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ブルージェイズは6月25日,鹿児島県姶良市出身の川崎宗則内野手(32)の傘下マイナー,3Aバファローへの降格を発表した。左足首の捻挫で戦列を離れていた正遊撃手レイエスが復帰するため。
川崎は4月13日にメジャー昇格し,60試合に出場。打率2割2分5厘ながら四球は三振数(23個)を上回る24個で出塁率・337と,小技でチームに貢献した。5月26日のオリオールズ戦で逆転サヨナラの2点二塁打を放っている。
開幕直後から最下位に低迷したブルージェイズで,1メートル78センチの小柄な日本人のはつらつとしたプレーが人気を呼んだ。「幼少の頃から野球を楽しむことを心掛けてきた」との,野球少年の気持ちは,言葉の壁を越えトロントの人々の心をつかんだ。グラウンドではチーム一の声援を浴び,街頭では写真撮影をせがまれることも。米メディアから「市長になってみたら」と冗談交じりに言われるほどの人気が定着した。
▼川崎選手の話
最高のチーム,ファンの中で2カ月プレーさせてもらって,感謝の気持ちでいっぱい。自分の実力がまだまだ足りないことも分かった。練習して,実力を上げられるように必死にやりたい。
出所:時事通信 HP