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九州の流通業界 注目される動き・1  「JR九州,ケンコーコム,プレナス,シャトレーゼ,コジマ」

2014-03-03 01:36:39 | 九州経済(地域経済)

九州の流通業界 トピックス-注目される動き!!

  今から13年前、九州の流通企業のトップは熊本県の寿屋だった。それから12年後の2013年度の流通企業の売り上げトップは11年前に売上高225億円だった「ドラッグストアコスモス」のコスモス薬品である。20135月期の売上高は3293億円。九州地区では2426億円を売り上げている。また、同社は生鮮食料品を除く一般食品を1757億円売り上げており、全体の53.4%を占める。同業他社と比べて食品の構成比率が抜きん出て高い。


>>>JR九州 東京に初進出-ホテル開業
 昨年後半には西鉄が「ソラリア西鉄ホテル銀座」が開業しているが,JR九州(九州旅客鉄道)http://www.jrkyushu.co.jp/ が、「JR九州ホテルブラッサム新宿(仮称)」の計画概要を発表した。同社のグループホテル東京初進出となる。

 出店するホテルはプレミアムクラスの宿泊主体型ホテルと位置づける「ブラッサム」ブランド計画地は新宿駅から徒歩3分以内という一等地で、2014年の開業を目指す。建築規模は、地上16階・地下1階で客室数は約230室。

 同社では、このホテルに九州各地から首都圏へ、また、首都圏から九州各地へ訪れる人に双方向でグループホテルの利用促進を期待するとともに、JR九州グループ全体の情報発信機能を持たせたいとしている。

【JR九州ホテルブラッサム新宿(仮称)概要】
所在地:東京都渋谷区代々木二丁目6-8他
敷地面積:約1500m²/延べ床面積:約9500m²
規模:地上16階・地下1階/客室数:客室約230室
付帯施設:レストラン、駐車場等

>>>ネット通販のケンコーコム,本社を福岡市へ移転

 健康関連商品のネット販売会社ケンコーコム(東京)は,本店所在地を福岡市に移転する。3月下旬の株主総会を経て、4月1日に登記を変更する予定。

 同社は東日本大震災後の2011年5月、電力不足などを懸念して本社機能の一部を東京から福岡市に移転している。現在は東京と福岡に拠点があり、福岡では約100人が勤務している。

 >>>プレナスの米国進出--2015年春に米国1号店を出店--
 プレナス(福岡市)は,定食チェーン「やよい軒」を米国で展開する。店舗を運営する子会社を2月20日にサンフランシスコに設置し,2015年春に米国1号店を出店する。子会社は資本金約3億1千万円で同社が83.3%出資し,残りを調味料を製造する福岡市の関連会社と,取引先で東京にあるシステム開発会社が出資する。
 同社によると,米国の外食は51兆円市場で,アジアで蓄積した事業ノウハウで巨大マーケットに挑む。定食を中心に提供し,反応次第では持ち帰り弁当チェーンの展開も検討する。

>>>スイーツ店「シャトレーゼ」-鹿児島県3号店を出店

 昨年夏,県内初出店したスイーツ専門店「シャトレーゼ」が2月14日,県道16号鹿児島吉田線沿いに「鹿児島吉野店」(鹿児島市川上町 約162平方メートル)をグランドオープンした。
 1955年,山梨県甲府市で創業のシャトレーゼ http://www.chateraise.co.jp/ は,現在全国に453店舗を展開(2月7日時点)。契約農家から仕入れた原材料や,白州の名水などを使って自社工場で製造した商品を500アイテム以上取りそろえ,低価格帯で販売。アレルギー対応商品や糖質を抑えた商品なども品ぞろえしている。

◆株式会社シャトレーゼ ( Chateraise Co.,Ltd.)
・本社所在地:山梨県甲府市下曽根町3440-1
・創業:1955年12月 設立:2010年4月1日(新設分割)
・資本金:5,000万円
・事業分野:和洋菓子,アイスクリーム,パン,飲料の製造販売及びFC店の全国展開
・従業員数:単体 1,600名 (平成25年3月末実績)
・売上高 :単体 405億円 (2013年3月末実績)


>>>家電量販店コジマ 鹿児島から完全撤退

 家電量販店コジマ(宇都宮市)が、鹿児島市与次郎1丁目の「NEW与次郎店」を3月23日で閉店する。コジマは2013年2月に「NEW谷山店」を閉店してており,鹿児島から完全撤退となる。
 コジマは2012年にビックカメラが買収。ビックカメラグループ広報によると、今回の閉店は不採算店舗の整理の一環で、今後の鹿児島県内での出店計画については「現段階ではない」としている。なお,ビックカメラグループは,ビックカメラ鹿児島中央駅店を出店している。

