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絵本作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

絵本「へたなんよ」

2017年03月15日 17時24分06秒 | 日記

       ひこ・田中  はまの ゆか  光村教育図書 1300円+税

 絵本の扉の、ひこ・田中のことばは、つぎのようにはじまります。
   おばあちゃんは、いろんなことが へたなん。
   おかあさんは、「へたやなんて いうたら アカン」と おこります。
   おばあちゃんは、「へたでええよ」って わらうの。

 わたし(ネネ)はおばあちゃんのへたなところを、つぎつぎといいます。たとえば、「おぼえるのも へたなんよ」と。でも、おばあちゃんは「ネネは、おぼえるのが じょうずね」とほほえんでくれます。

 わたしは友だちの「へた」なところ、「じょうずな」ところを、おばあちゃんに話していきます。そしておかあさんのこと。自分のそのことを。そしてわたしがたどりついたところは、「わたしは おばあちゃんの へたなところが すき」「おおきに。へたで よかったわあ」。そして、おばあちゃんのじょうずなところは……。
 言葉が少しずつずれながら、そこへたどり着いていく、くり返すことばのグラデーションに思わず「うまいなぁ」とつぶやかされます。
 絵の、はまのゆかは精華大学マンガ専攻科出身。そのことがとてもよく生きている絵です。おじいさんのわたしは「新時代の到来やなぁ」。

 仕事場に着き、パソコンを立ち上げましたが、「う~ん、頭が疲れとるなぁ」。なにもしないで帰ってきました。 

   

 月刊『子どものしあわせ』に、わたしのインタビュー記事がでています。タイトルは、連載トーク「私を育ててくれた人たち」。
 書いてくださったのは伊藤知代さん(本の泉社)です。アホがお好きな方には、おすすめでしょうか。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひこ田中さん (絵本の河)
2017-03-15 22:19:38
ひこ田中さんは、関西人でしたか?
私は、本日、今江祥智さんの関西弁の翻訳が、素晴らしいと思っておりました。
名の夢やねん? (木枯らしモンジャロウ)
2017-03-15 23:47:15
ひこさんは、ホントにいいですね!
対談で、とてもいい勉強をしました。今日も、神楽坂、明日も神楽坂。芸者遊びは、夢のまた夢???
『子どものしあわせ』 (ひでちゃん)
2017-03-16 10:10:28
内田麟太郎さま
読ませてもらいます。ひでちゃんの初めての原稿料になった雑誌です。昨日は、頭も体も疲れる特異日だったようですね。
英彦山 (内田麟太郎)
2017-03-16 10:39:59
絵本の河さま
 ひこさんは大阪の方です。今江さんは関西生まれの関西育ちで、日本語の名手ですからね。

木枯らしモンジャロウさま
 ひこさんには「いま」がありますよね。過去的作品は名文。現在的作品は創文だと、つくづく教えられます。

ひでちゃん
 『ひでちゃんのしあわせ』でもあったんだね。特異日じゃないよ、これ平凡なの。

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