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著名投資家のジム・ロジャーズが「北朝鮮の内部崩壊」を確信するワケ=東条雅彦

2017年05月14日 21時29分56秒 | 政治

北朝鮮と米国の軍事衝突リスクが高まっています。識者の中には、北朝鮮は米国の外圧によって潰されると予測する人もいます。これは「外部崩壊」となります。

一方、世界三大投資家のひとりジム・ロジャーズが予測しているのは、北朝鮮の「内部崩壊」です。ロジャーズは前々から、北朝鮮と韓国が統一されることを予測し、「北朝鮮は国を開きかけている」と指摘していました。

北朝鮮は国内の情報を外部になかなか出さないので、内部で何が起きているのか、私たちが正確に把握するのは困難です。そこで本稿では「国家によるIT活用」の観点から、ロジャーズが指摘する「開国」のわずかな兆候と、北朝鮮の意外な実態を追ってみましょう。(『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』東条雅彦)

ジム・ロジャーズは、体制崩壊後の北朝鮮に何を見ているのか?

現行体制の「崩壊」は揺るがず、問題はそのプロセスだ

かつてジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを共同で立ち上げ、巨額の利益を稼ぎ出した著名投資家のジム・ロジャーズ。彼は前々から、北朝鮮が今後大きく発展していくことを予見していました。2007年に初めて北朝鮮を訪れ、実際に起きている変化を目の当たりにして、この国は近い将来、大きく変化すると確信したのです。

ジム・ロジャーズ 出典: Wikimedia Commons

ジム・ロジャーズ
出典: Wikimedia Commons

2015年5月5日、CNNマネーとのインタビューで、次のように述べています。

「可能であれば、持っているお金すべてを(北朝鮮に)投資したい

「金正恩(キム・ジョンウン)の父や祖父の代なら、絶対投資しないだろう。毛沢東時代の中国なら中国に投資しないと同じことだ」

「しかし、毛はこの世を去り、鄧小平が大きな変化をもたらした。北朝鮮では大きな変化が起きている。その子(金正恩北朝鮮労働党第一書記)が驚くべき変化を作りだしている」

出典:世界有数の投資家ジム・ロジャーズ氏「北朝鮮に全財産投資したい」

また、ロジャーズは2017年3月5日、『The Korean Times』のインタビューで、北朝鮮は内部崩壊して、南北統一が近づいていると答えています。

2017年4月に入り、核開発を推し進める北朝鮮に対して、米国が「待った」をかけました。現在、北朝鮮は米国と軍事衝突する一歩手前まで来ています。この動向はどうなるかわかりません。

ロジャーズは、北朝鮮が内部崩壊する可能性について言及していますが、もしかすると、米国によって外部崩壊するかもしれません。

いずれにしても、北朝鮮の現体制は崩壊する方向であることには違いありません。

ジム・ロジャーズが語った北朝鮮の内部崩壊シナリオ

前述の『The Korean Times』の中で、ロジャーズは次のように語っています。

金正恩の後継者がいなければ、内部から倒れるかもしれません。ソビエト連邦は内部から崩壊した。東ドイツも内部から崩壊した。人々が外界に晒されたからです。

現在、北朝鮮は外界に晒されています。2017年、北朝鮮は違う。北朝鮮の人々は中国では物事がはるかに良くなっていることを知っています。彼らは韓国人が貧乏で飢えていると思っていましたが、今はよく知っています。10年前、彼らは知らなかった。人々の期待が高まると、革命が起こる

近年、中国からの来訪者が北朝鮮を訪れるようになり、北朝鮮の人々は、周りの国で何が起きているのかを明確に意識するようになったと言います。

2014年6月14日、ロイターは、「北朝鮮観光ブーム、相次ぐ拘束にも米国人旅行者が増加」と報じています。

北朝鮮政府は観光客数を公表していないので、正確な数字はわかりません。

旅行代理店の推計では、欧米からの旅行者は年間6,000人に上り、10年前の700人から大幅に増加しているそうです。

こういう報道が出ること自体、金正恩が指導者になってから、少しずつ「開かれた国」になりつつある証拠です。

確実に「開かれた国」になりつつある北朝鮮

ロジャーズは「(北朝鮮の)人々が外界に晒された」ことが、内部崩壊につながると分析しています。

その客観的な証拠を1つ示せるとしたら、貿易額の急増です。

北朝鮮側は貿易額の情報を公開していませんが、相手国の輸入額と輸出額から判明しています。特に2011年頃から急増しています。

<北朝鮮 貿易額の推移(1985年~2015年)>

金正恩は、2010年に父・金正日から後継者に指名されています。その翌年の2011年に、北朝鮮の最高指導者に就任しました。

金正恩時代になって、北朝鮮は「開かれた国」になりつつあります。貿易する際に、海外の人と連絡を取り合ったり話したりして、交流する機会が増えます。

貿易相手国としては中国がトップを占め、貿易額全体の9割を占めています。北朝鮮の人々は、豊かになっていく中国を目の当たりにしてきたのです。

北朝鮮での「スマホ大流行」は何を意味するか?

