林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

APECブルー

2014-11-13 | 床屋放談

大気汚染が酷い北京に、この数日、青空が戻っているそうだ。
APECを開催中なので見栄を張って、工場の操業を停止させたり、自動車の運転を制限した効果なので、APECブルーと皮肉っていう。
その手段は内政問題だからどうでもいい。空が澄むのは日本のトク。
APECブルーは熱烈大歓迎だ、どんどんやってくれ。

なにしろ世界第2位の大国だ、大型国際会議は、今後、全て北京や上海で開催すればいい。
ついでに東京オリンピックも、北京に買い取ってもらおうよ。

一時しのぎの破れ鍋閉じ蓋対策でも、続けてやっていれば空気はいつもきれいになる。汚染物質がジェット気流に乗って日本に飛んでこなくなる。
巡り巡ってエボラウィルス的拡大路線や無茶苦茶な海洋進出にブレーキがかけられる。
APECブルーをバカにしないで、みんなで拍手喝采しよう。

ところで、中国は戦勝国として国連の常任理事国であり、拒否権を持つ。それでいて「世界第2の強勢大国」は、国連分担金をいくら払っているのか。
当然、日本以上に払ってるよね。朝日新聞、調べて下さい。

また、中国の原発は安全なのか。怪しいものだ。もし爆発したら間違いなく放射性物質が日本に飛んでくるのだ。
現場の長は直ちに銃殺されるだろうが、近隣諸国への責任や賠償は誤魔化すに決まっている。事故そのものを隠蔽することだって考えられる。
日本の原発反対運動の対象には、中国原発も入れた方がいいと思う。

絵は梅原龍三郎の「雲中天壇」と「北京天安街」。

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