怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食をほとんど食べなくなり、義両親のドレイとなってすでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

男性から花束をもらう気恥ずかしさと嬉しさとその後の考察

2017年05月06日 | カテゴリー分けするのに飽き
ちょいとしたボランティア活動をしている。店番のようなことを週に数時間ほどだ。
半年もやっていると、名前は知らないけれど顔なじみの客ができてくるものだ。
その日はゴミを捨てようと、店から外に出た歩道でその男性が自転車でやってきた。
右手に花束。奥さんにお土産かな、ってチラッと思いながら挨拶をした。
「あなたにですよ!」
ひょえーっ。
考えてみると、男性から花束をもらったことは今までの人生でないかもしれない。
「花より団子」そのままの私、食べられるものを贈られた方が嬉しいから?!
通りには行き交う人々がたくさんいて、私たちのこの光景を眺めていた。うううっ、恥ずかしい。
どうして恥ずかしいのだろう?

その花束はなぜかスーパーのビニール袋で乱雑に束ねられていた。水をやるためにほどいてみると、テキトーな切り口とばらばらの長さに首をかしげた。
その辺の公園で彼が切って持って来た?
包装には無頓着なドイツ人たちだ。きれいに束ねて包装紙で包んで・・・とまではあまり思わないのかな。
たいして重要な人物でない私だから、そうだったのか。
たまたま荷物の多いその日、持ち帰るのにちょいと苦労した。車輪つきのかばんに刺してファスナーを緩く閉めた。


義母に見せると、彼女は花瓶を出してきた。
「誰にもらったの」と尋ねられたが、よく知らない男からだ、とは言い出せなかった。
彼は医師であることを自分で言っていたけれど、名前はまだ知らない。

ちょいと落ち込んだ日々が続いている。
いろいろとうまく行かないことも立て続けだし。
そんなグレーな気分を周囲に発散させていたのか?「ちょいとあのりすを励ましてやろう」と男性は花束を自宅の庭から急いで切って、その辺のビニール袋に包んで自転車飛ばしてやってきた、と勝手に想像。
誰かか気にしていてくれるという幸運。
切り花をもらう贅沢。
あまり深く考えずに、喜ぶことにしちゃおう。

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3 コメント

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花束 (おばさん)
2017-05-06 08:02:30
私が初めて男性に頂いた花束は、スーパーで売ってる仏花(398円の値札シール付き、黄菊と白小菊と赤いカーネーション)でした。

何十年経っても忘れられない強烈な贈り物です。


この花束、お相手がどのような意図で下さったか謎ですが、花に罪はありませんから、存分に愛でてあげてください(花を)
そうですよ (もちっこ)
2017-05-06 11:00:36
きっとお友だちにお庭の花をおすそ分けするような気持ちで下さったのでは?
深く考えずに心から喜んでいいと思いますよ。
お義母さま、きれいに生けて下さいましたね。
りすさんの素直な文章が大好きです。春になって太陽の光を浴びて、少しずつでも健やかになりますように。
さすがヨーロッパ (おやまのさいとー)
2017-05-06 13:27:22
背景の椅子と、窓のカーテンと、花瓶がとてもバランスよいですね。
日本の場合…障子紙に畳の和室に生け花といったところでしょうか。
と言っても、我が家にも実家にも畳はあれど障子はありません。
娘はあの障子紙に穴を開ける楽しさを知らぬまま大きくなるようです。

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