風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

りんご王国おためし暮らし 8-1

2016-10-17 | 東北
7日目からの続きです。
滞在も一週間を過ぎ、今では「下北沢」という地名を聞いて「下北半島」を思い浮かべるようになっている私。
かなり津軽度が増しているわ。



○ メンバーは蔦温泉

夕べも遅くに寝たため、寝不足がしっかりとたまりつつある朝。
蔦温泉で一泊して週末を十和田湖で過ごすyumさんが、もう仕度をしていました。

十和田湖行きのバスは弘前と青森駅前から出ていますが、弘前便は蔦温泉に停まらないため、いったん青森まで出て「みずうみ号」で蔦温泉まで行くとのこと。
大回りしなくてはいけないなんて、大変だわ。
彼女がハウスに戻るのは日曜夜。私は日曜昼に帰るので、ここでお別れです。
寝ぼけ眼のままで東京での再会を約束して、お見送りしました。

そののちヌマさんも起きてきました。昨日よりはいくらか顔色が良くなった感じ。
それでもまだ痛みがあるため一日ゆっくりしているとのこと。
私が外に出かけました。

○ 武家屋敷ふたたび

この日も武家屋敷へ。この日は土曜日で4棟すべてが公開されているため、前日閉まっていた旧伊東家住宅と梅田家住宅をさらっと外から見学します。
旧伊東家は藩医が住んでいた住居で、中級武士の住居に似ているとのことです。



すき間のない黒い板塀が、時代を感じさせますね。
大人の男性でも中をのぞけない高さになっています。



藩医といったら「仁(JIN)」の世界ではありませんか。
昨日前を通りかかった弘前大学医学部。あそこで学ぶ学生の大先輩が、ここに住んでいたわけですね。



伊東家の門をくぐって細道を辿ると、奥の梅田家に通じます。
梅田家は江戸時代末期の武士の住居。



こちらは生垣が周りを取り囲んでいます。
かやぶき屋根って味があっていいですね。



4棟どれも、庭の手入れもよく丁寧に保存されていました。

○ キリスト教とインドリンゴ

洋館の多い弘前は、キリスト教が東北で一番早く伝わった町だそうです。
こちらは明治39年に建てられた、東北最古のプロテスタントの教会。
内部には津軽塗の聖餐台があるそうです。和洋折衷。



この教会に招かれた初代の宣教師が故郷のインディアナ州から取り寄せたリンゴが、津軽をリンゴ王国にする流れを作ったのだそう。
それって、リンゴ公園で見かけた「インド」のことですね!
わあ、点と点がつながった感じ。
こういう時、一人でも踊り出したくなります。

○ 五所川原方面ドライブ

お昼に、事務所前でスドウさんと落ち合いました。
これから五所川原方面へ車で連れて行っていただけるとのこと。
貴重なお休みの日に、ありがとうございます!



この日は雲が多くて、車から眺める岩木山の姿もいまひとつ。
紅白のつぎはぎ電車が、ゴトゴトと畑の向こうを走っていきました。

○ わさまがへろぉ

昨日、行き方を教えてもらった場所を訪ねたお礼と報告をします。
ただそのおしゃべりは、この看板を見てふと途切れました。



「わさまがへろぉ~」?
どんな意味?どう考えてもさっぱりわかりません。
後ろから読むの…?
町の人たちの方言はそんなに強くありませんが、時々判読不可能な謎の文字列を目撃します。

・・・後日、イトコのマミちゃんが「俺にまかせろ!」ってことだよ、と教えてくれました。
「わさ、まがへろ」なのね~。
「わさまが、へろ」→「俺様がへろへろだ」ってことかと思った!
知らないと分かりませんね。どうもありがとう(^O^)!

○ 道の駅つるた 鶴の里あるじゃ

道の駅つるたに寄りました。道の駅好きなので、ドライブの時に寄ると嬉しくなります。
「"あるじゃ"は、津軽弁の"あるよ"と、スペイン語の"アラ"(翼)と"グルジャ"(鶴)を合わせた言葉」
意外に凝ったネーミング。なぜに突然スペイン語?



○ ジャンボ!ジャンボ!

