風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

りんご王国おためし暮らし 7-2

2016-10-16 | 東北
その1からの続きです。

○ 鬼の八幡宮

JRの駅一つ分ほど距離がある場所までやってきました。
ここはもう、撫牛子駅のそばです。
この駅名、変わっていますね。
撫子(なでしこ)の中に牛が入っているんです。
なんて読むんでしょう?
牛を撫でる子で、うしなでこ?
正解は「ないじょうし」でした。読めません!

さて、ここまでやってきたのは、ひとえに変わった鳥居を見たいから。
それは、鳥居の上に鬼がいるものです。
きょろきょろ探していると、ありました!



本当に、鳥居の上に鬼が付いています。
不思議だわ~。鬼のような魔を寄せ付けないための鳥居なのに。

横からも後ろからも撮りました。立体的。
こう見ると、お寺の屋根を押さえている邪鬼に似ているなあとも思います。
 


どうやらこの辺りでは、鬼の力強さにあやかって、子供が丈夫に育ってほしいという願いを込めて、鬼を祀っているんだそうです。

そういえば、岩木山には岩木山神社のほかに岩鬼山神社もありました。
ほかにも全国で珍しい、鬼を祀る鬼神社があったはず。
かなりアクセス困難とのことで、今回はあきらめましたが、気になっています。

悪戸(あぐど)とか鬼沢とか獄という地名もあるんだそう。
由来を知りたくて、うずうずするわ~。

たくさんの鳥居をくぐっていきます。
稲荷神社でもないのにこんなに鳥居があるのも、珍しいこと。



でもそのほか、敷地内は特に変わった様子はありません・・・
いえ、ありました!狛犬が古めかしい出雲型でした。
動きがあってかっこいいです。

もう一対、狛犬がいました。こちらは頭の上に赤トンボ~。



この神社はピエール瀧さんのBS番組『歴史発見 城下町へ行こう!』で、以前採り上げられたそうです。
今回の旅を手配してくれた、たびすけ社の西谷さんが案内役をしたんだそう。
母が観ている番組なので、録画が残っているかもしれません。

○ 弘前八幡宮

それから、弘前で一番大きい神社、弘前八幡宮へ。
巨大な鳥居が目立ちます。 



境内には人がおらず、静かでした。
また保食神社がありました。「うけもち」ですよ。



祠の前にはいろいろな石仏系がどっと密集しています。
田代大神という石碑があります。
どんな神様か存じ上げませんが、田代という言葉からして、農業の神なんでしょう。
二宮金次郎像までありました。



自然石の狛犬が奉納されていました。
じっと見つめると、たしかに狛犬みたい。



○ 熊野神社のカエル

近くにある別の神社にも足を伸ばしました。
こちらは熊野神社。やはり無人です。



参道左側に見えるお社の中には、巨大なガマガエルの像があったのでびっくり。
交通安全祈願のカエルさん。ものや人が「無事カエル」という意味からです。



それからまっすぐ南へ向かい、中央弘前駅の方へ行きました。

○ 一戸時計店

かわいらしい洋風の時計台が目に留まって、足を留めました。
明治時代からの時計店で、今の時計は3代目になるそうです。



○ 市場で大学イモ

その隣には、1972年創設の中央食品市場がありました。
ここは、ハウスの元住人達も訪れたという市場。
中に入ると、思ったよりも小規模ではあるものの、濃厚な昭和っぽさにくらくらします。
 


立ち止まってお店の人と会話するのはなかなかハードルが高く、そのまま通り過ぎたい気持ちに駆られましたが、勇気を奮って、みんながおすすめと言っていた大学イモを食べてみました。
水飴じゃなくて砂糖を使っているのは、初めて。
食べ慣れたものとは違う食感で、おいしくいただきました。



○ 津軽っ子専用缶バッジ

そこを出てから、まちなか情報センターでひと休み。
1Fにはラジオ放送局があり、ガラス越しにオンエア中の様子が見られました。
津軽っ子用の缶バッジを発見。





見えにくいものは「カワイイけどなまってます」とか「弘前城と日本一の桜見てきました」とか。
「ねぷた馬鹿」、いいですね~。

○ 弘前昇天教会

近くには、北欧のケルト文化圏に来たかのような教会がありました。
大正時代に建てられた、赤レンガ造り・ゴシック様式の建物です。
おごそかで神々しかったです。(逆光だからなおさら)



○ 道を聞いて道に迷う

まちなか情報センターで五重塔への行き方を教えてもらいましたが、坂道を上りすぎて、ずいぶん先まで行ってしまいました。
外国のキャンパスのような弘前大学医学部の前を通ります。



五重塔に着いたと思ったら、鳥居がたくさん。
また間違えて、稲荷神社にさまよいこんでいました。
せっかくなので、鳥居をくぐり抜けて、お参りします。
お狐さんは、手ぬぐいのほおかむりをしていました。



○ ようやく到着

ようやく五重塔のある最勝院というお寺にたどり着きました。
参道のもみじがほのかに紅葉しており、秋の気配を感じます。



数多く並ぶ石像の中で、横向きのものが気に入りました。



立派な仁王門。あれ、前にいるのは狛犬ではなくウサギです。
門の中央には「卯歳一代様」の字が。



そういえば、前日にコバヤシさんが「この辺りには干支別の寺社がある」と教えてくれましたっけ。
それは「津軽一代様」と呼ばれる風習で、このお寺は卯年の人がお参りするお寺というわけです。
でも、干支が違うと家族ではお参りしにくいですね。同い年同士で行かないと。 

○ 地味好み

1667年建立の五重塔は、東北一の美塔と言われているそうです。
たしかに色鮮やかな朱色の美しさに見とれますが、私は羽黒山(山形)の五重塔の方が好みだわ~。



でも私が渋好みなだけで、ほとんどの人がこちらを選ぶでしょう。
お寺の名前にあやかって、必勝お守りがたくさんありました。



本堂に掲げられた木札。
これほど多くの札所となっている、由緒正しい古刹です。
ちなみに私はこれを見てかなりテンションが上がり、心の中で手足をバタバタさせていましたが、そういう人はあんまりいないんでしょうね~。



○ 竜と狛犬

手水舎の竜が表情豊か。
「ボール、投げるよォ」と言っているように思えます。



今回の旅で出会った狛犬のうちで一番気に入ったのが、こちら。
わあ、なんて独創的なんでしょう。君は何者なのかい?



敷地内の別の狛犬もキュートでした。
お尻がプリティー!



最勝院に隣接して、八坂神社がありました。
こちらの狛犬は、鳥居越しに五重塔をいつも眺めています。
こんな贅沢な風景を見ていたら、耳も立っちゃいますね。



○ 一番とビリ

新寺町のお寺の壁に掲げられてあった言葉。
「一番はすごいけどそれよりすごいビリもある」と大きな字で書いてあります。
横には葉迦の名。釈迦十大弟子の一人、大迦葉のことでしょうか。
それとも単なる誰かのペンネームでしょうか。



後で調べてみると、教育者で僧侶の東井義雄氏の言葉に
「一番はもちろん尊い。しかし、一番よりも尊いビリだってある。」とありました。
それをベースにしたものかもしれません。

どこかのお寺で、5時の鐘が鳴りました。

その3に続きます。

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