林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

春はいらいら

2017-03-17 | 高麗便り

高麗の里は、いま、梅が満開である。
さんしゅゆも線香花火のような花が開き始めた。
辛夷も椿も沈丁花も木瓜も、何もかもがあちこちで一斉に咲き始め、紫陽花の新芽は美しく、雪柳は健気である。

だけど、ちっともこころウキウキしないのね。
壊れた一眼レフの跡継ぎとして買ったコンデジが、思うとおりに働いてくれないからだ。
カメラを持つたびにイライラする。

ファインダーより大きいので見易いと思った液晶画面は、じじぃのむさい顔が写り込み、被写体が見えないのよ。
あてずっぽうに、シャカシャカとシャッターを押すしかないのだ

また、花を大きく写そうとすれば肝心の花はボケボケ。背後の藪やガラクタがやけにクッキリ写ってしまう。
ピント合わせは全てカメラにお任せで、手動でピント合わせができない機種だった。

更に、冬眠から眼覚める山並も、うららな里山の風景も、遠く遥かに小さく縮んで写る。
闇雲にズームアップすれば被写体が行方不明になり、ようやく見つけても手振れが甚だしい。

通販で買ったコンデジは、不必要に機能が満載だった。これでは使い方がアタマに入らない。
過ぎた便利は却って不便で、もぅ絶望的であります。

そういうことで、林住記に掲載する写真は当分の間、在庫写真か画像検索で見つけた借りもので間に合わせることにした。
たまたま運よく写った、まぁ使える写真は使うけどね。

高麗の里の最新風景は、同じ団地の方らしいhermesさまの「デジカメ写真集」をお勧めします。
下のURLをポチッと押すだけで、日替わりの見事な写真が表れる。あやかりたいものだ。

    http://hermesno1.exblog.jp/

    

     ▲いささか持て余している新しいカメラで、型式はCanonのPowerShotSX530HSです。

     170317



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