小森香折・文 西村繁男・絵 アリス館 1400円+税
「西村繁男さんの絵がいい」と望まれたのは小森さんでしょうか。それとも編集者でしょうか。どこかとぼけているお話にぴったりの絵になっています。モリオくんが妖怪はかせを案内した自分の家が、わたしが住みたかった家にそっくりです。その家は見るからに古い家で高円寺にありましたが、いまはありません。なんでも絵描きさんの家だったと聞いています。いかにもお化けが出そうな古い家でした。
お話はここでは書けませんが(なぜって、妖怪はかせではなく、あやしい妖怪はかせですからね)、さすがに新美南吉児童文学賞を受賞されている方だけあって、「うまいなあ」とつぶやかされました。その「うまいなあ」があったかいんです。だから絵は西村繁男さん。
昨日はとんでもない猛暑だったので電車出勤しました。でも、今日は小雨なのでてくてくと45分間、歩いて出社しました。
まずは礼状などを書き、それから紙芝居の部分改稿をしていました。
いつもよりは早く終わったので、ユーチューブで〈書家〉を見ていました。その筆の運びなどを「うまいもんだなぁ」と見とれていましたが、なかでも柿沼康二という方のものがわたしを魅了しました。長い穂先の筆です。帰宅して調べたら手島右卿に師事とありました。「風林火山」のタイトル文字を書かた方だそうです。
明日より夏休みのため、ブログはしばらくお休みします。
始業式には出るんだよ、と横断歩道見守り隊のおじさんが――。お元気で。
絵本の河さま
ひでちゃんさま
それでは のんびりさせていただきます。
いいですね。のんびりが一番ですよ。
とても実直な方なのに。
おもしろい芸もなさるんですよ。(*^_^*)