平成29年3月17日(金)晴れ 15/3℃
今回の金曜登山は、東広島市志和町の金明山(734.57m)でした。
金明山の登山コースは、牛若からの北コース、新開からの南コース等も有りますが、
今回は県道46号線沿い、キノコ無人販売店前からの西コース(主に中電西巡回路)でした。
車やバイクで登山口近くの駐車地に、14名(男性8名、女性7名)が集合しました。
少し北寄の県道46号線の上空を、高圧線が山間を跨ぎ、東に向かって金明山の山頂に延びていますが、
その鉄塔等の保守道が今回の登山道に役に立ちました。
中電保守道は良く整備されていますが、取付は敢えて山道を使い近道して、
落ち葉の中にいる?ダニが付着し、悩まれた仲間もいました。
分岐”B”で、山頂へ直接続く急登の稜線コースと別れ、トラバースコースのより緩やかな保守道へ。
途中18番鉄塔への保守道分岐へ行かないように注意して、急斜面やガレ場を抜けヒノキなどの植林地に入ります。
17番鉄塔が見えて、更に急登を登り鉄塔に着くと、急に視界が開け、
近くの鎌倉寺山、遥か遠くには、阿佐山周辺の雪景色も見えていました。
17番鉄塔から16番鉄塔の間は西ノ谷や中ノ谷などの谷を渡るトラバース。
西の谷は苔生した岩海の谷渡り、一旦"R"尾根を越して中ノ谷では巨岩が迫る急斜面の急登を登り、
巨大な16番鉄塔に着きました。白木山、安駄山、高鉢山なども見え、
山頂に近い、15番赤白鉄塔も臨められました。
桧林に入り林道を横断して行くと15番赤白鉄塔に到着。
日当たりの良い場所では女性達が、日陰では男性達が陣取り昼食を開始。
暫くすると、日陰の男性は寒くなり日向へ移動、良い経験となりました。
鷹ノ巣山、硫黄山、板鍋山、野路山、などの眺望は最高でした。
昼食後、桧林の中の林道を横断するとすぐ、三等三角点が現れました。
金明山 (734.57m)三等三角点(基準点名:本丸)
登山道の三叉路の分岐の真ん中に有り、周囲の視界は有りません。
しかし金明山の大きな山頂標識が3個も有りました。
中でも あさきた里山マスターズ の標識は一番立派でした。
三角点からは、西方向へのコースを取り、稜線を辿り、城跡の段差などを確かめて、
途中の展望岩で南方の山脈や志和地区などの光景を眺めた後、急こう配の斜面を下り、
"B"分岐で、中電保守道へ合流し、登山口へ戻りました。
さくちゃん会長やHさんの素晴らしい計画やガイドで、楽しい登山が出来ました。
他の仲間の皆さまにもお世話になり感謝申し上げます。
尚、金明山の鉄塔の高圧線は50万ボルトの超高圧送電用で、
志和の新広島変電所から、金明山-白木山ー南原ー本串山ー東郷山を経由して、
廿日市市玖島の新西広島変電所間を結んでいる主要幹線だそうです。
概略行程
8:45 キノコ販売舎前登山口駐車場出発
8:53 中電保守道と分かれ山道へ
9:06 中電保守道と合流
9:16 "B"分岐 稜線コースと別れ保守道へ
9:28 18番鉄塔分岐
9:40 桧植林地に入る
9:46 17番鉄塔着
9:51 17番鉄塔発
10:13 西ノ谷 苔の岩海等
10:22 "R"尾根越え
10:26 "Q"苔の岩海や巨岩
10:43 16番鉄塔着
11:00 林道通過
11:07 15番赤白鉄塔着(昼食)
11:57 15番赤白鉄塔発
12:00 金明山登頂、(734.57m 三等三角点)
12:24 "Y"城跡
12:39 652峰
12:45 展望岩
12:55 "A"分岐(17番鉄塔保守路)
13:22 634峰
13:35 "B"分岐中電保守道へ戻る
13:55 キノコ販売舎前登山口駐車場到着
駐車場間の参考データ
歩行総数 約15600歩
総歩行距離 約6200m
総歩行時間 約5時間10分(休憩。昼食時間を含む)
累積標高差 約736m(+/-)
金明山登山MAP
金明山登山断面
(つづく)