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絵本作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

絵本「チロリものがたり」

2017年04月05日 20時03分57秒 | 日記

         原作・文/大木トオル 絵・岡山伸也 絵本塾出版 1300円+税

 日本で最初のセラピードッグになったチロリの実話です。
 お話はチロリがわが子犬と一緒に捨てられているところからはじまります。それを子どもたちが見つけ小屋で育てはじめます。でも、子どもたちは子どもたちでしょう。子犬の育て親を探し、チロリを引き取られたのが大木トオル(一般財団法人国際セラピードッグ協会代表)さんです。
 それにしても捨て犬だったチロリがいかに賢い犬だったことか。二年六ヶ月かかる四十五の訓練を、わずか六ヶ月で合格したというから「ほー」となります。
 セラピードックは病院を訪ね患者に寄り添い、その回復を助けます。患者のおばあさんは、なんとかしてチロリの頭を撫でたいと、動かない手を伸ばしているうちに……。おじいさんもチロリと歩きたくて……。
 おとしよりや患者には、懐かしい歌や、絵本の読み語り、そしてセラピードックやネコなどが、大きな回復力を与えてくれるといわれています。ひとと犬が交わすアイコンタクトの画面には、こころのぬくもりをもらったわたしがいました。
 絵は動物を描くのが大好きな岡山伸也さん。その愛犬トトと愛猫のプイプイもさりげなく登場していました。

 本日は同人詩誌の校正や感想などあちこちへ手紙を。それからこんな遊びをしていました。 

     かえる

  かえるはかえる
  どこへかえる
  こどものころに
  あのころに

  あのころぼくは
  おたまじゃくし
  そのころぼくは
  かえるのたまご

  いねかりすんでふゆごもり
  ぺったんぺったんきねのおと
  もうすぐとうちゃんかえるのか
  たろうがえきへかけていく

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10 コメント

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ドンドンよくなる法華の太鼓 (北の町から)
2017-04-05 20:16:09
創作とは、ひとつの作品をこんなに大切に育てていくんですね。
ポッと浮かんだものが「完璧、大成功!」ということもあるのでしょうか。
たわむれ ( 内田麟太郎)
2017-04-05 20:54:51
北の町からさま
 いや、それほどことではなくて、ただ「かえる」とたわむれていました。
 完璧というのは錯覚としてはある!(笑)でしょうが。わたし的には……。
かえる (しいこ)
2017-04-05 21:40:10
動物セラピーいいですよね。
ぬくもりや生きがい、愛情の交流にとってもいいと思うのです。

かえる
心地いいです。
かえる (絵本の河)
2017-04-05 22:49:20
年を重ねても、子どもの頃にかえる。童謡を聴きながら麟太郎さんに「童謡」の詩を書いて頂きたいと切に願っていました。
小児病棟 ( 内田麟太郎)
2017-04-05 22:50:58
しいこさま
 動物セラピー。小児病棟にも行くんだよね。テレビで観たけど良かったなぁ。
 「かえる」。序曲 内田麟太郎。終章最上一平。中継ぎ通行人A。ふふふふふ。
ん! ( 内田麟太郎)
2017-04-05 22:52:53
絵本の河さま
 動揺しています。足t白秋を読みましょう。
太郎の気もち? (木枯らしモンジャロウ)
2017-04-05 23:32:15
「かえる」の心地いいリズムがいいですね!
たろうの気持ちまで、広がりますね。
童謡だけに (絵本の河)
2017-04-06 00:26:05
童謡だけに動揺されたのですね。でも、詩は、メロディが付くと自然に覚えて残るのです。まどさんもそうでしょう!童謡の詩、是非是非お願い致します。
「かえる」 (ひでちゃん)
2017-04-06 06:00:59
内田麟太郎さま
ラストの「たろう」で一平さんが浮かびました。駅でなく、バス停ですけどね。名作「夏の写真」を思い出します。二人が結ばれるきっかけになった作品だそうです。そう、のろけています。バカヤローです。
伴走 (内田麟太郎)
2017-04-06 10:29:02
木枯らしモンジャロウさま
 太郎をねむらせ雪……盗作だ!
 いいえ、オマージュです。

絵本の河さま
 わたしはオタマジャクシが読めないんですよ。トホホホホ。

ひでちゃんさま
 まさに、伴走だね。

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