怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

お弁当対決

2017年06月30日 | カテゴリー分けするのに飽き
アフガニスタン人S君29歳のお弁当。サフランライス風。クミンシードと一緒に油で炒めたバスマティライス。ちょいと黄色いのはウコンかしら。
「ソースを作る時間がありませんでした」と言いながら、私と一緒に食べることになった。
スプーン二本を取り出しただけで、取り皿を持ってくる様子がなかった。こうして凄く親しくも無い男女が一つの容器から一緒に食べるのはアフガニスタンでは普通なのだろうか。
おいしかった。でも、やっぱ、ソースがあった方がいいな。

バナナとリンゴも持ってきていた。リンゴを一個分けてくれた。

その前日の私の弁当はこれだ。小豆・黒米入り米飯に、白豆トマトソース。
プラスチック容器からだして、皿に盛り付けて電子レンジで温めた。
もう、弁当のレベルを超えている。やりすぎ。たまに作るとこんな風に張り切ることができるのだろうな。


知人からのインスタント食品。食品関連の見本市でもらったものだそう。容器にあけてお湯を注いで5分待てば出来上がり、という品だ。

これがまた、今流行のビーガン食品だ。
ドイツ人と接していると、かなりの確率で「私は肉と乳製品を食べません」ということが多くなってきた。

このビーガンマークは肉と乳製品まみれ世界のビーガンたちを安心させるものなのだろうか。
在独日本人仲間の一人と話していたら、意見が同じになった。
「ビーガンの人たちって、何か新興宗教にはまった人と似ている」と。
彼らと食事をするのはきわめて困難だ。なにしろ、乳製品も避けなければならないというのは、この国に氾濫しまくっているお菓子やケーキでさえ原材料に配慮しなくてはならないのだから。
スーパーには肉の食感や味を忘れられないビーガンのために、大豆で作った肉もどき製品が並ぶようになった。
ビーガン団体は卵や牛乳を使わないケーキの作り方を広めている。(結構おいしい。クリームに煮豆をを使うのはいいアイデアだ!まるで和食に近づくようだ。)
ビーガンになるなら、肉もどきも代用材料ケーキも食べるのを止めるべきだと思う。なにか、ぬるい感じがする段階の現在のビーガンたちかも。
ビーガンになる気持ちもわからないではない。このまま肉食を普通に地球上のニンゲンが続けていくのは無理がありすぎると思う。
考えすぎると、人口削減をしなければならない、という結論に至ってしまう私。
なので、考えないことにしている。

お湯を注いで5分経過した。
材料の半分はクスクスだ。不味くは無いけれど、ちょいと濃い目の味なので、ご飯のおかずにいいかもしれない。
ありがたく大事にいただく予定。