ringoのつぶやき

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DJ-中国の人民元需給引き締め、借り入れコスト押し上げ

2016年09月15日 12時33分38秒 | 為替

 

 中国政府がオフショアでの人民元取引を拡大しようとした時、元の信用収縮のことは頭になかった。

 だが最近、香港で人民元の短期借り入れコストが急上昇している。これは今年2回目だ。ここ数日、人民元の
1週間物香港銀行間取引金利(HIBOR)は8ポイント余り上昇して10.15%となっており、元安に賭ける取引コスト
が再び上昇している。

 このことは、元相場の動きが最近落ち着いているように見えるからといって、安心しすぎてはならないことを
教えている。

 考えられる原因の1つは、1年前の中国政府の為替介入だ。それは遠い昔の思い出のような気がするかもしれな
いが、中国は2015年8月に人民元を切り下げてから数週間、オフショアの元相場を安定させるために、ひそかに
香港市場に介入した。これにより、オフショア元相場はオンショアよりはるかに安くなった。中国政府は9カ月
前にも介入したが、その時は中央銀行の関係者が介入したことを認めた。
 
 想定される介入方法の1つは、中国の国有銀行が長期の通貨先渡しポジションをとることだ。トレーダーらに
よると、先週、一部の銀行が行っている数十億ドルの1年物先渡し取引が満期を迎えると予想されていた。だが
、そうはならず、銀行はオフショア市場でできる限り人民元を買い集め始めた。今週は中秋節の祝日で香港と中
国本土の市場が休場になることも、事態を悪化させた可能性がある。

 先渡し取引が満期を迎えたら、市場が需給逼迫(ひっぱく)に気付くことはまずなかっただろうが、この取引
は中央銀行かその他のコンデュイット銀行のいずれかのバランスシートで認識せざるをえなかっただろう。

 これらは全て、先渡し市場で再び人民元が急落する中で起きた。中国の外貨準備高の減少には歯止めがかかっ
たものの、資本流出は続いており、ここ数カ月はそのペースが加速している。

 中国政府は1年前にオフショア人民元の需給を引き締めた。投資家はその影響が長引くことを覚悟しておいた
方がいい。
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