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親業のこと

事例紹介~相手の気持ちに寄り添い「聞く」ということ~

2017年09月03日 | 親業のこと


ここのところ、朝晩が急に冷え込んで、
涼しくなりましたね。
涼しいを通り越して寒いくらいの時もありますが

さて、2学期が始まり、子どもたちも親たちも、
学校行事に追われる時期に突入ですね。
いろんなことがスムーズに進むことも大切ですが、
何かしらの問題にぶち当たったときこそ、親の出番です!
実は、こういう時こそ、親の役割を効果的に果たすことができるチャンスで、
その取り組み次第で、子どもは大きく成長でき、
また、親としても子どもと一緒に成長しつつ、
いい親子関係が出来上がってくるのです。
このチャンスをいい方向に活かすか、つぶしてしまうかは
親の対応次第です。



          

 



     【事例紹介】 息子(10歳)に、明日の6時間目は委員会かクラブか聞いた時の会話
            委員会の日だと分かったが・・・・・。
   
       子  :  図書委員はいやだ
       母  :  図書委員はイヤなんだ
       子  :  イヤではないけど、集会委員になりたかった
       母  :  集会委員になりたかったのに、
             図書委員になってしまったのがイヤなのね

       子  :  ううん、第一希望は集会委員だったけど。
             図書委員がイヤなわけじゃなく、図書整理が毎週あって時間がかかるのがイヤなの
       母  :  図書委員になったことではなく、
             委員会の日も図書整理があって時間がかかるのがイヤなんだ

       子  :  そう、よく分かったね

 
     【感想】
      「(コミュニケーションをはばむ)おきまりの12の型」で応えてしまうところでしたが、
      これは受容できる内容の話だし、息子のサインかもしれないと、能動的な聞き方を試して
      みました。繰り返しただけなのですが、何がイヤなのか理解できて嬉しかったです。
      「よくわかったね」と言われたときに、今までよく聞きもせず、勝手に判断していたなと
      反省しました。普段、私が決めつけてかかることが多く、お互いに気持ちがわだかまって
      しまうのですが、子どももふてくされることなく、話が終わって良かったです。
      子どもの気持ちを理解するって、こんな感じ?と実感した会話となりました。

                            HRN2017秋号より


          

 


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