落語会の席でお客様からの戴きものの中に権中納言匡房「高砂の 尾上の櫻 咲きにけり 外山の霞 たたずもあらなむ」と・・・
かるかに見渡す高い山の峰に 桜がさきだした あの櫻が見えなくなっては残念だから 里に近い山の霞よ どうか立たないでほしいのよ。
もう春がそこまで「桜」満開の季節が待ち遠しいものです。
桜の季語・・・春
ふみ書く間待たせて折らす桜かな。。。園女
嵯峨の春竹の中にもさくらかな・・・・蕪村
会い別れあと幾そたび桜かな・・・六本和子
連峰を屏風びらきに桜かな・・・鷹羽狩行