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イズミ,中期経営計画を公表- 21年に売上9000億円,九州など40店出店

2017-10-12 02:51:02 | 九州の流通業界(商業・サービス)

 大型商業施設「ゆめタウン」を展開しているイズミ(広島市) http://www.izumi.co.jp/c は今月10日、2018年3月から3年間の中期経営計画を発表した。

 イズミの中期経営計画によると,出店は広島、福岡、熊本の3県を重点地域とし、小規模の「ゆめマート」や「ゆめモール」が中心という。同業者の合併・買収(M&A)も積極的に推進し、今年4月に開設した東京事務所などでテナント開発も強化していく。ITへの投資なども含め成長戦略に年平均200億円を投資する。


 売上高の目標は21年2月期に9千億円(17年2月期比28%増)。23年2月期には売上高1兆円を目指すとする。


⇒⇒ イズミ  ⇒  中期経営計画策定のお知らせ  ⇒  http://www.izumi.co.jp/corp/ir/pdf/2017/1010news_02.pdf


I.中期経営計画の概要
(1)対象期間:平成30年3月から平成33年2月までの3ヵ年計画
(2)経営ビジョン:「日本一の高質リージョナル総合スーパーを目指す」
○お客様満足度No.1を目指す
○ドミナントに特化し、地域から愛される企業を目指す
○高能率・高収益・高賃金企業を目指す
(3)中期経営計画 重点戦略
①成長戦略
・新規出店の加速:ドミナントの強化、SM・NSC店舗の出店増加
・M&Aの積極推進:有力小売業との提携、課題を抱える企業の支援、及び再生
・新規事業の推進:フランチャイズ事業、Eコマース事業への取り組み
②競争力の強化
・店舗の付加価値向上:常に新しいニーズに対応した店舗開発とリニューアルを実行
・“いいものを安く”の実現品質鮮度の向上、新たな産地開発の取り組み
・マーケティングの強化ゆめカードの拡充、ソーシャルメディアの活用
・テナントの強化:地域ニーズの反映と全国からの新しいテナントの開拓
・コスト削減:グループ全体としてのスケールメリットの追求
③人材育成
・能力開発:全階層への能力開発強化、教育投資額の拡大
・働き方改革:ワークライフバランスの改善と従業員満足度の向上
・女性管理職の育成:子育て支援、女性の意欲・能力の向上


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企業概要-イズミ

  「ゆめタウン」を展開しているイズミは,広島を本拠地に中国・四国,九州に進出している小売企業である。設立は1961年で, 現在はスーパーマーケット「イズミ」「ゆめマート」とショッピングセンター「ゆめタウン」を主力店舗としている。食料品,衣料品,住居関連品はもとより, 子ども関連商品やスポーツ衣料、医薬品などの品揃えの強化を図っている。

本 社 所 在 地: 広島市東区二葉の里3丁目3番1号
資  本  金:196億1,385万円
設      立:1961年10月27日
従 業 員 数:正社員2,475名
パートタイマー:4,568名(1日8時間換算) 〔2013.2.28現在〕
店  舗  数:    102店舗(エクセル単独店舗14店舗含む)
店 舗 地 域:     広島県,岡山県,山口県,島根県,福岡県,佐賀県,大分県,長崎県,熊本県,兵庫県,香川県,徳島県,他

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>>>「現状維持」, 目標を「横ばい」とした途端に会社は終わる
           出典:東洋経済オンライン / 2017年10月12日 8時0分
            https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20171012_192327/?p=3

いわゆる個人経営の会社は,規模を大きくすることをよしとせず,現状を維持することに徹する傾向があります。そのような経営もありますから,現状維持ということも1つの経営手法として,否定するものではありません。

会社を現状維持するということは,社員の給料も現状維持ということになります。給料以外の待遇を向上させることも不可能になります。あるいは待遇を引き下げる必要も出てくる。そうなると新人の雇用も抑えざるをえなくなる。社内の雰囲気も暗くなり,多くの社員がやる気を失います。

■年々,成長目標を提示することの重要性

「会社を成長させたい」「充実させていきたい」と思うのであれば,社員の汗を無駄にさせないためにも,年々,成長目標を提示することは極めて重要なことだと思います。

成長目標は,売り上げなどの量的目標に限りません。掲げる目標は「1人当たり利益」のような効率指標でもいいでしょう。商品の品質向上,事業内容の充実,新規事業への挑戦といった質的目標でもいいでしょう。

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「身の丈」を強みとする経営―
縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング
小林 隆一
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「身の丈」を強みとする経営』 (日本経済新聞出版社刊)。本書では,性急な業容拡大は弊害が多いとして,堅実な発展を目指して,自らの分を知り,ライバルの動きに惑わされることなく, マイペースを貫きながら存在感を発揮するという経営姿勢を貫く経営姿勢を「身の丈経営」とし,縮小の時代の小売業経営のあり方を示しています。

 

 





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