怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

下半身は五枚重ねて寒さに対応するドイツ生活

2017年11月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
最高気温が10度を下回るようになった。来週は最低気温が氷点下という予報が出ている。
北海道もそうらしいが、冬の寒さが厳しい地域では家の中の暖房に恵まれている傾向にある。
子供の頃読んだ書籍には「ドイツの冬の室温は30度あって、半そでシャツでビールを飲み、暑くなると窓を開け放った」とあった記憶がある。
北海道出身の知人の実家も冬場の室温設定は25度で、半袖で過ごしていたと最近書いていた。
ただ、それは、どこの家もそうであるわけではない。
5,6年前までブログで親しくしていた北海道の女性の家は、冬には風呂の水が凍り、玄関が凍り付いて開かなくなる、と書いていた。古い建築物はいまだに暖房設備が関東並みらしい。
ウチはさすがに関東並みの家ではないが、冬場の室内は寒い。温度計を見ると20度はあるのだけれど、体感室温が低い。
これを書いている現在も外出できそうな分厚いジャケットを着込んでいる。
ここで生まれ育った義母も寒いようで、私と同様に厚着している。
彼女の目の前でうっかり寒そうにしていた。早速腕を触られ「この下に何枚着ていますか?」と尋ねられた。
上着に気合を入れず、下に充分に重ね着をすることが重要だ、というのが彼女のやり方だ。
「私なんて、ズボンは5枚重ねですよ!」
と義母は言った。
ご、五枚??シャツ類はともかく、下半身の衣類を五枚も重ね着できるのだろうか?
「リータおばさん(親族の一人で欧州流の超肥満体型)はそんなにたくさん着込めないだろうけど」
と義母は笑いながら言ったので、細身の人にしか五枚重ねはできないと彼女も納得しているのだろう。
その、五枚重ね姿を盗撮。
 
今流のぴったりとしたズボンを義母は持っていないので、ちょいと余裕あるデザインだ。もう、何十年も使っているのだろう。
これだけゆとりあるズボンだったら、下に何枚も穿けるかも。
 
ウエスト周りが苦しくならないのだろうか。
その点を義母に尋ねると・・・・
「ストッキングや、りすが日本で買ってきてくれたレギンスとか、それらは股上の長さが数センチ違うので意外と苦しくないのよ」
ですって。
トイレに行くとき、大変じゃあないかい?
膀胱満タン感100パーセントのときなど、優雅に「いちま~い、にまぁ~い・・・」などと下げていられない。
一度にばっ、ど下げるのだろうな。
下げるのは簡単でも、上げるとききちんと着用しないと気持ち悪いし。
ああ、やっぱ、5枚重ねは面倒じゃあないか。私はできない。
日本の優秀なあったかいレギンスが欲しいものだ。義母も欲しいかも・・・