真理を求めて20年

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3800万個のゴミ

2017-05-20 00:14:20 | 日記
南太平洋の無人島にゴミ3800万個、日本からも
世界遺産のヘンダーソン島、世界各地のプラスチックゴミが漂着
ヘンダーソン島は、ニュージーランドとチリの間にある南太平洋の無人島だ。地球上のあらゆる場所からも人からも遠く離れた孤島である。
そのヘンダーソン島の白い砂浜にあふれるのは、ロシア、米国、ヨーロッパ、南米、日本、中国から流れ着いたゴミの数々。ほとんどがプラスチックだ。こういったゴミは、世界の海を漂って南太平洋旋廻と呼ばれる海流に乗る。そして、まるでベルトコンベアーに乗せられたかのように運ばれ、1日3500個というペースでヘンダーソン島に打ち上げられる。
こういったゴミは累計3800万個にのぼるという。今回、ゴミに関する論文を共同で執筆したジェニファー・レイバース氏は、AP通信の取材に対して「実に憂慮すべき」量だと話している。
ゴミの大半は、漁に使う網や浮き、ビン、ヘルメットなどだ。その3分の2は砂浜に10センチほど埋もれており、最初は見えなかった。
「憂慮すべきとはいうものの、これは実際のゴミの量を過小評価した表現にすぎない。というのも、10センチほど地中に埋もれたゴミ、2ミリ以下の微細なゴミ、絶壁や岩場のゴミなどは調査できないからだ」。レイバース氏のグループは、5月16日に科学誌「米国科学アカデミー紀要」に掲載された論文にそう記している。
ヘンダーソン島は国連の世界遺産であり、世界有数の広さを誇る海洋保護区に含まれている。ユネスコのウェブサイトでは、ヘンダーソン島という「宝石」は、「実質的に人の手が触れていない世界屈指の現存するサンゴ環礁」であると紹介されている。そういったことを考慮すれば、蓄積するゴミは一層憂慮すべき問題といえる。
ヘンダーソン島は、英国の海外領土であるピトケアン諸島を構成する小さな4つの島の一つだ。ピトケアン島は、映画の題材にもなった18世紀末の事件「バウンティ号の反乱」にかかわった者たちの子孫が暮らす島として知られている。現在、人口は42人にまで減少しているが、島民たちはヘンダーソン島を日々の生活から離れてのどかに暮らすための逃避先として使っている。しかし、近隣のピトケアン島の人々、科学者、そして時おり仏領ガンビエ諸島から2日かけて船でやってくる観光客を除けば、ヘンダーソン島には4種類の陸鳥、10種類の植物、それに大規模な海鳥の営巣地があるだけだ。
「私たちは何をしているのか」
オーストラリアにあるタスマニア大学の科学者レイバース氏と、論文の共著者である保全生物学者アレクサンダー・ボンド氏は、2015年にヘンダーソン島にやってきて、3カ月にわたってゴミの密集度の測定や回収を行った。回収した5万5000個におよぶゴミのうち、100個ほどは排出した国を特定できた。2人の分析によれば、ヘンダーソン島には約18トンのプラスチックが漂着しているという。プラスチックのゴミの密集度では、少なくとも現時点で世界一だ。
米ジョージア大学で環境工学を教えるジェナ・ジャムベック教授は、世界規模で海洋ゴミの量を算出した最初の科学者の一人だ。そのジャムベック教授にとって、ヘンダーソン島のプラスチックの量は驚くべきことではなかった。教授の2015年の論文によると、海には毎年800万トンのゴミが流れ込んでいる。地球のすべての海岸線沿いに買い物袋大のゴミ袋を並べたとすれば、1フィート(約30センチ)あたり5つの袋を置けるほどの量だ。
「いちばん驚いたのは、スペインのカナリア諸島で調査をしているときでした。波が押し寄せるたびに、小さなプラスチックのゴミが打ち上げられるのです」と教授は話す。「『私たちは何をしているのか』と衝撃を受けました。まるで海が私たちに向かってプラスチックのゴミを吐き出しているようでした。ヘンダーソン島の砂浜にいる方々がどれほど衝撃を受けたかは、想像に難くありません」
ヘンダーソン島での調査結果は、深海の海底や北極の海氷といった人が寄りつかない場所からもプラスチック片が見つかっている事象と一致する。まさにこれは憂慮すべき事態だ。
「人々は、無人の楽園だと思っていた場所にゴミがあることに驚きます。驚きが続くのは、それが私たちにとって受け入れがたいことだからでしょう」。2012年にナショナル ジオグラフィックの「原始の海」プロジェクトを率いて、ヘンダーソン島を含むピトケアン諸島に向かった海洋科学者のエンリック・サラ氏はそう話す。「もはや、孤島というものは存在しないのです。人間は海をプラスチックだらけにしてしまったのですから」
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