広告する日記

絵本作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

海の声

2017年06月16日 16時22分01秒 | 日記

       武蔵野市立吉祥寺美術館  7月15日→8月27日 休館日・7月26日

 夏だ! だるまだ! まねきねこだ!
 絵本作家高畠那生のナンセンワールド全開だ!

 福岡県庁にある福岡よかもん広場で、来月3日より開催される「 内田麟太郎の世界」展へのメッセージを、ケントボードに書き(額装)大牟田市役所生涯学習課へ送りました。

 その後はこんなものを書いていました。
 夕方からは羽村のアンポンタンたちによる愚夫の会です(で、ちと早帰りしてきました)。これから夕方寝をします。
 

      海

  (気のむくままに)
  (木のむくままに)
  歩いて行ったら海があった

  かなしいことはなかったけれど
  ぼくはぼんやりそれを見ていた
  海もぼくを見てたのだろうか

  帰るせなかに声がした
  ──げんきでね ぼうや。
  だれかの声ににていたけれど
  だれかはだれか思い出せなかった

  (だれだったのだろう)
  アルバムを開くと
  いちめんに海が広がった

ジャンル:
ウェブログ
コメント (21)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 詩×絵 うれしい世界 | トップ | 遠いところ »
最近の画像もっと見る

21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風が・・ (春野里)
2017-06-16 20:32:24
いいですねえ。
先生のナンセンス詩(?)を読んで、ぷっと吹き出すのも、好きですが、しみじみと情景が浮かんでくる詩も、素敵です。
最後の二行で、海風がどっと吹いて髪がなびくような感覚にとらわれました。
御礼 ( 内田麟太郎)
2017-06-16 21:17:14
春野里さま
 木のむくままに─という言葉だけを頼りに、なんの当てもなく歩いてみました。こんな詩が書けるとは……。嬉しいご感想をありがとうございました。
海は、産みの母 (絵本の河)
2017-06-17 01:17:33
「海」は、「産みの母」、たぶんお母様ですよね。諏訪公園の往復に有明海を見ながら、幼少期の麟太郎さんを思います。「可愛か子ば置いて行かなんお母様は、どげん悲しゅうて、辛うて、きつかったやろか」と・・・
とうさん (Megumi Buda)
2017-06-17 02:09:05
先生、絵本の河さまのおっしゃる通り、この詩は、海(産み)のお母様に捧げる詩なのではないでしょうか。

父の日が近づき、私どもおはなし屋ことのは鳥も本牧地区センターで、『父の日まつり』というお話会をファミリー向けに開催いたします。もちろん私の選書として、先生の『とうさん』を候補にあげました。あとがきの先生の『人間は』を読み、私は泣きました。先生の悲しみ。そして、それを義理のご兄弟の発言にホッとされるくだり。私は、先生が苦しみを愛に昇華されたことを感じました。なんという愛でございましょう。先生と出会えたこと(ほとんど絵本を通してのみ。。)は、私の無上の喜びです。

フィクション (Megumi Buda)
2017-06-17 02:16:43
先生、羽村のあんぽんたんたちによる愚夫の会、いかがでしたか? 

今日は、うるうるさまとひでちゃんさまは、どちらでしょう。お家でお昼寝でしょうか?
海もぼくを・・・・・ (ひでちゃん)
2017-06-17 05:07:57
内田麟太郎さま
すごいラストでした。でも「海の声」も聞こえそうです。さすがですなあ、今日もうっとり。
Megumi Budaさま
家でごろごろ、カミナリもゴロゴロ。
来てくれる ( 内田麟太郎)
2017-06-17 10:10:52
絵本の河さま
Megumi Budaさま
ひでちゃんさま
 海の母(産み母)の詩を書きたくて書いたのではありませんが、木のむくままに書いていったら、海の母が来てくれました。このごろは力まずに詩が向こうから来てくれるように、力を抜きながら書いています。
 有明海はわが産土です。その潮の香りもシオマネキの恋も。
 愚夫は千年経っても愚夫でした。
 
シオマネキの恋 (メグ)
2017-06-17 14:42:22
シオマネキ(潮招、望潮)は、エビ目(十脚目)・スナガニ科・シオマネキ属 Uca に分類されるカニの総称。オスの片方の鋏脚(はさみ)が大きくなることで知られる分類群である。日本ではこの中の一種 Uca arcuata (De Haan, 1833) に「シオマネキ」の標準和名が充てられる。

熱帯・亜熱帯地域の、河口付近の海岸に巣穴を掘って生息する。種類ごとに好みの底質があり、干潟・マングローブ・砂浜・転石帯でそれぞれ異なる種類が生息する。巣穴は通常満潮線付近に多く、大潮の満潮時に巣穴が海面下になるかどうかという高さにある。潮が引くと海岸の地表に出てきて活動する。食物は砂泥中のプランクトンやデトリタスで、鋏で砂泥をつまんで口に入れ、砂泥に含まれる餌を濾過摂食する。一方、天敵はサギ、シギ、カラスなどの鳥類や沿岸性の魚類である。敵を発見すると素早く巣穴に逃げこむ。

出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/シオマネキ

先生、シオマネキの恋とは、一体どういう意味なのでしょうか? しばらく考え込んでしまいました。いつも課題が難しいですね。。多分、この意味は、こちらの最後の一文。敵を発見すると素早く巣穴に逃げこむ。これがポイントなのでは。全く、物書きの先生のおっしゃることは理解が本当に大変です。
シオマネキの恋2 (モグ)
2017-06-17 14:53:55
先生、ポイントその2
天敵はサギ、シギ、カラスなどの鳥類
わかりました。おはなし屋ことのは鳥の鳥ですね。

暗号化もいい加減にしてくださいませね。こちらだって、謎解きは、怪人二十面相の小林少年じゃあないんですから。

簡明的世界 ( 内田麟太郎)
2017-06-17 16:48:01
メグさま
 シオマネキの恋は、有明海で育った少年にはとても簡明な世界です。オスのシオマネキは婚姻期になると、その特異化した鋏(右?が巨大化)を振り振り、メスにアピールします。
 この風景はシオマネキのガニ漬けとともに、忘れれれない郷土の風景詩です。

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事