10日ほど前から、妻が体調を崩している。
食欲もないし、微熱が続いていて下がらない。
「調子はどう?」
「うん・・相変わらず・・・」
何も食べたくないって言うけれど、少しは口に入れたほうがいいと思い、
僕は一生懸命おかゆを作った。
「食べられそうだったら食べるんだよ。」
「ありがとう・・・」
でも、結局妻は口をつけなかった。
よっぽど具合が悪いのか・・・。
風邪にしても、こんなに長引くのは初めてだ。
もしかして、命にかかわる重い病気なのかも・・・。
「わあ~!僕をおいて行かないでくれ!」
「あなた・・・!」
「・・・違うの。
まだ安心できないから言わなかったのだけれど、
赤ちゃんが出来たみたいなのよ・・・」
「ええ~っ?!ホントかい?」
「隠してて御免なさい・・・」
「りんごすったから、調子のいいときに食べるんだよ。
赤ちゃんがいるんだから少しでも食べないと。」
「うん、ありがとう。」
今日ほど心底驚いて嬉しかった日は無い。
もうすぐ僕たちの子供が産まれる・・・。
食欲もないし、微熱が続いていて下がらない。
「調子はどう?」
「うん・・相変わらず・・・」
何も食べたくないって言うけれど、少しは口に入れたほうがいいと思い、
僕は一生懸命おかゆを作った。
「食べられそうだったら食べるんだよ。」
「ありがとう・・・」
でも、結局妻は口をつけなかった。
よっぽど具合が悪いのか・・・。
風邪にしても、こんなに長引くのは初めてだ。
もしかして、命にかかわる重い病気なのかも・・・。
「わあ~!僕をおいて行かないでくれ!」
「あなた・・・!」
「・・・違うの。
まだ安心できないから言わなかったのだけれど、
赤ちゃんが出来たみたいなのよ・・・」
「ええ~っ?!ホントかい?」
「隠してて御免なさい・・・」
「りんごすったから、調子のいいときに食べるんだよ。
赤ちゃんがいるんだから少しでも食べないと。」
「うん、ありがとう。」
今日ほど心底驚いて嬉しかった日は無い。
もうすぐ僕たちの子供が産まれる・・・。