梅田望夫・平野啓一郎著『ウェブ人間論』(新潮新書)読了。
シリコンバレー在住のIT最前線に身を置く『ウェブ進化論』の著者と、芥川賞作家のウェブ世界をめぐるダイアローグ。
異色の組合わせと言っていいでしょう。
ネットによって人間の知覚はいかに変わったのか。またネット世界とリアルの関係はどのように進み、いかに変容するのか。
ビジネス・テクノロジーと文学、異分野の二人が時に寄り添い、時に相反し、意見を交わし合っていてスリリングです。
「ウェブ2.0以後」といった時事的なトピックの解説書としても読めます。
平野啓一郎は、『日蝕』の擬古的な作風の印象が強いですが、『文明の憂鬱』(新潮文庫)など社会時評的なエッセイも書いています。
私はどちらかというとそちらの仕事の方を面白く読んでいます。(いい意味で)小論文の模範解答のような、生硬な文章が微笑ましいです。とても生真面目な人ですね。
平野氏は、ブログをやっている人の意識を五種類に分類しています。
1.ブログを実名で書き、リアル社会との間に断絶がなく情報交換が行われるもの。
2.リアル社会で発揮できない側面をネット社会で表現している趣味的な内容のもの。
3.一種の日記。人に公開する意識の強くないもの。
4.本音や真情を吐露しる場としてネット社会を捉えた独白的なもの。
5.ネット社会だけの人格を作ってしまい、妄想と空想のはけ口とするもの。
私の場合は、まあ、2.でしょうか。
あと、グーグルの製作者たちは、『ブレードランナー』でも『マトリックス』でもなく、『スターウォーズ』がみな大好きというトリビアなエピソードが面白かったですね。
ネット社会の片隅に浮かぶ「島宇宙」のブロガーには、一読の価値ある内容の本だと思います。
シリコンバレー在住のIT最前線に身を置く『ウェブ進化論』の著者と、芥川賞作家のウェブ世界をめぐるダイアローグ。
異色の組合わせと言っていいでしょう。
ネットによって人間の知覚はいかに変わったのか。またネット世界とリアルの関係はどのように進み、いかに変容するのか。
ビジネス・テクノロジーと文学、異分野の二人が時に寄り添い、時に相反し、意見を交わし合っていてスリリングです。
「ウェブ2.0以後」といった時事的なトピックの解説書としても読めます。
平野啓一郎は、『日蝕』の擬古的な作風の印象が強いですが、『文明の憂鬱』(新潮文庫)など社会時評的なエッセイも書いています。
私はどちらかというとそちらの仕事の方を面白く読んでいます。(いい意味で)小論文の模範解答のような、生硬な文章が微笑ましいです。とても生真面目な人ですね。
平野氏は、ブログをやっている人の意識を五種類に分類しています。
1.ブログを実名で書き、リアル社会との間に断絶がなく情報交換が行われるもの。
2.リアル社会で発揮できない側面をネット社会で表現している趣味的な内容のもの。
3.一種の日記。人に公開する意識の強くないもの。
4.本音や真情を吐露しる場としてネット社会を捉えた独白的なもの。
5.ネット社会だけの人格を作ってしまい、妄想と空想のはけ口とするもの。
私の場合は、まあ、2.でしょうか。
あと、グーグルの製作者たちは、『ブレードランナー』でも『マトリックス』でもなく、『スターウォーズ』がみな大好きというトリビアなエピソードが面白かったですね。
ネット社会の片隅に浮かぶ「島宇宙」のブロガーには、一読の価値ある内容の本だと思います。











