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絵本作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

伊藤秀男さんは絵描きです

2017年06月09日 16時34分41秒 | 日記

      伊藤秀男 福音館 900円+税

 名作は甦るとは、この絵本のことでしょう。1992年10月に月刊こどものともで出た絵本の上製版です。
 愛知の農村部のお話です。きょうは、いもめいげつの日です。どの家でも玄関先に、お芋はもちろん、ビスケット、チョコレート、バナナ、栗、文具などを並べ、村の子どもたちを待っています。子どもたちは自由に持ち帰り食べていいのです。いい風習ですね。
 火の見櫓もある場面で、おじさんが「めいげつや いもをめぐりて よもすがら…… ワッハツハッハッハ」と笑っています。伊藤秀男さんでしょう。話もとても素朴であたたかくいいものなのですが、絵がたまりません。子どもを可愛く描こうとか、売れそうな絵を描こうとかの、助平な心がまったくなく、自分の好きなように絵を描いている画家の悦びが伝わってきます。(おれは助平だなぁ)と思うだけに、感動します。

 今日は明日からの遠出に備え早く帰ってきました。というわけでブログはしばらくお休みします。

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6 コメント

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色気 (Megumi Buda)
2017-06-09 21:59:00
先生、男の方も女の方も、助平の方が色っぽくてよろしいかと思います。明日よりどこぞへお出かけとのこと、どうぞお気をつけて。
Miss you a lot..
源泉 ( 内田麟太郎)
2017-06-10 06:04:53
Megumi Budaさま
 人類愛の源泉ですね。ブラボー!
好き (しいこ)
2017-06-10 16:52:15
私も伊藤秀男さんの絵が好きです。
子どもたちの息づかいがそこにあると感じるのです。

お気をつけて~
行ってらっしゃいませ~
現地取材 (絵本の河)
2017-06-10 21:25:10
伊藤秀男さんと言えば、現地取材ですね!愛知にもお行きになった事でしょう。
ぼちぼち! (木枯らしモンジャロウ)
2017-06-11 20:50:00
先ほど、帰ってきました。
伊藤秀男さんの絵、子どもの躍動感がありますね。子どもの声が聞こえてきそうです。
伊藤秀男 ( 内田麟太郎)
2017-06-13 12:30:20
しいこさま
絵本の河さま
木枯らしモンジャロウさま
  五十年後には伊藤秀男さんの絵は、手の届かないものになっているでしょうね。わたしはそう思っています。惚れた弱みでしょうか。イヤ、ソウデハアルマイ。

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