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自戒

昨日、東京の深川の富岡八幡宮のすぐ近くで殺人事件がありました。それは通り魔による犯行との予想とは違い、神社の宮司一族の憎しみ合いの末おきたことには驚かされました。

私は同じような聖職者ですから少し思うことがあります。それは一般人の感覚とは違う世界が宗教界には存在していることです。本来、一番清らかでいけないはずの世界で骨肉の争いが繰り広げられるなんてあってはならないことです。まして富岡八幡様は大きく、伝統もありで沢山の信者を抱えている都内有数の神社です。少なからず今回のことで神様の御神徳を汚すことにもなってしまいました。絶対にあってはならないことがおきてしまって残念です。

宗教界とはある意味一般社会とくらべて閉鎖的で封建的な世界です。親族や一門の繋がり、そしてお互いの横のつながり縦の繋がりを大切にしてなるべく外部からの新しい風を吹き込ませることを嫌います。私のような在家の僧侶もそうですが神職者にも同じように一般の家庭出身の方がおられると思います。私達のような立場の人間はこの世界の難しさをよーく知っているのです。

「これはこうあるべき」

がとても強いように感じます。しかしそれが一般社会で通用するかは疑問です。自分のテリトリーの世界だけで通用していてそれが一旦収まり切れなくなると今回のように社会的にもあってはならないようなことにまで発展してしまう可能性があるのです。

それは自分があたかも神仏の使いであるのにもかかわらずに偉くなりすぎてしまう魔にとりつかれてしまうことが原因でしょう。
今回の事件は宮司さんやその弟さんがどんな方だったかは知りませんがその一族に生まれてきてしまったからこそ陥ってしまう何かがあったのだと思います。

偉くなっても、有名になっても、なかなか得ることができないことがあるのです。それは謙虚さです。これをなくすと能力があっても実力があっても暴走してしまい自分でも手が付けられなくなってしまいます。

私自身も強く自戒しなくてはなりません。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
謙虚さ (kojikoji)
2017-12-08 23:15:16
謙虚さは常に持っていたいと思います。そんな気持ちを忘れるその時はきっとその狭い世界でいっぱいいっぱいで外に別の世界があるなんて、当たり前のことなのに、気づかないものですよね。。しかし、本人にしたら紛れもなく自分の現実はそこにあって、そこで悩んで喜んで威張って落ち込んで、、、新しい風の入れ方をあらかじめ考えておいたほうが良さそうです。
 
 
 
二度と起きないように (麗華)
2017-12-09 02:06:52
今朝ニュースを見ていてとても痛ましい事件だと思いました。
富岡八幡宮、有名でしたのに..

身内で何があったのか詳しくはわかりませんけれども二度と起きてほしくない事件だと思いました。

本日(12/8)も1日お疲れ様でございました。
 
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