また年賀葉書を準備する季節になった。
大昔は版画、昔はプリントゴッコ、この20年はパソコンで年賀葉書を自作している。
作業が随分ラクになったので、12月始めに完成し年末に投函すれば、気楽な年の瀬になるのだが、さて......。
なかなか気分が乗らないのは、来年のことが分からないからなんですね。いや、明日のことだだって分からない。
本年が良い年になりますように、だなんて書くのは安倍晋三さんみたいで白々しくもある。
80年も生きてると、年賀葉書がウソかムダになる可能性がますます膨らんでいる。
それにあなた、新年早々、三途の川の向こうから年賀葉書が届いたら、キモチ悪いでしょ?
だから結局今年もまた押し詰まってから、バタバタするんでしょうなぁ。面倒臭いことは、もぅ止めたいよ。
絵は氏原忠夫卓上暦から。
161207