「ここには面白いものがあるんだよ」
パン売り場に行くと、そこには驚愕の光景がありました。
遠めに見てもはっきりとわかる、ジャンボなビックリパンが勢ぞろい。



シュークリームや焼きそばパンなど、通常の3倍くらいの大きさのものが並んでいます。
わらじ以上の大きさ!かんじきサイズ!さすが雪国!(そこかな?)



ジャンボシュークリームはお値段1200円ナリ。見るからにズッシリ!
こんなに大きいのに、シューがふんわりしている秘訣を知りたいものです。



ああ、スマホを並べてサイズ比較をするんでした。
おばけ厚揚げ!それにバケツに入ったバケツ豆腐!
どうしてどれも、そんなに大きいの?



ハウスにお土産に買って行こうかと思いましたが、夜はyumさんがいません。
ヌマさんと二人では完全に余らせそうな量なので、やめておきました。

○ あげたい

「あいたい」といったら、沢田知可子の泣ける歌。
「あげたい」といったら、誰に何をあげたいの?



じゃなくって、揚げたたい焼きでした。揚げたのって、見たことも食べたこともありません。
これはジャンボではなく普通サイズなので、安心して買ってみました。

ぶどうがたくさん売られているなと思ったら、この辺りはスチューベンの生産量が日本一なんだそうです。
NY生まれ、津軽育ちで知られるぶどうですね。

○ 町の木の廃校

鶴田町では、あちこちに鶴のモチーフをみられます。橋も鶴デザイン。



次に訪れたのが、水元小学校の旧校舎。



廃校になった今も、丁寧に保存されて、歴史文化伝承館として存続しています。
NHK大河ドラマ「いのち」のロケ地として使われたそうです。



靴を履きかえて中へ。きれいに保存されており、大切にされているなあと感じます。
床も木張りですべりがよく、子供の時のようにスリッパでスイスイと足を滑らせながら移動。



私、ヒバの香りが大好きなんです。木では一番好き。
ヒノキよりも、白檀よりも、心落ち着きます。
ここは、総ヒバ造りの建物だったので、スーハースーハー、ずっと深呼吸しています。



「廃墟好きのtomさんがいたら、喜んだだろうねー」とスドウさん。
たしかに。手入れが行き届いていて、廃墟というには小ぎれいですけれど。

○ 古いものばかり

古い農具が置かれた部屋や、地図が集められた部屋。
ワー、どれももう使われないものばかり。



みの?のみ?あれ、どっちだっけ?(みのでした)
後ろにある農具はわかりますよ。しょいこですね。



脚ふみミシンがありました。わあ、なつかしい!
HAPPYと文字が見えて、かわいいなと思ったら、「幸せな気持ち」ではなくて会社名でした。
ハッピーというミシン会社があったんですね。
シンガーミシンかと思いました。



教室。わあ、この木でできてる感がいい!
やっぱり木製って温かみがあって、いとおしいですね。
大きな分度器が教室だわ~。そして振り子時計!チックとタック!



体育館の床もすべて木張り。天井には、張子のタンチョウヅルが何羽も飾られていました。
鶴を大切にしているんですね。でもシュートする時、バスケットボールをぶつけたりしなかったのかしら。



鶴さんは廃校になってから飾られたんでしょうね、きっと。

○ ツル多はげます会

江戸時代に多くの鶴が飛来したという鶴田町では、鶴を大切にしています。
それがなんだか変な方向にいったんじゃないかと思うんですが、この町ではツルツル頭の人たちが頭に吸盤を付けて争う奇祭があります。
その名も、ツル多はげます会。

なぜなぜどーして?
でも、ツルツル頭で世の中を明るくしようとするその心意気はいいですね!
男性にとって深刻な髪の悩みも、ここでは祭に参加できる選ばれし人になるわけですから。
しかもこのお祭り、公表なのか年に2回行われているそうです。ビー・ハッピー!



私たちも、出場資格がない頭なので実際には参戦できませんが、顔はめパネルにならハマれます。
スドウさんとかわりばんこに顔を出しました。
お互い髪の毛を見せないように、細心の注意を払いました!

その2に続きます。

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