真理を求めて20年

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虫のようなロボット登場

2016-10-14 08:13:31 | 日記
なんともユーモラスな動き、でも、すごいことをしているロボット
最近のロボットは、性能だけでなく、見た目も洗練されてきている。
そんな中、なんとも不器用そうなロボットが登場した。
ただの箱に4本の棒状の足を付けただけの、虫のようなロボット『Ghost Minitaur』だ。
しかし、このロボット、実はかなり器用なのだった。
第一印象を裏切る器用なロボット
『Ghost Minitaur』を開発したのはペンシルバニア大学の研究プロジェクトからスピンオフしたベンチャー企業のGhost Robotics社だ。
『Ghost Minitaur』は高さ40cm、幅28cm、重量は6kgと小型犬サイズのロボットだ。1度の充電で約20分稼働できる。
特に荷台などはついていないが、最大積載重量は3kgとされている。
最大時速7.24kmで歩くことができ、48cmほどの高さまでジャンプもできるという。
そして、不器用そうな見た目に反して、バク転したり、横歩きしたり、跳ねたりすることができる。
しかも着地するときは、ちゃんと足で衝撃を和らげることもできる。
また、側転したり、金網のフェンスを上ったりもできるのだ。
さらに、階段も上り下りでき、なんとドアノブを回してドアを開けることもやってのけるというから驚く。
しかもこのドアノブを回す際、ドアが閉まったままにならないように、ドアノブを下げた瞬間にドアを押すというテクニカルな動きも瞬時でこなしているのだ。
シンプルな仕組みで複雑な動きを可能に
このように、見た目の無骨さに反して器用な『Ghost Minitaur』だが、その最大の特徴は、足がダイレクトドライブになっていることにある。
つまり、変速機やバネなどを介さず、直接モーターと足が接続されているのだ。
通常、滑らかな足の動きを実現するためには、ギアやバネを使うが、『Ghost Minitaur』はモーター自体にこれらの機能をもたせることに成功している。
また、足への衝撃もセンサーではなく、モーターが検知する仕組みになっている。例えばドアノブに触れたことも、センサーではなくモーターで検知しているという。
従って、衝撃を和らげたり、俊敏に跳ねたりする動きを、ソフトウェアによって実現することで、複雑な関節機構を搭載しないシンプルなロボットに仕上げている。
そして、『Ghost Minitaur』は搭載されたハイスピードカメラやセンサーによって、周囲の状況を正確に判断しているため、フェンスや階段、ドアを認識できる。
今は滑稽だが、将来化けるかもしれない技術
以上のように、一見無骨で不器用そうに見える『Ghost Minitaur』だが、実はかなり器用にさまざまな環境に適応する能力を秘めている。
したがって、将来的には飛行型ドローンや車輪・キャタピラによる走行型ドロボットなどでは入り込めないような複雑な災害現場に潜り込むこともできるようになるかもしれない。
場合によっては、戦場を縦横無尽に駆け巡る恐ろしい兵器にさえ化ける可能性がある。
今はちょっと笑ってしまうような滑稽さを伴ったロボットが、将来驚くべき実用化に進化しているかもしれないと思うと、『Ghost Minitaur』を見る目が変わってくるのではないだろうか。
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