 

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特集 消費増税後に訪れる異次元の業界再編

【地域編】

■北海道 (究極の寡占市場で残された中堅SM最後の色分け)       
■秋田・岩手(合従連衡組と地場スーパーの混戦を制する高齢化対策)       
■神奈川(県外大手の攻勢でドル箱エリア噴火のカウントダウン)       
■愛知(肥沃な商圏を窺う進出組の増加で優勝劣敗の構図が鮮明化)       
■広島・岡山(競争無風地帯で始まった大手二強の代理戦争)       
■四国(人口減と高齢化の島に押し寄せる第三勢力の荒波)       
■九州(旧来勢力を駆逐したDS、コンビニ新勢力の次の矛先)       

【業界事情】
インタビュー
日本M&Aセンター 三宅 卓社長
・地域密着だけでは生き残れない大手寡占の激流

食品スーパー
・一〇〇〇社のプレーヤーがこぞって糾合に動き出す       
調剤薬局
・調剤報酬見直しで中規模薬局を襲うM&Aの再過熱       
地方スーパー(フロンティア・マネジメント 代表取締役 松岡真宏)
・三つの危機感が背中を押し四つの再編パターンが交錯       
食品卸業界 (日本M&Aセンター 企業情報部 副部長 金子義典)
・異業態卸との連携を引き金に第三次再編に突入       



◎INTERVIEW・この人に聞く【コープみらい 土屋 敏夫 代表理事 専務理事(統括)】
・名門企業再生のスタート台に立てた

◎特別レポート
・海外M&Aを成功に導く、マネジメント力

◎激流レポート
・土壌汚染、物流に始まる豊洲新市場移転の難題山積み       

◎激流レポート
・札幌・JRタワー成功の立役者、JR北海道・坂本元社長の死

◎中国レポート
・電子商取引を駆使、農村経済を活性化させた「淘宝村」の試み               

◎米国小売流通業最前線レポート
・Part1 薬局市場に押し寄せるオバマケア医療改革のインパクト       
・Part2 ウォルグリーン食品戦略強化へ踏み出す

◎新日本スーパーマーケット協会「第48回スーパーマーケット・トレードショー2014」
●地域社会から世界に広がるトレードショー       
 インタビュー
 ・FMI(FOOD MARKETING INSTITUTE)シニアバイスプレジデント ダグマー・T・ファー        
・台湾流通業協会 理事 喜美超市(シビルスーパーマーケット)社長 陳 ■一 
(■は左が金右が昆)  
          
◎バイヤーズ・アイ
・ファミリーマート  商品本部 加工食品・飲料部   江口 智史
「飲 料」・売れ筋情報を生かすPB開発で売り上げ増を図る               

◎ 話題店舗訪問
チャイハネPart1(エスニック雑貨・衣料の店)
・ネパールを入り口に、世界のフォークロアにお客を誘う       

◎食品流通変化の先読み
・卸売市場改革に不可欠な生産者から消費者目線への転換               

◎商品戦略
丸大食品
・関連販売効果をフルに引き出す付加価値商品の提案       
エスビー食品
・内食志向の追い風を生かす時短調理と本格の味わいを提案       

◎流通トピックス
・大阪は手強い大阪三越伊勢丹返り討ちの理由
・マックは今や「草刈り場」外食業界は実質主役が交代へ
・束の間の活況に湧く家電量販店業界
・大丸が三越伊勢丹グループを抜いた札幌冬の異変

◎海外情報
・多難な船出を迎えたウォルマートの新CEO
・カルフールが二〇億ユーロでショッピングモールを買収
・ラグジュアリーブランドの対決、コーチ対マイケルコース

◎情報ファイル
・日本M&Aセンター、青山財産ネットワークス 「最新の税制改正から考える相続・事業承継セミナー」開催       
・ローソン コンビニ進化型の新フォーマット「ローソンマート」が登場       
・ポッカサッポロフード&ビバレッジ 一四年度マーケティング方針説明会を開催       

書評、キャンペーン        、新製品紹介        、バックナンバー紹介、読者の声・編集後記       



激流 2014年 04月号 [雑誌]


◇川上から川下までを網羅した流通情報誌

流通業界全般の専門誌としてスーパー、百貨店、コンビニエンスストア、生協、ホームセンターや無店舗販売、問屋業界、物流など広く小売業の全般を捉えています。小売業の業績や購買傾向を探ることで、景気、個人消費の動向、さらに消費者ニーズの変化を探っていきます。また、スーパーのバイヤーに商品情報あるいは消費者の嗜好や変化を取材、誌面化するものや、ある商品郡の売れ筋を調査、そこから市場動向、将来性を分析します。


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