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6月23日放送の情報番組『サンデーモーニング』(TBS)。スポーツの話題を野球評論家・張本勲氏らが「喝!」や「あっぱれ!」と判定していく名物コーナー「週刊御意見番」でのこと。
張本氏がブルージェイズの川崎宗則内野手の話題で、「人気があるんだね。野球選手と見てないんじゃないの、向こうの人は。マスコットボーイみたいに。だって(打率) 二割二分くらいだったら野球選手じゃないよ」と辛口コメント。
川崎への辛口コメントについては、こう説明する。「打率二割二分はプロゴルフでいえば予選落ちの選手。もっと頑張れという意味で厳しいことを言いました。私は川崎が好きでしたから、早く日本に帰ってきてソフトバンクを助けてもらいたいのよ」。
出典:「週刊文春」7/18号 p140
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ブルージェイズ選手達は 川崎と"恋に落ちた"
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ブルージェイズの川崎宗則内野手(32)を取り巻く、ある愛の物語…。
メジャーのチームとその町が特定の選手に愛情を注ぐというのはまれなことだが、川崎がマイナーに降格されたときにチームメートやファンが川崎に寄せた愛情表現は実に見ものだった。
一種クセのある振る舞い、元気さ、人なつっこさ、陽気な性格でファンの人気者になった川崎。5月未のオリオールズ戦でサヨナラ二塁打を放ち、6月には衝撃の2点本塁打で再びオリオールズを破ったが、そこまでの成績は60試合で打率・225。正遊撃手のレイエスが故障者リスト(DL)から復帰したときにメジャー残留の枠はなく、3Aパファローに降格となった。
ところがファンがこれに強く反発ツイッターやEメール、球場のあちこちに抗議の文面があふれた。ギボン監督は試合後、選手を集めてわざわざフロントの決断を説明した。メジャーリーグでは極めて異例なことだが、川崎が誰からも愛されていたことを考えれば当然といえたかもしれない。バーリー投手は言った。「選手が皆この男と〝恋に落ちた〟のだと思う」。
◆アメリカ人の好みは日本人と正反対 -Robert Whiting(作家)
アメリカ人はオープンでフレンドリーな人間が好きだ。日本人と180度違う点だろう。日本人の多くは最初に出会ったとき殻に閉じこもり,引っ込み思案で秘密主義。それをいいとか悪いと言っているのでは決してない。日米の違いなのだ。
アメリカ人は移民だったり、開拓者だった経験があり、見知らぬ者同士が一緒になって生き残らなくてはならなかった。そうでないかもしれないが、そういう歴史があって、アメリカ人は赤の他人ともすぐに会話を始め、15分でそれぞれの人生を話し出す。だが、日本人はそうならない。
こうしてみると川崎は例外。だからこそ「米国友達メーター」で高いポイントを獲得するのだろう。
出典:「夕刊フジ」7/10号 29面
◆川 宗則 Munenori Kawasaki トロント・ブルージェイズ #66
トロント・ブルージェイズに所属する鹿児島県姶良市出身のプロ野球選手(内野手)。愛称は「ムネリン」。
川崎は2006年は2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表に選出され、遊撃手として優勝に貢献。決勝戦(対キューバ戦)では、1点差に迫られた9回表にイチローの安打で二塁から生還。その際、アリエル・ペスタノのブロックの僅かな隙間から右手をねじ込んで生還し、「神の右手」として話題になったが、このプレーで右肘を負傷。シーズン復帰は4月中旬までずれ込んだ。
出身地: 鹿児島県姶良市
出身校:鹿児島県立鹿児島工業高等学校
生年月日: 1981年6月3日(32歳)
身長:177.8 cm
体重:74.8 kg
投球・打席: 右投左打
ポジション: 遊撃手、三塁手、二塁手
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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