りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「ユナイテッド93」観てきました♪

2006年08月13日 04時13分41秒 | 映画
☆「ユナイテッド93」
監督:ポール・グリーングラス
出演:コーリイ・ジョンソン、デニー・ディロン、タラ・ヒューゴ、サイモン・ポーランド 、デヴィッド・ラッシュ

さすが初日だけあって場内は満席立ち見状態。
年齢層も高いです。
内容も結末もわかっているのですが、最初から最後までめちゃくっちゃ緊迫しながら観ました。
この映画はハリウッドによくあるアメリカ賛美映画でもなく、単なる悲劇的でお涙ちょうだい映画でもありません。
都合よく非番の刑事も強くスーパーモデル並みの美貌を持つヒロインも、超人的な元特殊部隊も、マシンガンや特殊兵器を持った極悪非道な悪者も出てきません。
ラブロマンスもないし、無意味なSEXもありません。
出演者も無名な役者だらけなんですが演技がすごくリアルで、どんどん引き込まれていきます。
なんでも乗客のセリフはほとんどアドリブらしいですね。
役になりきった役者の演技はそりゃリアルですよ。
ヘタな映画や舞台なんかより、よほど観る価値のある映画です♪

好きだなぁ、リアルな演技。
決して過剰なオナニー芝居ではなく、自然でナチュラル、心のあるリアルな芝居。
舞台でも手を抜きまくり勘違いした心のまったく無い演技を観せられた日にゃ、たまったもんじゃない、金返せですよ。
だからつまらないんだろうなぁ・・・



2001年9月11日、夜遅くまで稽古があり、終電ちかくに帰宅。
僕は家に着くとまずすぐにTVを着けるクセがあり、その日もいつも通りTVを着ける。
画面には煙が立ち上るビルの映像が。
新作映画のメイキング映像か何かだと思い、ぼぉ~っとしながら画面を見入る。
暫くしてもう1機がワールド・トレード・センターに突っ込み、あっちこっちから悲鳴が巻き起こる。
映画のCGのように崩れ落ちていくワールド・トレード・センター。
それが実際に起こっている事だど気づくのにかなり時間がかかりました。
この時代に、しかもニューヨークのど真ん中やアメリカの中枢であるペンタゴンに旅客機が次々と特攻(自爆テロ)を・・・
すごくショックであり衝撃的でした。
それと同時に、「今もしこの日本で、僕の住んでいる東京で起こったら?」っと考え、ゾっとしてすごく怖くなった覚えがあります。
つい先日も英国で米国への航空機に対する爆破テロ計画を摘発し、21人が逮捕されましたね。
某国がミサイルをポンポン日本に向けて発射してる今日この頃、都庁や六本木ヒルズ、地下鉄や旅客機、日本でもいつ起こっても不思議はないです。
映画やマンガみたいに守ってくれるスーパーヒーローもいないし、自衛隊や追撃ミサイルで安全なんて思ったら大間違い、何の役にもたちません。
気づいた時はもう手遅れなんでしょうね(>_<)