怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食をほとんど食べなくなり、義両親のドレイとなってすでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ユダヤ教徒はどこに。

2016年09月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
古本を扱う場所で見つけたちょいと目を引く小冊子。
いかにも宗教関係のものとわかる。
金色で印刷されている建物はイスラム寺院にも見えるけれど、文字はヘブライ語ってやつじゃあないか?
「ハガダー」と日本語で検索すると、でてくるぞ、たくさんのサイトが。

「過越し祭の式次第」らしい。
このサイトにこれの日本語版の目次が掲載されている。それでだいたい内容が想像できるだろう。

ワルシャワで印刷されたもののようだ。
ヘブライ語のほかに、ポーランド語と思われる訳文が添えられてあるのだ。

ワルシャワのユダヤ系住民と言えば、私には彼だ。(二冊は別タイトルだけれど全く同じ内容。日本在住のワカヲさんからの贈り物)

この本の内容によると、彼の家族はクリスマスを祝っていたらしい。
クリスマスって、キリスト誕生のお祝いじゃあないか。ユダヤ人とはいえ、すっかり欧州生活に馴染んでいた彼らも多かったことだろうに。
ワルシャワゲットーでは30万人の人々が犠牲になったと読んでいる。(この本には50万人、と書かれてある)
上の小冊子がワルシャワで発行されたということに、犠牲にならなかった人々の繁栄を見るようで、なんとなくほっとさせられた。

今までのここの生活で、ユダヤ系ドイツ人に出会ったことはない。
パリ出身のユダヤ系フランス人としばらく親しくしていたことがある。
彼女のおばあさんが、一番有名なあの収容所の生き残りだったのだそうな。
それを語る彼女を囲む私たち3人は凍りついたものだ。(ドイツ人一人、他二人はアジア人)
間近に書籍や映画で知るあの悲劇を知る身内がいる人を目の前にしたからだ。
生き延びた彼女のおばあさんは医師に「子供を持つことは不可能でしょう」と極限に痩せた状態の危機を知らされたそうだ。
無事に彼女のお母さんともう一人の子を持つことができた。
お母さんは医師だそうな。
あ、やっぱりね。
などと思ってしまった。
彼女自身も自動車関係のエンジニア。数学や物理・化学が大好きなのだろうなぁ。
「ユダヤ教を信仰していませんが、ユダヤ人としての自覚はあります」
ときっぱりと言っていた。
なるほど上の本の著者と同様だな。

民族、宗教が古くから入り乱れる欧州とその周辺国だ。
せめて、私が生きている間はお互いに寛容であるように努力してくれ、と思っている。



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