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生きることの意味

私のお勤めした中にはいろいろな境遇の方がいます。
一人で何もかもこなして六年間、奥様の病気の介護をしながらすごされた方に先ほど会ってきました。どんな形でも生きていてほしかったと。口がきけなくても起き上がらなくてもただそこにいてほしかったとおっしゃっていました。

なかなか人生は難しもので病気をしてあの世へと旅立つのはほぼ皆がなることです。しかし、普通ともいえるそのことにこの世に生きる大きな課題が詰まっています。

死への問題が克服できればほとんどの悩みが解消されるのかもしれません。多分、今いろいろな悩み事をかかえていても「さあ、死にます」と宣告されて現実になるより自分にとって大きなことはないでしょう。

明石家さんまさんが言うように「生きているだけでまるもうけ」と心の底から思える日がくるかもしれません。
人間の食肉にならなければいけない牛はその死を迎える直前に大粒の涙を流すそうです。もう自分がこの世からいなくなることが本当に悲しいのだと思います。

私達はそのような理不尽な生を強要されているわけではありません。自分の生き方次第でいくらでもその生涯を精一杯生きられるのです。
そのことの意味を十分にかみしめて生活しなくてはなりません。
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コメント
 
 
 
感謝の気持ちで。 (麗華)
2017-05-22 01:11:24
[どんな形でも生きていて欲しかった]その気持ちとってもよく分かります。
でも反対に普通では無く苦しい思いをしながら生き続けている姿を看るのも辛いとも思いました。

普通に生活出来ることに感謝しなければならないと改めて感じさせて頂いた思いです。

本日(5/21)も1日お疲れ様でございます。
 
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