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御巣鷹山墜落の本を読んでいて悟った真理

2013-08-15 23:56:59 | 読書
http://bookclub.kodansha.co.jp/png/15/256515-1.png

今、御巣鷹山の日航機墜落時この本、墜落遺体 飯塚訓著を読んでる。まだ、半分も読んでいないが事故の悲惨さ、捜査や遺体の身元確認の大変さを書いた本だと思う。

この本が伝えたいことへの感想は最後まで読み終わってからまとめるとして、御巣鷹山の事故に限らず事件事故が起きる度にいつも思うことがある。

それはハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンはこの世の真理である気がするということだ。この場合のリスクやリターンは金銭的な物に限らない。精神的な満足や経験、信頼も含む。

家で大人しくしていれば事件事故に遭う可能性は少ないが、外で働いている訳ではないので高収入は期待出来ないし、それなりの満足しか得られない。これがローリスクローリターン

シリアで女性カメラマンや建設会社の社員が射殺された事件を覚えている人は多いと思うが、彼らは社会に貢献しているという自負を持ち精神的な満足をえていた。多分収入もよかったはず。自宅付近で鳥の写真を撮ったり、工事現場でバイトするのとはリスクもリターンも天と地程の差がある。

p86から遺族が日航職員や警察に当たり散らし暴力を振るう記述がある。遺族の気持ちはわかるし日航と亡くなられた方との間に輸送契約が結ばられていて、安全に被害者を運ぶ義務が在ったのは確か。亡くなられた方を悪く言うと批判されるかも知れないが、リスクが高いことは分かってたのに感情に任せて暴れるのはおかしいし、人としてどうかは別として日航職員が土下座するひつようはないはず。あるのは日航が損害賠償を支払う義務だけ。

リスクやリターンのバランスはある程度選べるのに、相手だけを悪く言うのは違和感を覚える

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