林 住 記

あしたはあしたの風が吹く

2017-07-13 | 遠い雲

埼玉県の高麗の里に移住して、30年が過ぎた。
知人友人も多くなり、今ではきょうだいより親しくしている。

高麗の里は災害がない、恵まれた土地である。
きのうの午後も、短時間大雨警報や洪水警報が出ていたたけれど、高麗では、遠い雷がなっていただけだった。

しかし、この連日の酷い蒸し暑さはどうよ。これはもはや災害である。

エアコンで冷やした狭い部屋に閉じ篭り、また、うとうとする。
重い瞼に浮かぶのは、ふるさと、湘南の海だ。

逗子海岸にあった国鉄海の家のアルバイトは愉しかったなぁ。

生まれ育った家は、海岸からは遠く離れた谷あいの町北鎌倉だったけれど、時々、海鳴りが聞こえたものだ。

  私の耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ

この夏、八十路を迎える現実は、嗅覚を失くし、潮の香りはもう嗅げない。
そして、

  私の耳に油蝉 ああ.........

原詩はジャン・コクトー、訳詩は堀口大學です。
写真はニトリのちらしから。

170713

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