西日本大学選手権決勝

環太平洋大 ５６０００００３｜１４
立命館大学 ０１２３０２３１｜１２
（延長８回）
【立】中原、岸、川内－三谷、上原、三谷
（本）田中雄、杉山、藤野、内田
（二）内田、薮内

　初回、先頭打者にいきなりホームランを打たれるなど、環太平洋大学の強打の前に２回表を終わって０－１１。しかし、このまま終わる立命館ではありませんでした！　
　２回、２死１塁から内田の２ベースでまず１点！　３回、田中雄のセンターへの完璧な当たりのソロで２点目！　さらに薮内の２塁打と藤野のヒットで１・３塁として、渡辺の犠牲フライで３点目！
　４回には、四球の内田を置いて、杉山がレフトに２ランを打ち５点目！（写真）　さらに田中雄と薮内の連続四球の後、渡辺のタイムリーで６点目！
　６回、薮内が四球で出塁すると、藤野のレフトへの２ランが飛び出し８点目！
　そして７回、三谷が四球で歩き、重松がヒットで続くと、内田がセンターに起死回生の同点３ラン！！　ついに１１点差を追いつく！　
　しかし、３回から７回まで無失点の好投を続けていた３番手・川内が、延長タイブレークの８回につかまり３失点。その裏、渡辺の意地のタイムリーで１点返し、一発が出れば同点のチャンスを作りましたが力尽きました。
　この結果、準優勝に輝き、４回生の田中雄大が敢闘賞を受賞しました。
　
　西日本大学選手権で３年連続の対戦となり、しかも３年連続延長の激戦となった環太平洋大学の、パワー溢れるプレーに敬意を表するとともに、大会２連覇を祝福します。

　山口県宇部市での大会は、６年前の西日本大学選手権第40回大会、３年前の全日本大学選手権第46回大会に続き、３大会連続での準優勝となりました。これは、ひとえに多くのご父兄、ＯＢの皆さま、そして地元・立命館大学宇部小野田校友会の皆さまの熱烈なご声援のおかげです。
　心から感謝の意を表します。大変ありがとうございました。