林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

青春の旅立ち~吾妻線の旅-新線切り替え後の吾妻線完乗を目指して3.

2016-09-14 | 鉄道・旅行

 3.川原湯温泉駅の孤独と13分の長野原草津口駅

09:00に上野駅を出た特急「草津31号」はしばらく常磐線特急と併走し、
そのまま宇都宮線を大宮まで行き、宇都宮線から分岐して高崎線に入り高崎まで行く。
上野を出た時は6割くらいの乗車率だったが、その後利用客は増えて満席に近くなった。
高崎から上越線に入り渋川まで行くが、新前橋では隣のホームに「リゾートやまどり」、
そして渋川では「SLみなかみ」に充当されていると思われるC58形120号機が見えた。
渋川から吾妻線に入り、長野原草津口まで行く。
以前の特急「草津」は万座・鹿沢口まで行っていたが、
2016年3月26日のダイヤ改正で長野原草津口までの運転となった。
中之条で多くの客が降りていき、次の川原湯温泉では何組かが降りただけだった。
終点のひとつ手前の川原湯温泉で下車して、駅取材する。

 

岩島から長野原草津口の区間は八ッ場ダムに伴う新線に切り替えられた区間であり、
川原湯温泉は新線区間に駅が移転されていた。
しかし前の駅が温泉に近い場所にあって駅前が繁華街になっていたのに対し、
新しい駅は新しい川原湯温泉街とは離れた場所になってしまい、
駅前は工事現場のままで、正直云って観光地に来たというイメージは全くない。
利用客がそれぞれの目的地に行ってしまうと、駅には駅員と自分しかいなくなってしまった。
事前に組んだ予定表は上野から2時間20分、11:20に川原湯温泉に到着し、
12:08に川原湯温泉を出る列車で長野原草津口まで行き、
51分の待ち時間で大前まで行くことにしていたが、
ダイヤ改正が行われたためか、12:14大前行きになっており、
その後の列車が12:57長野原草津口までで、次が14:19発万座・鹿沢口行きとなっており、
大前まで行く列車は16:41までない。
長野原草津口での駅取材は断念し、12:14で大前までの乗り潰しを優先することにした。
時間があるので駅から約300mの距離にある薬師堂まで行ってみる。
距離は近いが起伏が激しい場所にあるので結構疲れた。
それでも高い場所から駅を見渡してみると、八ッ場ダムが出来た後のイメージが掴みやすい。

 

ゆっくりと周辺を散策し、駅に戻って12:14発の普通列車大前行きに乗り込む。
115系湘南色が充当されていて、これに乗って大前まで行くが、
隣の長野原草津口では特急「草津1号」の接続を取るため、13分の停車時間があった。
特急が万座・鹿沢口まで行かなくなったため、終点の長野原草津口では必ず普通列車が接続を取る。
今回はその時間を利用して急遽、断念した長野原草津口の駅取材を強行する。
13分あれば駅舎の外観を撮影するには十分である。
ここで駅取材してから同じ列車に乗り直し、終点の大前を目指す。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする