靖国参拝と内政干渉とドタキャン

=社説は語る=さんとニュースに反応！さんにTBします。

２つともお気に入りなんです。

中国の呉儀副首相が、直前になって小泉首相との会談をキャンセルし、帰国しました。
大切な『緊急の公務』ができたそうで、でもその後のモンゴル訪問は予定通りだったそうで、あとになって、『原因は靖国』と表明したようで。

問題が色々ありすぎて、実は自分自身は整理しきれてないので、意見を言うとかそんなことはできないのですが・・・ちょっと感想くらいかな。（だからこそ上記二つにTBさせていただくのですが）


うまくやっていけたらいいのに、とは思ってます。


でも、ありとあらゆる『非礼』を全て『オマエら、戦争でもっとひどいことしただろーがよ！！』『まずは謝れ！！話しはそれからだ！！』『オマエらが我々を満足させない限り、反日（愛国主義）教育はやめないからな！！』という言葉で正当化するのはどうなんでしょうか・・・実際にはもちろんそんなことは言われてないんですけど・・・深読みしすぎかなぁ？？？


もし、戦犯が実際の被害者へ謝罪しろというのなら不可能なわけだし、一般的な犯罪のように個人への補償をというのなら被害者と加害者の特定が必要になるわけでこれも事実上不可能。
残されるのは『国が国へ』賠償するというかたち。これであれば他のよりは可能でしょうけど、日中間の場合には、それがきちんとなされているという報告、公表、報道みたいなものまで要求する必要があります。

お互いに。

だって、見えない（知らない）ものは存在しないのと同じだもの。
お互いのことを伝えてこそ意味があることなのに。


『過去の行いを歪めて教えている』と中国は思ってるでしょうが、わたしなんかは『現在の行いを十分に歪めて報道してるよね？』って思っちゃうんです・・・



悪いのはいつも日本で、中国は被害者。
悪いのはいつも外の人で、中国は正しい。


戦時中はそれが全てで絶対の事実だったかもしれないけど、今は違うこともあるはずです。

受け入れる必要のない『非礼』に対して何かを要求してもいいと思うのはそんなにおかしいかなぁ？？

自分たちの主張が正しいと思うのなら、ちゃんといつものように『オマエのしてることが気に食わないんだよ！！！』『だから、今回はすっぽかすぞ！！！』『オマエのせいだからな！』と捨て台詞（？）を残していけばいいのに。




靖国参拝が必要だとは思いません。
賠償も謝罪も相手の納得するかたちにしてあげたい。
相手に誠実でありたい。

日本はそういう国であってほしいです。

そして同じように、中国にも『誠実』であってほしいと思うのです・・・



もう『謝罪』という言葉（や行為）を政治取引に利用してほしくないと思う、というのが、一番最近の感想かなぁ・・・

あとは・・・どうせどれだけこちらが一生懸命になったとしても、しょせん『愛国主義教育者』たちには理解できないんだろうから、真剣に考えるだけ無駄、という諦めかなぁ・・・