊魂は死なずに存続する」と考えている人の割合と考えてもよいでしょう。ちなみに 「決してない」 と答えた人は9%でした。
  そして「輪廻転生」 は、4割以 上の日本人が肯定的なイメージを抱いていることがわかりました。

 

輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語 (講談社現代新書)

輪廻転生,

それは生きる力を

与えてくれる観念

講談社刊 760円(税別) ・竹倉史人著

 

内容紹介

怪僧、大いに語る!
田原総一朗が初めて語らせた、若き日の池口が参加し逮捕されたクーデター未遂事件『三無事件』
白血病まで治した加持祈祷の威力
朝鮮総連本部ビル落札騒動の顛末と北朝鮮との関係、そして靖国への思いと憂国の真情
真言宗18派閥のうち最大派閥である高野山真言宗の大阿闍梨、大僧正、池口恵観
歴代の首相や政治家、スポーツ選手、芸能人からヤクザの親分まで
多彩な人々を惹きつける異色の僧侶の独白!!!

 

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