「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

JR博多駅ビル開業で客流出,大分・鹿児島市で影響大

2013-01-15 22:07:10 | JR九州

 駅ビル「JR博多シティ」開業から1年半。商業拠点として存在感を増す博多駅(福岡市)で新たな再開発が始まる。同駅南西側の2万2千平方メートル。博多郵便局のほか、九州旅客鉄道(JR九州)のオフィスビル「博多ビル」が立ち並ぶ地区の全地権者が今年8月,再開発に同意。市も街づくりの基本方針や地区計画の策定に乗り出している。

  2011年9月の調査であるが,肥後銀行系のシンクタンク,地域流通経済研究所(熊本市)の調査によると,JR博多駅の新駅ビル「JR博多シティ」の開業による顧客流出などの影響は大分市や鹿児島市で大きく,熊本市などは比較的小さい。同研究所は「熊本市は以前から福岡市天神地区へ買い物に行く人も多く,新たな影響は軽微だった。大分市は中心市街地の力が落ちており,流出が大きかったのではないか」と分析している。

◆JR博多駅ビル開業で客流出,大分・鹿児島市で影響大
 肥後銀行系のシンクタンク,地域流通経済研究所(熊本市)の調査によると,JR博多駅の新駅ビル「JR博多シティ」の開業による顧客流出などの影響は大分市や鹿児島市で大きく,熊本市などは比較的小さい。

 調査は9月下旬,九州7県の県庁所在地のそれぞれ約200人を対象に実施された。

 地元百貨店の利用の増減については,「減った」が最多だったのは大分市の20.8%。次いで佐賀市(13.8%),鹿児島市(13.6%)の順。熊本市は5.7%で最も少なかった。

 地元中心商店街の利用減についても,大分市の15.6%がトップで,宮崎市(13.4%),鹿児島市(12.1%)の順。

 JR博多シティを「訪問した」との回答は福岡市(85.5%)を除くと,佐賀市が46.3%で最多だった。最も少なかったのは鹿児島市の32.0%。


 ◆福岡市-「博多駅 vs 天神」再開発の動き

 駅ビル「JR博多シティ」開業から1年半。商業拠点として存在感を増す博多駅(福岡市)で新たな再開発が始まる。同駅南西側の2万2千平方メートル。博多郵便局のほか、九州旅客鉄道(JR九州)のオフィスビル「博多ビル」が立ち並ぶ地区の全地権者が今年8月,再開発に同意。市も街づくりの基本方針や地区計画の策定に乗り出している。
 
 博多の新たな再開発に対抗するかのように天神でも再開発の機運が高まっている。築40年を超える古いビルが多い天神エリア。西日本鉄道九州電力福岡地所などの地権者が2008年につくった「天神明治通り街づくり協議会」は今年度中に,大まかな街づくりの方針を盛り込んだ地区計画を市に示す予定である。
 福岡都市圏を中心に商業施設の開発、都市開発などを行っている地場デベロッパーの福岡地所(福岡市)は6月,米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下の不動産会社からオフィスビルを取得している。同社は隣接する2つのビルを保有しており、「天神で最新鋭のオフィスビルをつくる」として,再開発に乗り出す構えである。

 再開発の「核」と目されるのが学校統廃合で14年3月に空く市立大名小学校(福岡市中央区大名二丁目6-11)の敷地(1万1800平方メートル)。すぐ横は西鉄グループの西鉄グランドホテルホテルがあり,天神の繁華街にも隣接する。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SEVEN PREMIUM... | トップ | 鹿児島銀行本店に「ファミマ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

JR九州」カテゴリの最新記事