ニューズウィーク日本版2016年3月17日の記事によると、北朝鮮では携帯電話がすでに370万台以上普及しているそうです。

人口がおおよそ2500万人で世帯数は約600万なので、単純計算で2世帯に1台以上の普及率です。

近年は携帯電話からスマホに移行しつつある時期で、首都の平壌ではスマホを使っている人を見かけるのは特に珍しい光景ではないとのことです。

販売されているスマホは、『Arirangシリーズ』と『Pyongyangシリーズ』という北朝鮮特別仕様のブランドです。インターネットには接続できないものの、イントラネット(北朝鮮内で閉じられたネットワーク)には接続できます。

北朝鮮の人々は、これでニュースを見たり、料理レシピを見たり、ゲームを楽しんだり、様々な用途で利用しています。

「IT推進」という北朝鮮崩壊の種はすでに蒔かれている

北朝鮮はかつて、世界で唯一インターネットに接続していない国とまで言われていました。しかし、金正恩体制になってから、積極的にIT事業を推進するようになりました。

国内向けには、「光明(クァンミョン)」と呼ばれるイントラネットが整備されています。回線速度は100Mbpsで、中国のチャイナテレコムと平壌電話局が共同で運営しています。

このイントラネット「光明」に接続すると、労働新聞などのニュースサイト、ショッピングサイト、電子掲示板、チャット、電子図書館、電子メール、ゲームサイト、検索エンジンなどが利用できます。

世界中の情報にアクセスできるのがインターネットで、決められた範囲の情報にしかアクセスできないのがイントラネットです。

でも、イントラネットを利用する際はインターネットと同じように、パソコンやスマホでブウラザを起動して情報を受発信します。

北朝鮮の人々がITを活用して、日常生活に役立つ情報を得るという点では、すでに十分なプラットフォームが整備されているのです。

イントラネットを通じて、北朝鮮の人同士による情報交換が日々、行われています。情報が北朝鮮国民の間で一気に拡散される土壌は、すでにできあがっているのです。

もし「北朝鮮以外の大半の国々は、民主主義と自由な経済活動の下で、年々生活が豊かになっていっている」という情報が、北朝鮮国民の間で拡散されてしまえば、それは体制崩壊に繋がります。

ジム・ロジャーズが指摘しているのはこのことです。

人民大学習堂(北朝鮮の図書館)でイントラネットを利用する人々 出典:Wikimedia Commons

人民大学習堂(北朝鮮の図書館)でイントラネットを利用する人々
出典:Wikimedia Commons

北朝鮮のインターネットサイト、その実態に迫る

インターネットのURLには、国や地域毎に「ドメイン」と呼ばれるネット上の住所が割り当てられています。

<例>

us=アメリカ
uk=イギリス
fr=フランス
ru=ロシア
jp=日本
cn=中国
kr=韓国
kp=北朝鮮

今まで、北朝鮮ドメイン「.kp」上に存在しているウェブサイトの実体は謎に包まれていました。

ところが、2016年9月18日に一部のDNSサーバーがグローバルに解放されたことで、その実態の一端が明らかになりました。

意図的に公開されたのか、何らかのトラブルで公開されてしまったのかは不明です。

その「.kp」ドメインにどんなサイトがあるのか、一部、ご紹介しましょう。

<朝鮮料理(Korean Dishes)>

レシピを紹介している料理サイトです。かなり丁寧に作り込まれています。北朝鮮料理のバリエーションがわかります。
http://cooks.org.kp/ )

<朝鮮スポーツ(Sports Chosun)>

こちらはスポーツニュースサイトです。
http://sdprk.org.kp/index.php )

<朝鮮中央通信(Korean Central News Agency)>

同国の国営通信社にして、最大の報道機関です。世界各地の報道機関にニュースを配信しています。英語、中国語、スペイン語、日本語版もあります。
http://kcna.kp/ )

<国際青少年旅行社(Korean International Youth and Children’s Travel Company)>

国営旅行会社のホームページです。このサイトでは、北朝鮮国内の様々な観光スポットが紹介されています。
http://kiyctc.com.kp/ )

ちなみに、ジム・ロジャーズは著書『冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート』(出版:2013年5月22日)の中で、北朝鮮の観光について次のように述べています。

北朝鮮では観光に投資チャンスがあるはずだと私は見ている。人口はわずか2500万人なので、彼らの海外旅行が一大ブームになることはないだろうが、韓国人の北朝鮮旅行は大きなブームになると思う。

