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変えてはいけないもの

現代は過去にないほどお葬式やお墓の意味が問われる時代になってきています。

お葬式はこれからどんどん少人数化が進んでいくことでしょう。それは子供の高学歴化、給料や貯蓄率の低下により負担をなるべきかけたくないのもありますが、現役会社員でない方が喪主になる傾向が強いからです。義理や付き合いの範囲もだんだんと狭まっていきます。高齢化によって医療費の負担が重くのしかかる中、もはや今を生きる自分達に対してお金をかけなくては生活するのも不可能になっています。

お墓も一家族が一つのお墓に入る時代ではありません。少子化により女性が跡継ぎになるパターンが多く、またその女性も嫁ぎ先の長男の嫁であることも多々あります。また男性がいたとしても未婚のままで子のいる兄弟姉妹に先々のことをお願いすることも。つまり一つのお墓に姓の違う何家族かが同居するような形です。
もはや時代は昭和から平成にかけての理想的な家族構成ではなくなってきているのです。

私も娘一人です。彼女が大人になる頃にはもっとその傾向が加速するはずです。癒しや供養もこれからの日本人の精神性にはなくてはならないものです。それではお寺はどうこれからどう変化していけばいいのか。仏教界にとっても大きな課題だと言えるでしょう。

変わるべきところは変え、変えてはいけないことは貫き通す。願わくば奈良時代の大仏建立から広まった仏教による先祖供養のスタイルがこれからも連綿と続いていくことを強く願います。

ちなみに今日、お客さんに立派なお仏壇を格安で卸させていただきました。そのような立派なお仏壇でなくても先祖供養は自宅で形にこだわらずにすべきです。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown ()
2016-09-18 22:45:48
早いもので、秋のお彼岸ですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」とありますが
異常気象といわれてはいますが、不思議なもので言葉どうりに季節が変わっていきますね。

お彼岸は、ご先祖様の供養の期間でもあり、
自分を見つめ直す期間でもある事を知りました。
この半年、今までの人生何をしてきたのだろうと考えてしまう毎日でした。そして、後悔ばかりが思い返されます。
この節目の期間に、自分の生き方を改めてよく
考えようと思います。
 
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