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親業のこと

事例紹介~相手の気持ちに寄り添い「聞く」ということ③~

2017年05月24日 | 親業のこと
【事例紹介】
  朝「学校に行きたくないな-」という息子(7歳)の言葉に、
  「明日行けば休みだよ」、「まあ、そういう時もあるよ」、「何?学校で何かあったの?」
  「いいから早く行きな!」とか、今までみたいに応えるのはやめて、
  親業で習った「能動的な聞き方」をしてみました。

    子 : あーあ、もうすぐ学校にいく時間だ。
    父 : そうだね。学校に行く時間だね。
    子 : 学校に行きたくないなぁ!
    父 : 今日は学校に行くのがいやなんだ。
    子 : うん。おれ、今日は給食当番なんだよ。
    父 : けんちゃんは、給食当番だから学校へ行きたくないんだね。
    子 : そう、給食当番は面倒くさいし、運ぶのが重いからいやだ。
    父 : そうなんだ。給食運ぶの重いんだ-。
    子 : パパも昔、給食運ぶの重かった?
    父 : うん。給食の牛乳が重くて、よろよろして(おもしろくジェスチャーをしながら)こぼしちゃったよ。
    子 : (笑っている)
        そろそろ学校へ行こうっと!
 
 
【感想】
   「学校に行きたくないなー」と聞いて、子どもの問題だなと、
   意識して能動的な聞き方にチャレンジすることができました。
   自然にはなかなか難しいですが、少しずつうまく応えていきたいです。

 HRN2010春号より




            

子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、たいていの親は、
ドキッとするのではないでしょうか。
何で?どうやったら子どもを学校に行かせられる?
私はどうすればいいの?
親が必死で考えて、
悩んで、苦しんで、
ずいぶんしんどい思いを私自身がしてきたように思います。
でも、ゴードンメソッドを知ってからは、
自分がどう対処すればいいのかが分かったので、
本当に楽ちんになりました。

子どもは、ちゃんと自分で解決する力を持っています!
こういうときこそが、その子が成長するポイントとなるんですね!!
親の勝手な思い込みで、
成長の芽を摘み取らないようにしたいものです。





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