ツッコミどころも満載!? 公式サイトで「外資企業誘致」に動く北朝鮮

北朝鮮政府は、2001年頃から自国の公式サイトを作って全世界に公開しています。

この公式サイトは北朝鮮ドメイン「.kp」ではなく、世界の誰でも登録可能なドメイン「.com」になります。先ほどの「.kp」ドメインのサイト群とは違って、海外の人たちに見てもらうことを前提に作られています。

<北朝鮮公式サイト>

北朝鮮の公式サイト。実は企業誘致も行っている。
http://www.korea-dpr.com/ )

意外に思われるかもしれませんが、北朝鮮は、この公式サイトの中で他国に対して企業誘致を呼びかけています。

メニューの「Business」をクリックすると、以下のページが表示されます。ここでは、北朝鮮でビジネスをするメリットが7つ挙げられています。

「北朝鮮でビジネスをやるべき7つのメリット」

「北朝鮮でビジネスをやるべき7つのメリット」

ところどころ、思わずツッコミたくなるようなメリットも堂々と書いていますが、その一方で納得してしまうメリットもあります。日本語に訳すと、次の通りです。

<北朝鮮のビジネス>

北朝鮮の朝鮮民主主義人民共和国(DPR)は、今後数年間、北東アジアでの取引の最も重要な拠点になるでしょう。

アジアで最低の労働コスト
優れた資格を持ち、忠実でモチベーションの高い人材。教育、住宅、保健サービスはすべての市民に無料で提供されています。他のアジア諸国とは対照的に、労働者は一度訓練されれば、より高い給料のために、自分たちのポジションを放棄しません。

アジアにおける最低税制
ハイテク工場の場合、最初の2年間の税金を控除します。

中間代理人はいない
すべての事業は政府(国営企業)とともに直接、作ります。

安定している
腐敗のない堅固な安全保障と、非常に安定した政治システムを持つ政府を有しています。

完全な外交関係
ほとんどのEU加盟国や多くの国と外交があります。

新しい市場
ビジネスの多くの領域と製品について、独占的な流通(唯一の流通)を確保します。

透明な法的手続き
投資家のための法的手続き、知的財産権、特許が整備されています。

もしあなたが、北朝鮮の貿易広報を受け取りたいのであれば、あなたの名前、役職、会社名を明記の上、件名を「SUBSCRIBE TRADE」として、こちら宛に電子メールを送ってください。

南北統一後は日本の強力なライバルに?

ジム・ロジャーズは、北朝鮮の「安い労働力と天然資源」に注目しています。これに関して、著書『ストリート・スマート』では、次のように述べています。

北朝鮮と韓国が統一されれば、日本にとって巨大なライバルが出現することになる。今の韓国よりもはるかに手ごわい相手になるはずだ。中国と国境を接する場所に7500~8000万人の国が出現する。北には訓練された安い労働力と天然資源があり、南にはたっぷりの資本と専門知識、そして優れたマネージメント力がある。

科学技術の向上と国民のITリテラシー向上はトレードオフ

現在、北朝鮮は米国の本土を核攻撃できる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成を急いでいます。北朝鮮は、科学技術の獲得にとても大きな野心を持っています。

一方、北朝鮮では、インターネットに接続できるのは一部の機関、幹部や長期滞在の外国人だけに限定されています。一般の国民がインターネットに接続することを原則、禁じているのです。

このことは、国民のITリテラシーを向上させるという点では大きなマイナスになっています。海外の科学技術を収集するのに、外部にアクセスできないのは致命的です。調べたら1秒でわかることなのに、図書館に行って、本を探して情報を収集するのはナンセンスです。

近い将来、北朝鮮も中国のようにネット上の情報規制を行いながら、インターネットを解禁する日が来る可能性が高いと言えます。

その時に初めて、お隣の韓国がいかに経済発展を遂げたのかを、本当の意味で知ることになります。

東ドイツの人々がベルリンの壁を破壊したのは、西ドイツの人々が自分たちよりも遙かに豊かだったからでした。

ジム・ロジャーズは、北朝鮮でもドイツと同じことが起きる可能性が高いと予測しています。

北朝鮮の「崩壊」は、ほぼ確定的だ

米国は北朝鮮の核開発停止を求め、強硬な姿勢で挑んでいます。もし、それを無視して北朝鮮が核開発を推し進めるのなら、米国は予防的に北朝鮮を先制攻撃するかもしれません。

