里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

遙照山の神仏と岡山県発祥の宗教

2008年06月21日 | 神 仏


遙照山の頂上には“両面薬師堂”があった。
唐から帰った慈覚大師が平安前期に開山したと伝えられ、本尊の石仏は南側が薬
師如来で北側が釈迦如来という珍しい一体の像である為に“両面薬師”と呼ばれ、
昔から信仰を集めているそうだ。

“如来”と言えば仏の最高の位だし、しかも薬師如来は人々の病気や障害を治して
くれる仏で、釈迦如来はお釈迦さんそのものだ。 
庶民にしてみれば、お堂をぐるっと回ってこの2仏を拝みさえすれば何でも願いを
叶えて貰えそうだと考えても不思議は無い。 信仰する人が多い理由は分からなく
もないが、それにしても横着な事を考えたものだ!


山頂から遙照山ホテルへ向かって少し下った所には“日月水火神社”という新しい
神社があった。 “ヒツキキビ神社”と読み、宗教法人“三穂の家(やかた)”が、
 ・大元皇大神 (だいげんすめおおみかみ)
 ・国常立大神 (くにとこたちのおおかみ)
 ・神素盞嗚大神(かむすさのおのおおかみ)
を祀っているのだそうだが、拝殿などの撮影は禁止されていた。

この宗教の他にも、何故か岡山県から生まれた宗教団体は多いそうだ。

そう言えば最近TVで“釈尊会”の代表の急逝が伝えられたが、この人の奥さんは
女優の若村麻由美さんだったし、
何年か前にTVで人を霊視して人生のアドバイスをしていた、三穂希祐月さんが代
表を務めている宗教団体が“三穂の家”で、伯備線豪渓駅から東方の“三穂の郷”
で農業や文化活動をしている会社もこの宗教団体の関連企業らしい。

時折TVなどで話題になるが、宗教団体が行っている活動や教義などについては意
外に知られていないものだ!

(岡山県発祥の宗教団体)
 ・“金光教”
 ・“黒住教”
 ・“ほんぶしん(天理教系)”
 ・“釈尊会”
 ・“三穂の家(さと)”


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