林 住 記

あしたはあしたの風が吹く

母の浴衣

2016-10-31 | 遠い雲

色が褪せたもの。
柄や形が古過ぎるもの。
形が崩れたもの。

等々夏物を捨てることにした。
生来のケチを改めることにしたのは、寒くなってきたのにまだ足に難があり、秋冬物を奥の方から取り出せないからである。

この赤い縞柄シャツは何と半世紀前の勝負服だった。
河川敷で行われたバレーボール大会に初めて着て行ったのを覚えている。勝負以前だったけどね。

派手な柄のアロハシャツは......ちっとも覚えていない。

半袖ワイシャツはいつか着るだろうと大切にしまっておいたが、この20年間、着たことがなかったなぁ。

母が使った浴衣が2枚。
元気な頃、時々やってきて1週間程度滞在し、寝巻にしていたものである。

吹割りの滝から錦綾なす奥日光へ。赤い草津に黄色の志賀高原。雄大な赤城山から箱庭の榛名山へ.........。
八ヶ岳高原に連れて行き、洒落たロッジに泊まったこともあった。

母の浴衣を捨てるほうに分けるのは、少ししょっぱい感じがした。
なに、遅かれ早かれまた会えるけれど.......。

161031

ジャンル:
温泉
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ハロウィン歓迎 | トップ | 悪妻と漱石 »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
捨てることは大変です。 (Hじじ)
2016-10-31 18:35:15
思い出のある母上の浴衣を捨てるのは何となくせつない想いがありますね。
でも、物を捨てることにより、心にはその思い出はずっと残るとは思いますが。思い立ったときに勢いをつけてやるしかないですね。
私は、2~3年着なければ、何となく着にくいとか気に入らない物であり捨てるようにしています。
物の整理でもっと大変なのが、写真、手紙、記念の品物等です。経験上、苦労しました、また苦労しています。
子ども達が苦労しないように捨てまくりたいと思います。立つ鳥跡を濁さずと行きたいですがね。
幼時体験 (森生)
2016-11-01 10:12:23
Hじじさま
中学高校ころまでは 極端な物資欠乏時代でした
手元に余分な物資や食品が無いと 不安になります
物を捨てられないのは その所為かと思います
実際 怪我をして1ケ月は 溜めこんでいた食品に助けられました
ただ 停電や断水には 耐えられませんね

コメントを投稿

遠い雲」カテゴリの最新記事