「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

セブン-イレブンのない県・鹿児島のコンビニ事情-2

2008-05-14 14:57:39 | 九州経済(地域経済)

人づてに聞いた風説であるが,家電業界の雄,ヤマダ電機ですら地元企業との合弁(エリアフランチャイズ)で,出店しているように,鹿児島は県外資本が進出する場合,地元企業と合弁にしないといけないという暗黙のルールがあるという。

 もっともローソンやイオンは地元資本とは提携せず単独出店しているし,昨年末に南九州一の売場面積をうたい文句に出店したケーズデンキは,ケーズホールディングス(東証一部上場企業)の全額出資の子会社であることから,ことの真偽は定かではない。(鹿児島の事情に詳しい方,教えていただけるとうれしいのですが)

▼鹿児島のコンビニ事情 鹿児島県にエリアフランチャイズ方式で出店し,勢力をもつ,サークルケイ(サンクス),ファミリーマートの概要は,以下の通りである。

・エリアフランチャイズ制度とは 一定地域のフランチャイズ本部の権利を他の企業に譲渡することにより,外部資源を活用しながらフランチャイズビジネスを展開する手法。

▼南九州サンクス株式会社
http://www.sunkus.jp/

設立: 1998年8月
従業員数: 49名
資本金: 1億円 ※南国殖産(株)と(株)サークルKサンクスの出資企業
売上高: 139億1700万円(平成20年2月)

▼株式会社南九州ファミリーマート
http://www.mfamily.co.jp/

設立:1993年4月12日
資本金 8,000万円
株主:株式会社本坊商店・株式会社ファミリーマート
店舗数:263店舗

 

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「身の丈」を強みとする経営―縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング」― 

◆マイペースを貫く経営
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「身の丈」を強みとする経営―縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング」
小林 隆一
日本経済新聞出版社


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