本当に北朝鮮と米国が軍事衝突するかどうかは、識者の中でも意見の分かれるところです。この場合、同盟国である日本も無傷ですむ保証はありません。

一方、それとは対照的にロジャーズは、以前より「内部崩壊」を予見していました。

<外部崩壊>

米国と北朝鮮が軍事衝突して、今の金正恩体制が崩壊する。

<内部崩壊>

ITリテラシーの向上に伴い情報が拡散し、真実を知った北朝鮮国民が立ち上がり、金正恩体制が崩壊する。

ロジャーズは、著書『ストリート・スマート』で、次のように述べています。

北朝鮮の最高指導者、金正恩はスイスの私立学校で教育を受けた人物である。

人格形成期をヨーロッパで過ごした30歳の男が祖国に帰り、「僕はここが気に入った。バーも娯楽も車もない。何もないからね」などと言うはずがない

金正恩も高官たちも外の世界にふれたことがあり、外で何が起こっているのかを知っている。だからこそ、北朝鮮は国を開きかけているのだと私は見ている。

このジム・ロジャーズの見通しも含めて考えると、外部崩壊であれ内部崩壊であれ、「北朝鮮は現在の体制を維持できなくなる」という未来は変えられそうにありません。

北朝鮮は核実験をやるのか?やらないのか?

北朝鮮が6回目の核実験に踏み切るのかどうか、とても注目されています。

<スケジュール>

4月25日:朝鮮人民軍の創設85周年
4月27日:新月

4月20日、米国は特殊観測機「WC135」を飛ばして、核実験で放出される放射線物質を収集しようとしています。
(出典:米軍の特殊観測機 韓国上空に緊急出動

また、4月24日現在、米国の原子力空母カール・ヴィンソンは日本海にいて、日本の海上自衛隊と共同訓練を実施しています。
(出典:海上自衛隊が米空母カールビンソンと共同訓練開始

北朝鮮が近日中に核実験に踏み切れば、米国は先制攻撃するでしょう。

金正恩(キム・ジョンウン)氏の行動はもはや予想不可能です。朝鮮中央通信を読む限り、強気の姿勢を崩しておらず、予定通り、強行するかもしれません。

「朝鮮中央通信」はkpドメインの方が情報量豊富

先にご紹介した「朝鮮中央通信」( http://kcna.kp/ )に掲載されている、気になる記事をいくつかピックアップしてみます。

この「kpドメイン」のサイトは、基本的には北朝鮮にいる国民に向けて情報を発信するためのものです。

Googleで「朝鮮中央通信」を検索すると、 http://www.kcna.co.jp/index-e.htm が先にヒットしてしまいますが、情報量としては、日本ドメイン(jpドメイン)よりも、北朝鮮ドメイン(kpドメイン)の方が豊富です。

北朝鮮ドメインのサイトを開くと、「朝鮮中央通信」の画面右側に「日本語」のボタンがあるので、ここをクリックすると、日本語に翻訳されたニュースが読めます。

キーワード「米国」で検索すると、5つの記事がヒット

最新ニュースをキーワード「米国」で検索すると、5つの記事がヒットします。

<「米国」関連の最新記事タイトル>

(4月21日)
・米国の全面戦争には全面戦争で、核戦争には朝鮮式の核打撃戦で対応する

(4月22日)
・米国は朝鮮の戦略的地位を直視して分別のある行動を取るべきだ
・米国の挑発には正義の祖国統一大戦で応える
・米国と南朝鮮かいらい保守一味の核戦争策動を粉砕する

(4月23日)
・最後の墓が米国を待つ

どれもこれも物騒な記事ばかりになっています。

1番目の「全面戦争には全面戦争で対応する」(4/21)は日本のマスコミでも報じられたので、知っている人も多いと思いますが、最新の記事「最後の墓が米国を待つ」(4/23)では、核攻撃で対応することを強く主張しており、21日の記事よりも、少しヒートアップしているようにも感じます。

まとめ

北朝鮮は、自国に対してちょっとでも攻撃や領海侵犯があれば、核攻撃を辞さないと繰り返し警告しています。一方、米国は北朝鮮が6回目の核実験を行えば、先制攻撃も辞さないと主張しています。両者の妥協点は今のところ、見つかっていません。

<米国>

北朝鮮が6回目の核実験を実施したら、先制攻撃する

<北朝鮮>

米国が少しでも自国に手を出したら、核攻撃を実施する

中国が北朝鮮を説得しきるというのが一番、平和的な決着に見えますが、現時点ではあまり期待できません。

私たち日本人が安全保障上、気にしなければいけないのは、いつ米国と北朝鮮が軍事衝突するかという点です。

米国が北朝鮮を攻撃するなら、その前に韓国にいる在韓米軍の家族を先に避難させると言われています。米国が在韓米軍の家族に避難命令を出したら、攻撃開始はほぼ確定的でしょう。

今は、そのギリギリのところで踏みとどまっています。今日または明日に、北朝鮮が6回目の核実験を踏み切るかどうか、要注意です。

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